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ヒゲ部分にできるニキビの原因とは?対処法も解説

2022/11/14

目次

ヒゲ部分にニキビができる原因は、ヒゲ剃りにより肌が傷ついている、カミソリなどの刃が不衛生、保湿が十分にされていないなどです。この記事では、ニキビを作らない正しいヒゲ剃りの方法や、ニキビができてしまったときの対処法を解説します。

ヒゲ剃りでニキビができやすくなる原因

ヒゲ剃りの後にできるニキビは、肌への負荷やカミソリの刃が汚れている、不十分な保湿などが原因です。それらを含めた4つの原因について、下記で詳細を解説します。

カミソリによる肌へのダメージ

ヒゲ剃りによる肌へのダメージは、ニキビの原因となります。T字カミソリや電気シェーバーの刃が肌に当たると、肌を守っている角質層が傷つき、そこから細菌が入り込んでニキビになるのです。カミソリより電気シェーバーのほうが多少肌に優しいですが、肌に負荷がかかるのは同様です。根本的な解決には、ヒゲ剃りの回避が求められます。

カミソリの刃が不衛生

カミソリや電気シェーバーの刃が清潔に保たれていないと、ニキビが発生しやすくなります。長期間使用している刃は切れ味が悪く、より肌を傷つけます。また、保管場所がよくないと雑菌が繁殖している恐れがあり、そのまま使用すると毛穴に雑菌が入りやすくなります。カミソリの刃は14回に1回、電気シェーバーの外刃は1年に1回、内刃は2年に1回を目安に交換しましょう。また保管の際は、湿気が多い場所を避けることがポイントです。

ヒゲ剃り後の保湿ケアが不十分

ヒゲ剃り後に保湿を怠ると、ニキビが発生する原因になります。保湿とニキビは関係ないのではと感じるかもしれませんが、乾燥が原因で皮脂が過剰に分泌されると、ニキビになる恐れがあります。ヒゲを剃るときにはシェービング剤で肌を守り、ヒゲ剃りや洗顔、入浴後なども保湿を忘れないようにしましょう。

ニキビではなく毛嚢炎

ニキビとよく似た症状である、毛嚢炎(もうのうえん)になっているケースもあります。毛嚢炎は、毛穴から細菌が入り感染すると起こる症状で、赤くプツプツと発疹が出たり膿ができたりします。ヒゲを抜くことで発症する場合があり、原因としては毛を抜いた際に毛穴が傷ついて、細菌が入ってしまうからです。

特に、ヒゲが生えている部分の毛嚢炎は尋常性毛瘡(じんじょうせいもうそう)と呼ばれ、いわゆる「カミソリ負け」の状態なので、ヒゲ剃りを控えることが必要です。

ニキビを作らない!正しいヒゲの剃り方

ヒゲ剃りでニキビを作らないためのポイントを4つ解説します。どれも簡単にできる対策ですので、ぜひ取り入れてみてください。

シェービング剤を使用し丁寧にヒゲ剃りをする

シェービング剤を使用し、肌を守りながら丁寧にヒゲ剃りをすることが重要です。下記の手順でヒゲを剃りましょう。

1. 洗顔で汚れを落とす
2. 蒸しタオルで顔を温める
3. シェービング剤をまんべんなくつける
4. 毛の流れに沿って剃る(順剃り)
5. 毛の流れに逆らって剃る(逆剃り)
6. 丁寧にシェービング剤とヒゲを洗い流す
7. 保湿をする

入浴中であれば、蒸しタオルで顔を温める必要はありません。温めてヒゲを柔らかくすることが目的だからです。蒸しタオルは、濡れたタオルを緩めに絞ってラップを巻き、500W~600Wで30秒~1分ほど電子レンジで温めれば作れます。

シェービング剤は肌の保湿だけではなく、カミソリの刃の滑りをよくする役割もあるので、まんべんなくつけましょう。少量ではシェービング剤の効果を発揮できません。ヒゲ剃り後は保湿クリームなどを活用し、肌に潤いを与えます。

電気シェーバーの場合はそのままヒゲ剃りができますが、最後に保湿をする点は同じです。

ヒゲを剃ったあとに保湿をする

乾燥はニキビの元になるため、ヒゲ剃りの後は保湿を欠かさずに行います。

その際ドラッグストアなどで、男性用・女性用問わず肌質に合った保湿クリームを探しましょう。ヒゲ剃り後の保湿剤としては、抗炎症成分が入ったアフターシェーブローションがおすすめです。

電気シェーバーとカミソリを併用する

電気シェーバーのほうが、カミソリよりも肌へ与えるダメージが少ないため、カミソリと併用すると肌への負荷を減らせます。例えば、月曜日と金曜日はカミソリ、火曜日〜木曜日までは電気シェーバーという具合です。土曜日と日曜日のどちらか、ヒゲ剃りをしないで肌を休ませることができると、なおよいでしょう。

電気シェーバーとカミソリの刃を清潔に保つ

電気シェーバーもカミソリも、刃を適宜交換し、清潔に保つことが重要です。目安としては、電気シェーバーの外刃は1年に1回、内刃は2年に1回、カミソリの刃は14回に1回交換します。また、刃を洗ったあとはしっかり水気を取り、湿気が少ない場所に保管します。

もしヒゲ剃りでニキビができてしまった時の対処法

気をつけていても、ヒゲ剃り後にニキビができてしまうかもしれません。もし、ニキビができても、触ったり無理に潰したりしないでください。市販薬や皮膚科の薬を使用して治しましょう。下記で、ニキビの治し方について紹介します。

無理に剃らない・触れない

ニキビができたら、ヒゲ剃りは控えてニキビに触らないようにしましょう。触ると悪化したり、痕が残ってしまったりするからです。黒いニキビや白いニキビは、触らずにそっとしておくと治ることが多いです。

また、ニキビによって凹凸がある状態で無理にヒゲ剃りをしてしまうと、刃でさらに傷つける恐れがあるため注意しましょう。

軽度の場合は市販薬で対処する

ニキビの症状が軽度の場合は、ドラッグストアなどで購入できる市販薬を使います。それでも治らないときは、皮膚科へ行って薬を処方してもらいましょう。

皮膚科を受診し薬を処方してもらう

炎症を起こして赤みがひどいときや、広範囲にわたってニキビができているときは、皮膚科を受診しましょう。ニキビと思っていたものが毛嚢炎だった場合は、悪化する恐れもあるので、早めの受診がおすすめです。

ヒゲ脱毛をする

根本的な解決方法として、ヒゲ脱毛が挙げられます。ヒゲ脱毛をすれば、ヒゲ剃りの必要が基本的になくなるからです。ヒゲ脱毛はニキビを防ぐ以外にも、カミソリ負けを防ぐ、電気シェーバーやカミソリ代を節約できる、清潔感が出るなどのメリットがあります。

ヒゲ剃りをなくしてニキビを防ぐヒゲ脱毛

ヒゲ脱毛をすればヒゲ剃りの必要がなくなるので、ヒゲ剃りによるニキビの発症を抑えられます。さらに、ヒゲ剃りの煩わしさからも解放され、ヒゲ剃りにかかる費用も節約できます。

ヒゲ脱毛にはいくつか種類がありますが、しっかりと脱毛したいのであれば医療レーザー脱毛がおすすめです。これはサロンではなく、専門のクリニックで受けられる脱毛です。自宅用の脱毛機器や、サロンで使用している脱毛機器は、光脱毛という手法を用いており、こちらは痛みが少ない代わりに脱毛の効果は薄いです。

医療レーザー脱毛と光脱毛、どちらも脱毛完了までに複数回施術を受ける必要はありますが、完了すれば半永久的にヒゲ剃りをしないで済むようになります。

ヒゲ脱毛ならメンズ医療脱毛のレーザースキンクリニック

当院が導入している脱毛機は、日本人の肌質や毛質を研究して開発された蓄熱式脱毛レーザーです。従来の毛根を破壊する熱破壊式脱毛レーザーでは、痛みを強く感じやすく、施術後に腫れるなどのリスクがありました。

しかし、蓄熱式脱毛レーザーは毛根より浅いバルジ領域に作用し、一人ひとりに合った波長で施術が行えます。そのため、肌が弱い方も施術可能で、痛みも感じにくいのが特徴です。

コラムのまとめ

ヒゲ剃り後のニキビの原因は、カミソリや電気シェーバーの刃によって肌がダメージを受けている、刃が不衛生、保湿不足などが挙げられます。対策はシェービング剤を使って丁寧にヒゲを剃ることや、ヒゲ剃り後に保湿をしっかりすることです。ヒゲ脱毛をすればヒゲ剃りが不要になるため、根本的に解決が目指せます。

ヒゲ脱毛にはニキビを抑える以外にも、ヒゲ剃りの手間が省けることや清潔感が出ること、ヒゲ剃りにかかる費用を節約できることなどのメリットがあります。ヒゲ剃り後のニキビに悩んでいる方は、ヒゲ脱毛を検討してみましょう。