自毛植毛の費用が安いおすすめクリニック7選！治療料金や後悔しない医院選びのポイントも解説

「自毛植毛したいけど費用が心配」
「後遺症が残るって聞いたから不安」

自毛植毛に興味がある方は、費用や施術後のリスクについて不安に感じることがあるでしょう。

この記事では、自毛植毛のメリットやデメリット、費用の相場や支払い方法、おすすめのクリニックや施術後のケアなどを詳しくご紹介します。

自毛植毛を検討されている方は、ぜひこの記事を参考にして、自分に合った選択をしてください。

自毛植毛とは？知っておきたい基本知識

「自毛植毛」とは、自分の健康な髪の毛を発毛組織ごと薄毛部分に移植する手術です。

自分の髪の毛を使うため、拒絶反応や副作用が少なく、自然な仕上がりが期待できます。

自毛植毛は日本皮膚科学会から承認されている、薄毛治療法の1つです。

しかし、費用が高額になりやすい点や効果の即効性がない点などもあります。

自毛植毛の術式にはFUE法・FUT法がある

自毛植毛には「FUE法」と「FUT法」の2つの方法があります。それぞれの特徴を以下の表にまとめてみました。

	FUE法	FUT法
施術方法	小さいパンチでドナーとなる毛根を一本ずつくり抜いていく	頭皮を帯状に切り抜くことでドナーをまとめて採取する
傷跡の目立ちやすさ	目立ちにくい	目立つ
移植した毛の生着率	高い	低い
術後の痛みの強さ	軽い	強い
施術にかかる費用	高価	安価

「FUE法」は、側頭部や後頭部の毛包を専用パンチでくり抜き、移植する株（グラフト）を採取する方法です。

傷跡が目立ちにくく、高密度の移植が可能ですが、治療時間が長くなりやすい・費用は高くなりやすいといったデメリットもあります。

「FUT法」は、側頭部や後頭部の毛包を帯状に切り取り、移植する株（グラフト）をまとめて採取する方法です。

治療時間が短く費用も抑えられますが、傷跡が目立ちやすい・術後の痛みを感じやすい、といったデメリットもあります。

自毛植毛の「グラフト」と費用について

「毛包」や「株（グラフト）」など、聞きなれない言葉ですが、ここでは意味と費用についても解説します。

「グラフト」とは、自毛植毛において、移植する毛根組織の単位のことです。(1つの毛包から平均2~3本の毛髪が生えている)

つまり、毛包と毛髪を含めた単位を「株(グラフト)」という単位で表すわけです。

自毛植毛の手術前には、必ずグラフト数を決めます。

なぜなら、グラフト数によって費用が変わってくるためです。そして、個人差がありますが、一般的には1000〜3000程度必要です。

「1グラフトの費用」×「必要グラフト数」で、おおよその料金イメージが立てられると思います。

「一般的な1グラフトあたりの相場」は以下になりますので、参考にしてください。

• 【FUE法】1グラフトあたり1000円～2000円程度
• 【FUT法】1グラフトあたり500円～1000円程度

自毛植毛を行うクリニックの選び方やポイント

自毛植毛の手術には高額な費用がかかります。

そのため、クリニック選びは慎重に行う必要があるでしょう。

では、どんな基準でクリニックを選べばよいでしょうか。

ここでは、自毛植毛を行うクリニックの選び方やポイントについてご紹介します。

自毛植毛の治療実績は豊富か

自毛植毛を行うクリニックを選ぶ際に、まず確認したいのが「治療実績」です。

治療実績を確認すれば、クリニックがこれまでにどれだけ多くの患者さんに自毛植毛を施術したか、その結果どれだけ満足度が高かったかということがわかります。

治療実績が豊富なクリニックは、技術力や信頼性が高く、安心して任せられると言えます。

また、治療実績だけでなく、施術前後の写真や口コミも参考にしてみましょう。

実際に自毛植毛を受けた人の声や姿を見ることで、効果や仕上がりについてイメージしやすくなります。

自毛植毛の費用は予算内に収まっているか

自毛植毛で、もう一つ重要なのが「費用は予算内」に収まっているかです。

自毛植毛は自由診療に分類されるため、数十万〜数百万円ほどの費用がかかります。

そのため、自分の予算に合ったクリニックを選ぶことは大事です。

費用はクリニックや施術方法によって異なりますが、一般的には移植する毛髪の本数に応じて決まります。

移植する本数が多いほど、仕上がりは自然で密度が高くなりますが、費用も高くなります。

自分の希望する仕上がりと予算をバランスよく考えましょう。

自毛植毛前のカウンセリングは丁寧か

自毛植毛を行う前は「カウンセリング」の質もチェックしましょう。

カウンセリングでは、自分の薄毛の状態や原因、自毛植毛の方法や効果、リスクや注意点などについて医師から説明を受けます。

また、自分の希望や不安なども、医師に伝えてください。

カウンセリングは自毛植毛を受けるかどうかを決める重要な機会です。

丁寧なカウンセリングを行ってくれるクリニックは、信頼できると言えます。

自毛植毛後のアフターケアが充実しているか

自毛植毛後の「アフターケア充実度」も見逃せません。

アフターケアとは、自毛植毛後に行うフォローのことです。

アフターケアでは、移植部分の経過観察やケア方法の指導、発毛促進や薄毛予防のための治療薬の処方などが行われます。

自毛植毛後のトラブルなどを考慮して、サポートの体制が整っているかをチェックしましょう。

自毛植毛がおすすめのクリニック7選

当サイトでは、以上のポイントをチェックしたうえで、自毛植毛のおすすめクリニックを厳選しています。

現在はAGAオンライン診療が可能なクリニックは多数ありますが、ここでは、自毛植毛がおすすめの通院可能なクリニック7選を紹介します。

ちなみに、AGAのオンライン診療がおすすめのクリニックは別記事でまとめてありますので、気になる場合は参考にしてください。

基本的に「カウンセリングは無料」ですので、まずは気軽に相談してみると良いでしょう。

※表内の金額は全て税込

髪型を変えずに植毛できる次世代の自毛植毛｜AGAスキンクリニック

投薬も含めた完全オーダーメイド｜駅前AGAクリニック

基本治療費0円｜湘南美容クリニック

術後のメンテ不要の「MIRAI法」｜親和クリニック

植毛生着率95%本音のカウンセリング｜アイランドタワークリニック

最先端医療ロボットARTAS（アルタス）導入｜TOMクリニック

自毛植毛24年のパイオニア｜紀尾井町クリニック

自毛植毛のメリットとは？3つのおすすめポイントを紹介

自毛植毛は、他の治療と比べてどんなメリットがあるのでしょうか？
メリットは以下の3点です。

自毛植毛がうまく定着すれば10年後も健全な状態を保てる

自毛植毛は、AGAの原因となる男性ホルモンの影響を受けにくい後頭部や側頭部の髪の毛を使用するため、移植した髪の毛が抜けることはほとんどありません。

移植した髪の毛は、自然に成長し生え変わります。

そのため、自毛植毛がうまく定着すれば10年後も健全な状態を保てると言われています。

ただし、自毛植毛はあくまで一部分の発毛組織を改善するための術式であり、移植していない部分の髪の毛はAGA治療を怠ると薄毛が進行してしまう可能性があります。

そのため、自毛植毛をしたからといって満足せず、日々の治療やケアを怠らないようにしましょう。

自分の髪の毛であるため拒否反応が起きにくい

自分の髪の毛であるため拒否反応が起きにくいというのも、自毛植毛の大きなメリットです。

人工的なものではなく、自分の細胞である発毛組織を移植するため、移植した髪の毛が体に馴染みやすく、拒絶反応や炎症などのリスクが低いと言えます。

また、自分の髪の毛なので、髪質や色などに違和感を感じないこともメリットです。

人工的なものではなく、自然な仕上がりになります。

短時間で自然な仕上がりにできる

短時間で自然な仕上がりにできるという点も、自毛植毛のメリットです。

「FUE法」と「FUT法」どちらも1回あたり数時間程度で施術が完了します。

また、1回あたり1000～3000株程度(2000～9000本程度)を移植できるため、高密度かつ均一な発毛効果が期待できるでしょう。

さらに、最新技術を用いた自毛植毛ではメスを使わない方法もあり、傷跡が目立ちにくく、術後の痛みや回復期間も短くなります。

自毛植毛は、短時間で自然な仕上がりにできるというメリットがありますが、効果が出るまでには数ヶ月はかかります。

移植した髪の毛は一度抜けて、新しい髪の毛が生えてくるところから効果が現れるものです。(初期脱毛)

そのため、即効性を求める方には向いていないかもしれません。

自毛植毛で後悔する前に知っておきたいリスクやデメリット

自毛植毛は、自然な仕上がりや拒絶反応の少なさなどのメリットがありますが、一方でリスクやデメリットも存在します。

自毛植毛を受ける前に、以下のポイントを把握しておきましょう。

自毛植毛は保険適用外で費用が高額

自毛植毛は、美容目的の治療ですので「保険適用外」となります。

そのため、費用は全額自己負担となります。

自毛植毛の費用は、移植する本数やクリニックによって異なりますが、一般的には数十万円から数百万円かかるといわれています。

また、自毛植毛だけではAGAの進行を止めることができないため、AGA治療薬や育毛剤などの併用が必要になる場合もあり、これらの費用も考慮する必要があります。

自毛植毛は植毛できる本数に限界がある

自毛植毛は、側頭部や後頭部から採取した髪の毛を移植するため、「採取できる本数に限界」があります。

また、採取部分の髪の密度も低下するため、何度も繰り返すことは難しいです。

そのため、広範囲に薄毛が広がっている場合や、高密度の移植を希望する場合は、自毛植毛だけでは満足できない可能性があります。

自毛植毛は頭皮に傷跡が残る可能性がある

自毛植毛は、頭皮にメスや針を使って切開したり刺したりする手術です。

そのため、「頭皮に傷跡が残る」可能性があります。

特に「FUT法」では、後頭部から帯状に皮膚を切り取るため、大きな傷跡が残りやすいです。

「FUE法」では、一つずつグラフトを採取するため、傷跡は小さく目立ちにくいですが、完全に消えるとは限りません。

傷跡が気になる場合は、カツラや増毛などの方法も検討してみましょう。

自毛植毛後の過ごし方や注意点

手術後には注意しなければならないこともあります。

ここでは、自毛植毛後に気をつけるべきポイントを2つ紹介します。

なお、ここで紹介したことは、あくまで一般的な知識です。

自己判断はせずに、医師の説明に従うことを忘れないようにしましょう。

移植部を掻いたり擦ったりしてはいけない

自毛植毛後、移植部にかゆみや痛みを感じることがありますが、絶対に掻いたり擦ったりしないでください。

移植した髪の毛が抜けてしまったり、傷口が化膿したりする恐れがあります。

また、シャンプーやブラシも傷口に触れないように注意しましょう。

移植部は清潔に保ち、医師から指示された薬やシャンプーを使ってください。

激しい運動や過度な飲酒は控える

自毛植毛後、1週間ほどは激しい運動や過度な飲酒を控える必要があります。

運動や飲酒によって血圧が上昇すると、移植部から出血したり、腫れや痛みが増したりする可能性があります。

また、汗や皮脂が傷口に付着すると感染症の原因にもなります。

自毛植毛後は無理をせず、ゆっくりと休養するようにしましょう。

自毛植毛に関するよくある質問

自毛植毛について知らないことや不安に思うことも多いでしょう。

こちらでは、自毛植毛に関するよくある質問をピックアップしてお答えします。

自毛植毛をした10年後はどうなっている？

自毛植毛は、自分の健康な髪の毛を薄毛部分に移植する方法です。

この方法のメリットは、移植した髪の毛が自分の髪の毛と同じように成長し、生え変わることです。

そのため、自毛植毛をした後も10年以上経っても、髪の毛が保たれる可能性が高いと言えます。

しかし、自毛植毛が絶対に大丈夫なわけではありません。

AGAの進行によって、移植した髪の毛以外の部分が薄くなることもあります。

そのような場合は、AGA治療薬や再度の自毛植毛などで対処しましょう。

自毛植毛で後悔する可能性はある？

自毛植毛で後悔しないためには、どんなことに注意すべきでしょうか？

まず、自毛植毛は高度な技術と経験を要する手術です。

そのため、クリニックや医師の選択が非常に重要になります。

国内では多くのクリニックが自毛植毛を行っていますが 、施術方法や料金、効果や副作用などはクリニックごとに多様です。

事前にインターネットや口コミなどで情報収集をし 、無料カウンセリングなどで相談してみることをおすすめします。

自毛植毛で後悔する原因としては、以下のようなことが考えられます。

• 移植した髪の毛が生着しなかったり、不自然に見えたりする
• 移植部分や採取部分に傷跡や炎症が残ったり、感染症を起こしたりする
• 施術費用が高額であり、追加費用やアフターケア費用が発生する
• 施術後に頭痛や痒みなどの不快感を感じる
• 施術前に期待した効果が得られなかったり、満足度が低かったりする

このようなリスクを回避するためには、信頼できるクリニックや医師を選び、施術内容や料金、効果や副作用などを事前に確認し、納得してから施術を受けましょう。

また、施術後は適切なアフターケアを行い 、医師の指示に従って生活することも必要です。

自毛植毛すると悲惨な頭皮になるって本当？

「悲惨な頭皮になる」というのは一般的に誤った情報です。

自毛植毛は「自分の健康な髪の毛を移植する手術」なので、拒絶反応や人工的な見た目を心配する必要はありません。

ただし、自毛植毛は高度な技術を要する手術であり、クリニックや医師の選択によっては、問題が発生する可能性があります。

例えば「髪の毛が不自然」に見えたり「傷跡や炎症が残る」などです。

問題を避けるために、信頼できるクリニックや医師を選びましょう。

少なくとも、今より悲惨にはならないはずです。

植毛はやめたほうがいいと言われるのはなぜ？

植毛はやめたほうがいいと言われるのは、以下のような理由があると考えられます。

• AGAの根本的な原因には対応できない
• 費用が高いので経済的負担が大きい
• 自分の髪の毛なので採取部分の髪の毛が減る
• 自然な見た目にならない可能性がある

しかし、これらの理由は一概に正しいとは言えません。

AGA治療薬と併用すれば、AGAの進行を抑えつつ発毛効果を高められますし、クリニックによっては費用の「割引制度」や「分割払い」なども利用できます。

植毛の採取部分は、メスを使わない方法・隠れやすい位置から採取など目立たなくできますし、見た目はクリニックの技術力や経験によって自然な仕上がりにすることも可能です。

自毛植毛の費用はどのくらいかかる？

自毛植毛の費用は、クリニックや手術方法、移植するグラフト数によって異なります。

一般的には、数十万円から数百万円程度が相場です。

自由診療であるため「保険適用外になる」ことも覚えておいてください。

また、手術費以外にもカウンセリング費や薬代、アフターケア費などが別途必要になる場合もあります。

そのため、事前にクリニックに詳細を確認しておくことが大切です。

自毛植毛と人工毛植毛の違いは？

ひとことでいうと、自毛植毛と人工毛植毛の違いは、移植する髪の毛の素材です。

自毛植毛では、自分の髪の毛を使用しますが、人工毛植毛では「人工繊維で作られた髪の毛」を使用します。

そのため、拒絶反応や炎症などのリスクが高く、髪質や色に違和感が出る可能性があります。

また、人工毛は生え変わらず劣化するため、定期的な交換が必要です。

反面、自毛植毛は自毛なので生え変わります。

費用面では自毛植毛の方が高額ですが、長期的に見ればコスパが良いといえます。