フケ・かゆみ対策シャンプーおすすめ人気11選！頭皮の乾燥を防止するのは？

「頭をきちんと洗っているのにフケが気になる」
「シャンプーが合ってない気がする」

このようなお悩みのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は頭皮のフケやかゆみにお悩みの方へ、フケ・かゆみ対策におすすめのシャンプーを以下のことを含めて11種類ご紹介します。

• フケ・かゆみが起きる原因
• フケ・かゆみを防ぐシャンプーの選び方
• 効果的なシャンプーの方法7STEP

フケ・かゆみ対策のシャンプーにお悩みの方はぜひ参考にして下さい。

フケ・かゆみが起きる原因

フケ・かゆみが起きる原因として、以下の2点があげられます。

フケとは、頭皮からでる老廃物（古い角質）であり、ターンオーバーによって角質が剥がれたものです。通常はシャンプーの際に流れていきますが、頭皮環境の悪化によりフケが多くなる場合があります。

さらに、頭皮環境の悪化で敏感になった頭皮は、フケが増えることによってかゆみを生じる場合があり、フケ・かゆみが気になる方は頭皮環境の改善が効果的です。また、生活習慣の乱れも頭皮環境の悪化につながる可能性があるため、見直す必要があるでしょう。

以下で詳しくご説明します。

頭皮環境がどう悪化しているかによって２つのパターンに分かれる

頭皮環境の悪化は「頭皮の乾燥」と「頭皮の脂の過剰分泌」の2パターンに分けられます。

どちらの場合でも頭皮のフケ・かゆみの原因となりますが、それぞれ理由や対策が異なるため、頭皮のフケ・かゆみ対策のためにはご自身の頭皮環境の悪化がどちらのパターンなのかを知る必要があります。

2パターンの特徴をご説明します。

１．頭皮が乾燥している

頭皮の乾燥はターンオーバーを早め、剥がれ落ちる角質（フケ）が多くなります。乾燥性の場合、細かくカサカサしたフケが特徴です。

また、乾燥でバリア機能が弱くなった頭皮は敏感になり、頭皮のかゆみを引き起こす恐れもあります。過剰な洗髪や洗浄力の強すぎるシャンプーの使用は頭皮に必要な皮脂まで落としてしまい乾燥を引き起こす場合があるため、ご自身に適したシャンプーを使用した上での優しい洗髪が大切です。

２．頭皮の脂が多い

頭皮の皮脂が過剰に分泌される場合も頭皮環境の悪化となり、フケ・かゆみの原因となる恐れがあります。

シャンプーのしすぎや洗浄力の強すぎるシャンプーは余計に皮脂を分泌させる原因となり、さらにすすぎ残しがあると残ったシャンプーが皮脂と混ざり合ったフケとなります。

そのため、脂性の場合、大きくベタついたフケが特徴です。

また、皮脂が過剰に分泌されると、皮脂を栄養源とするカビの一種であるマラセチア菌の増殖も、フケ・かゆみの原因になると考えられます。

生活リズムの乱れも頭皮環境を悪化させる一因

睡眠不足やストレスなどの生活リズムの乱れは、ホルモンバランスや自律神経を乱し、血行不良を引き起こす恐れがあります。血行不良が起こると、頭皮に必要な栄養や血液をスムーズに送れなくなる場合があり、頭皮環境の悪化につながる恐れがあるため注意が必要です。

また脂っこい高カロリーな食事ばかりの食生活は中性脂肪が増加し、皮脂の増加にもつながる可能性があります。

頭皮環境を改善するには頭皮ケアと共に、生活リズムや食生活の見直しも検討しましょう。

フケ・かゆみを防ぐシャンプーの選び方

フケ・かゆみでお悩みの方は、ご自身に適したシャンプーの使用で改善できる可能性があります。しかし、たくさんあるシャンプーの中から何を基準に選べばいいのか迷いますよね。

フケ・かゆみを防ぐシャンプーは頭皮の状態によって選び方が異なります。

下記で詳しくご説明しますので、ご自身に適したフケ・かゆみを防ぐシャンプー選びの参考にして下さい。

頭皮の乾燥が原因であれば、保湿成分配合のシャンプーを選ぶ

頭皮の乾燥を防ぐためにおすすめなシャンプーの選び方はこちらです。

まずはシャンプーの大切な役割である洗浄成分をみていきましょう。

系統	特徴	成分
アミノ酸系	人間の皮膚や髪と同じ成分で刺激の少ないマイルドな洗浄力。	ココイルグルタミンサンTEA ラウロイルメチルアラニンナトリウム
ベタイン系	アミノ酸系シャンプーよりもさらにマイルドな洗浄力。	コカミドプロピルペタイン ココアンホ酢酸ナトリウム
タンパク系	界面活性剤のなかで最も高品質でマイルドな洗浄力。	ココイル加水分解ケラチンK ココイル加水分解コラーゲンK

上記の洗浄成分は、低刺激でマイルドな洗浄力が特徴です。

洗浄力が強すぎるシャンプーは頭皮環境の悪化につながる恐れがあります。

次に、保湿成分配合が配合されているかも見ていきましょう。

保湿効果の高い成分にはセラミドやコラーゲンをはじめ、以下の成分があります。

成分名	期待できる効果
セラミド	頭皮に必要な脂分を補いうるおいを保持する。
ヒアルロン酸	髪と頭皮のうるおいを保持する。 エイジングケアの効果も期待できる。
グリセリン	頭皮をほぐし、保湿する。
天然オイル、植物由来のエキス	頭皮のうるおいを保持する。 天然由来の香りを与える。

また、アルコール成分は乾燥の原因になりやすいため注意が必要です。

頭皮の脂過多が原因であれば、殺菌・抗炎症成分配合のシャンプーを選ぶ

頭皮の脂過多を防ぐためには殺菌・抗炎症成分配合のシャンプーがおすすめです。
殺菌・抗菌成分はグリチルリチン酸2Kやサリチル酸など以下の成分があります。

成分名	期待できる効果
ミコナゾール硝酸塩	抗菌効果
サリチル酸	抗菌効果
イソプロピルメチルフェノール	殺菌効果

殺菌・抗炎症成分配合のシャンプーは頭皮が脂性の方におすすめですが、作用が強すぎる場合もあるため、ご自身の頭皮の様子をみながらの使用がおすすめです。

添加物については一長一短なので気にしなくてOK

添加物も気になるところですが、特定のアレルギーがない場合は気にしなくて大丈夫です。

シャンプーは腐りやすいため、防腐剤として「パラベン」という添加物が使われていたり、「ポリエチレングリコール」という添加物がシャンプーの泡立ちを良くするために使われていたりします。

無添加だからといって頭皮環境が良くなるというわけでなく、添加物入りだからといって悪化するわけでもありません。そのため、特定の物質にアレルギーをお持ちの方は注意が必要な場合もありますが、通常、過度に気にする必要はありません。

添加物の有無よりも、ご自身の頭皮や髪に合っているかどうかで判断しましょう。

【口コミあり】頭皮のフケ・かゆみを防ぐ人気シャンプー11選

改めて、頭皮のフケやかゆみで悩んでいる方向けのシャンプーの選び方をまとめておきます。

• 頭皮の乾燥が原因であれば、保湿成分配合のシャンプーを選ぶ
• 頭皮の脂過多が原因であれば、殺菌・抗炎症成分配合のシャンプーを選ぶ
• 添加物については一長一短なので気にしなくてOK

ご自身に適したシャンプーについて理解したら、いよいよシャンプー選びです。

【フケ・かゆみを防ぐ人気シャンプー11選！】

上記は頭皮のフケ・かゆみを防ぐおすすめできるシャンプーの比較表です。

人気なシャンプーが乾燥向けなのか、脂性向けなのか、また有効成分や価格についてもまとめました。

実際に使用した方の口コミも調査しましたので、ぜひシャンプー選びの参考にして下さい。

①メディクイックH｜頭皮のメディカルシャンプー

②haru kurokamiスカルプ

③リンスのいらないメリット

④ミノン薬用ヘアシャンプー

⑤サクセス薬用シャンプー

⑥オクト薬用シャンプー＆リンス

⑦プラーミア バランシングスカルプソープ

⑧ボタニカルシャンプー スカルプクレンズ

⑨h&s scalp｜ドライスカルプシャンプーポンプ

⑩h&s scalp｜オイリースカルプシャンプーポンプ

*口コミの効果は個人差があり、効果を保証するものではありません。

１１．スカルプD オーガニック スカルプシャンプードライ

効果的なシャンプーの方法7STEP

ご自身に適したシャンプーをさらに効果的にするには正しい洗髪が大切です。

ここでは頭皮のフケ・かゆみ対策に効果的なシャンプーの方法を7STEPでご説明します。

以下でSTEPごとにご説明します。

１．シャンプー前にブラッシング

シャンプー前には髪の毛をブラッシングしましょう。

シャンプー前のブラッシングは髪表面のホコリや皮脂を浮き上がらせると同時に、頭皮への軽い刺激によってフケも浮き上がらせる効果があり、シャンプーの際に洗い流しやすくなります。

また、髪の毛をほぐすことでシャンプーの泡立ちもよくなり、頭皮までシャンプーがいき届きやすくなるため、頭皮の洗浄効果を高めることにつながります。

頭皮の汚れやフケを落とす準備としてシャンプー前の優しいブラッシングがおすすめです。

２．髪全体をしっかりと濡らす

ブラッシング後は髪全体をしっかり濡らして髪と頭皮の予洗いをしましょう。

ぬるま湯を使用して髪全体を洗うことでブラッシングによって浮き上がらせたフケや汚れの多くが取り除かれます。

また、頭皮環境の悪化防止には頭皮の負担軽減が大切です。予洗いによる大まかな汚れの除去により、洗髪時間が短縮できるため、過度な洗髪も避けられて頭皮への負担が軽くなります。

３．シャンプーはよく泡立ててから髪につける

大まかに汚れやフケを落としたところで、よく泡立てたシャンプーで髪と頭皮を洗いましょう。

シャンプーをよく泡立てて使用することで、ゴシゴシ強く洗うことを防ぐ効果が期待できます。頭皮への摩擦は炎症をひき起こし、フケやかゆみの原因となる恐れがあります。

したがって、シャンプーはよく泡立ててから髪につけて、なるべく頭皮への摩擦によるダメージを軽減しましょう。

４．頭皮をマッサージするように汚れを落とすイメージで揉む

シャンプーの際は頭皮マッサージするようなイメージで汚れをおとしましょう。

頭皮をマッサージするように洗うコツは、指の腹を使った優しい揉み洗いです。

頭皮をゴシゴシと擦って洗うのは頭皮の負担となります。また、爪をたてて洗うと頭皮が傷つき炎症を起こし、かえってフケやかゆみの原因となる恐れがあるため、注意が必要です。

洗髪の刺激によって頭皮環境の悪化を招かないように頭皮をマッサージするようなイメージを心がけましょう。

５．トリートメント・リンスは頭皮につかないように

トリートメント・リンスはなるべく頭皮につかないように注意しましょう。

トリートメント・リンスの役割は髪の毛の補修や保護であり、頭皮のために使用するものではありません。頭皮につけると頭皮に油分が必要以上に残り、雑菌の繁殖など頭皮トラブルにつながる恐れがあります。

頭皮についてしまう理由として、トリートメント・リンスの量が多過ぎる可能性が考えられます。まったく頭皮につかないというのは難しいかもしれませんが、ご自身の毛量に合った量を使用し、なるべく頭皮につけないという意識を持つことが大切です。

６．しっかりとすすぐ

シャンプー後はシャンプーを、トリートメント後はトリートメントをしっかりすすいで流しましょう。

頭皮環境を良好に保つためにはシャンプーやトリートメント後にしっかりすすぐことが大切です。シャンプーやトリートメントの成分が残留すると頭皮に負担がかかり、せっかく頭皮や髪をきれいにしたのに、かえって頭皮環境の悪化につながる恐れがあります。

したがって、シャンプーやトリートメントはしっかりすすいで流し切るように心がけましょう。

７．ドライヤーで髪を乾かす

洗髪後はドライヤーでなるべく早く髪を乾かしましょう。

洗髪後の頭皮はきれいな状態ですが、濡れた状態が長くなればなるほど雑菌が繁殖し、ベタつきやフケなど頭皮トラブルにつながる恐れがあります。髪の毛の乾燥や痛みにもつながる恐れがあるため、洗髪後はなるべく早く乾かすことがおすすめです。

また、髪の毛が長い方や、毛量の多い方は、ドライヤーの前にタオルドライをすることでドライヤーの時間が短縮でき、ドライヤーの温風による頭皮や髪へのダメージを軽減できます。

フケ・かゆみを防ぐシャンプーのよくある質問

フケ・かゆみを防ぐシャンプーに関するよくある質問をまとめました。

シャンプー選びに疑問のある方は回答を参考にしてください。

ドラッグストアで買える市販の頭のかゆみに効くシャンプーは？

市販で買えるかゆみに効くシャンプーはこちらです。

• オクト薬用シャンプー
• ボタニカルシャンプースカルプクレンズ
• ミノン薬用ヘアシャンプー
• サクセス薬用シャンプー
• メディカルクイックH

市販のものは実際に手に取ってその日のうちに使える点でおすすめです。

男性のフケ・かゆみや頭皮の乾燥を防げるシャンプーのおすすめは？

男性におすすめのシャンプーはこちらです。

• サクセス薬用シャンプー
• h＆sドライスカルプシャンプーボトル
• h＆sオイリースカルプシャンプーボトル
• スカルプDオーガニックスカルプシャンプードライ

これらは男性の頭皮に合わせて開発されており、サッパリした洗い心地や香りの男性向けシャンプーです。

女性のフケ・かゆみや頭皮の乾燥を防げるシャンプーのおすすめは？

女性におすすめのシャンプーはこちらです。

• プラーミアバランシングスカルプ
• リンスのいらないメリット

プラーミアバランシングスカルプは、髪も頭皮も保湿できるため両方のケアをしたい女性向けのシャンプーです。また、脂性・乾燥性のどちらのタイプにも使用できるため、頭皮のタイプに迷っている方にもおすすめです。

リンスのいらないメリットは1本でヘアケア、頭皮ケアができます。そのため、お子さんと一緒のお風呂で忙しく、自分のケアをする時間がないという方におすすめです。