ヒゲ脱毛って何回すればいいの?回数と効果についてや、期間や間隔についても解説!
2022/07/15
目次
本記事では、脱毛方法ごとの詳細な回数や期間、作用と併せて10回の施術で実感がなかったときの対処方法をお伝えします。
ヒゲ脱毛の脱毛方法ごとの回数と作用について
ヒゲ脱毛の回数と作用は、脱毛方法によって異なります。ヒゲ脱毛の方法は、レーザー脱毛、美容電気脱毛、光脱毛がありますが、それぞれの回数と作用について下表にまとめました。開始してから「こんなに回数がかかると思わなかった」と後悔しないように、目安を知っておくと安心です。
また、ここでは永久脱毛について誤解が生じないよう、半永久脱毛としています。永久脱毛は最終脱毛後、1カ月経過したあとの毛の再生率が20%を下回ることを指します。
脱毛方法 | 薄くなるまでの回数 | つるつるになるまでの回数 | 作用 |
---|---|---|---|
レーザー脱毛 | 約5回 | 約13回 | 半永久脱毛 |
美容電気脱毛 | 約5回 (本数により前後) |
約15回 (本数により前後) |
半永久脱毛 |
光脱毛 | 約10回 | 約25回 | 減毛・抑毛 |
光脱毛と比べて、レーザー脱毛と美容電気脱毛は回数が少なく、半永久脱毛が可能です。
そのため、より効果の高い脱毛したい場合は、レーザー脱毛か美容電気脱毛がおすすめです。
レーザー脱毛と美容電気脱毛の大きな違いは、一度に脱毛できる範囲です。レーザー脱毛は高出力レーザーを用いて、一度に広範囲を照射して毛根を破壊します。一方、美容電気脱毛は毛穴に針を刺し、1本ずつ脱毛する方法です。その分、レーザー脱毛よりもつるつるになるまで、さらに施術が必要であり、作用は脱毛したい本数にも左右されます。なお、上記の表は1回300本とした場合の回数です。
また、光脱毛は作用が薄い分、施術時のレーザーによる痛みが弱いのが特徴です。
部位別のヒゲ脱毛の回数と作用
ヒゲの部位によって、作用が表れる回数は異なります。レーザー脱毛と光脱毛の回数、および作用を下表にまとめました。美容電気脱毛は、本数により異なるため、今回は省いています。
頬・もみあげ・あご下・首 | 鼻下・口下・あご | |
---|---|---|
レーザー脱毛 | 約5回 | 約10回 |
光脱毛 | 約10回 | 約15回 |
上記はセルケアで、ヒゲ剃りが不要になる程度までの回数です。部位によりヒゲの密度が違うため、必要な回数も変わってきます。鼻下・口下・あごの口周りは密度が高いため、必要な回数が多いです。
ヒゲ脱毛を行う期間って?
レーザー脱毛は、密度の濃い部位のヒゲ剃りが不要になるまで、約10回の施術が必要となり、期間の目安は約1年です。完全につるつるになるまでには、2年はかかると考えたほうがよいでしょう。もっと短期間で終えたいと思うかもしれませんが、脱毛は、毛周期に合わせて行うため、好きなときに施術できるわけではありません。毛周期は、大きく分けて成長期・退行期・休止期の3つの期間があり、脱毛はもっとも毛が伸びる成長期に行います。そのため、1カ月半~2カ月程度間隔を空けて施術をしなければならないのです。
脱毛する間隔について
レーザー脱毛は、1カ月半~2カ月程度の間隔で行います。毛が伸びる成長期に合わせて施術をしないと、脱毛作用が薄れてしまうためです。
早く作用を実感するため、期間を短くできないのか疑問に思う方もいるでしょう。しかし、短いスパンでの脱毛は作用が弱まるだけではなく、肌にもよくありません。レーザー脱毛は、高出力のレーザーを使用するため、少なからず肌にダメージを与えます。短い間隔で施術すると、肌のダメージが回復する前にレーザーを当てることになるのです。
ヒゲ脱毛を10回しても作用がない場合の対処法
脱毛方法やレーザーの種類の変更を考える
光脱毛で効果がないと感じた場合は、レーザー脱毛、美容電気脱毛を検討してみましょう。光脱毛は機器の出力が弱いため、その作用は減毛・抑毛程度に留まります。また、ヒゲが濃い場合も、思ったほど作用を感じられないかもしれません。
レーザー脱毛で作用が得られなかった場合は、レーザーの種類を変えてみましょう。種類によって、太い毛・産毛・日焼け肌に対応できるかどうかが異なります。
保湿を脱毛の前後に行う
乾燥で皮膚が固くなると、毛が抜けにくくなります。また、乾燥は角質を分厚くするので、機器の光が毛根まで届きづらくなります。そして、乾燥した状態での施術は、やけどのリスクが高まる恐れがあり、機器の出力を上げられません。これらを防ぐために、脱毛前には保湿をしましょう。施術直前だと保湿剤が毛穴に入り、レーザーの妨げになる恐れがあるので1日前を目安に行います。そして肌をケアするために、脱毛後の保湿も忘れないようにしましょう。
日焼け対策の徹底
日焼けをしていると、日焼けの肌の黒さと毛の黒さを機器が誤認してしまい、レーザーの照射が適切に行われないケースがあります。レーザー脱毛は黒の色素であるメラニンに反応し脱毛するので、肌が黒いと肌にも反応してしまい、脱毛作用が薄れるばかりか、やけどに繋がる恐れがあります。それにより、過度な日焼けをしていると、施術を断られる場合があるので注意しましょう。
出力を上げる
レーザーの出力が弱すぎると、思ったほど脱毛の作用を実感できないケースがあります。施術前に痛みが苦手だと申告していたり、施術中に痛そうにしていたりすると、出力を調整して様子見をします。痛みや作用の程度を相談しながら、出力の調整をしてもらいましょう。
ヒゲを抜かないようにする
レーザー脱毛は、ヒゲのメラニンに反応して脱毛します。そのため、ヒゲを抜いてしまうとレーザーが反応するヒゲがなく、脱毛の作用が薄れて脱毛が完了するまでの期間が伸びます。また、毛を抜くと肌へのダメージに繋がります。もし、ヒゲを抜いてしまった場合は、1カ月~2カ月経過してヒゲが生えてきてから施術を再開しましょう。
コラムのまとめ
ヒゲ脱毛は、方法により回数や作用が異なります。まとめたものを確認しましょう。
脱毛方法 | 薄くなるまでの回数 | つるつるになるまでの回数 | 作用 |
---|---|---|---|
レーザー脱毛 | 約5回 | 約13回 | 半永久脱毛 |
美容電気脱毛 | 約5回 (本数により前後) |
約15回 (本数により前後) |
半永久脱毛 |
光脱毛 | 約10回 | 約25回 | 減毛・抑毛 |
また、部位によっても回数は異なります。特にヒゲの密度の濃い口周りは、ヒゲ剃りが必要なくなるまでに、1年ほどかけて約10回程度レーザー脱毛の施術が必要です。しかし、あまり作用が実感できなかった場合は、脱毛方法やレーザーの種類の変更を検討してみましょう。他にも、脱毛前後の保湿や日焼け対策の徹底、レーザー出力を調整してもらう、脱毛前にヒゲを抜かないなども大切です。レーザー脱毛についてより詳しく知りたい方は、クリニックに相談してみましょう。