「低用量ピルにはどんな効果があるの?」
「もしかしたらピルは体に良くないの?」
低容量ピルの服用を検討している人なら、こんなことが気になる方も多いのではないでしょうか。
避妊以外にもさまざまな効果に期待できる低容量ピルですが、自分に合った薬を選びたいですよね。
そこで、当記事ではピルの種類や効果、服用時の注意点について詳しく解説しています。
また、オンライン診療でピルを購入できるクリニックの情報についても併せて紹介していますので、低容量ピルの服用に興味がある方はぜひ参考にしてください。
低容量ピルの主な効果は6つ
低用量ピルとは、2つの女性ホルモン「黄体ホルモン(プロゲステロン)」と「卵胞ホルモン(エストロゲン)」を配合したお薬で、エストロゲン含有量0.05mg以下のものです。
低用量ピルには排卵を抑制、子宮内膜の増殖を抑制・女性ホルモンのバランスを整える働きがあり、その結果として以下のような効果が期待できます。
- 高い避妊効果
- 生理痛(月経痛)の軽減
- PMSの軽減
- 生理前後の体調管理・生理不順の改善
- ニキビや吹き出物の改善
- 卵巣がんや子宮体がんのリスク軽減
ここでは、6つの効果について以下の項目で詳しく紹介します。
①高い避妊効果
低用量ピルは経口避妊薬の一種で1日1回の服用を継続することで高い避妊効果も期待できます。
副作用を軽減するために女性ホルモンの量を押さえており「OC:oral contraceptives」とも表記されます。
ピルに含まれる2種類の女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」が脳に作用し、卵子を成熟させる「卵胞刺激ホルモン」の分泌を抑制します。
排卵を妨げることにより、妊娠を回避することが可能です。
低用量ピルを正しく服用すると約99.7%の避妊効果が期待でき、コンドームや子宮内避妊用具に比べても、高い確率で避妊できるのが特徴です。
②生理痛(月経痛)の軽減
低用量ピルの服用により子宮内膜の増殖を抑えることができるため生理痛は軽減する効果が期待できます。
子宮内膜とは、受精卵の着床(妊娠)に備えて子宮内に作られる膜のことです。
着床しなかった場合は剥がれて生理として体外に排出されます。
子宮内膜にはプロスタグランジン・プラジキニンなどが含まれており、生理痛の痛みの原因となる物質であるとされています。
低用量ピルには子宮内膜の増殖を抑える作用があるため、月経血の量が減り、生理痛(月経痛)が軽減します。
辛い生理痛に悩まされている人や、子宮内膜症や月経困難症などの予防・治療を考えている方は、医師に相談し、低用量ピルの服用を検討すると良いでしょう。
参考:「薬と健康の情報局」第一三共ヘルスケア
参考:「治療薬としてのピルの話」杉並区医師会
③PMSの軽減
PMS(月経前症候群)の軽減にも低用量ピルの服用はおすすめです。
排卵から月経までの期間に黄体ホルモン・卵胞ホルモンの量が低下しPMSは起こります。
頭痛や倦怠感だけでなく、イライラや気分の落ち込みなどという症状が発症。
めまいや立ちくらみなどを引き起こす場合もあるため注意が必要です。
低用量ピルには女性ホルモンの生成を調整する働きがあるため、PMSの改善に用いられます。
PMSの重症タイプといわれるPMDDにも軽減や改善が認められています。
参考:「月経前症候群(PMS)と月経前不快気分障害(PMDD)」京都済生会病院
④生理前後の体調管理・生理不順の改善
低用量ピルを服用すれば、生理不順が改善し生理前後の体調管理が容易になります。
低用量ピルを服用すると体内の女性ホルモンのバランスが保たれ安定するからです。
生理周期が安定すれば試験や仕事などや、イベントごとに生理が重ならないよう対策できます。
ただし、生理日をずらしたい場合は中用量ピルなどを服用することを検討してください。
生理日を移動させる効果は、低用量ピルには認められていないからです。
このように、上手に低用量ピルを使用してPMSを緩和し、生理周期が安定すれば生理による体への負担を減らすことが可能になります。
⑤ニキビや吹き出物の改善
低用量ピルの服用で、ニキビや吹き出物の改善にも期待できる言われています。
ピルの効果でホルモンのバランスが整うと皮脂の過剰な分泌が抑えられ、ニキビや吹き出物などができづらい肌を目指せるからです。
生理周期に伴いニキビができやすい原因の一つは黄体ホルモンの分泌量の増加により皮脂量が増えることにあります。
普段からの肌を正常に保つためのケアに併せてピルを服用することで、より効果的にニキビや肌荒れを軽減できる可能性が高いのです。
⑥卵巣がんや子宮体がんのリスク軽減
低用量ピルの効果として卵巣がんや子宮体がんなどのリスクを減らすことが挙げられます。
低用量ピルを内服すると、体外からホルモンが入って来た事を感知して脳から卵巣にホルモンの分泌を止める指示が出され、その結果排卵が抑止。
また体中には、低容量ピルの効果で月経と同様の働きが起こり、少量の月経の様な出血があります。
この月経の動きは非常に小さく刺激も少ないため、子宮内膜症に対して悪い働きをせず、痛みも軽減します。
卵巣がんや子宮体がんを発症する原因の一つは排卵・生理により卵巣が刺激されるているためです。
低用量ピルの効果でその刺激が軽減するため、卵巣がんや子宮体がんのリスクを減らすことにつながるのです。
参考:卵巣がんと低用量ピル(LEP) 東京医科大学茨城医療センター
低容量ピルが向いている人は?効果的に飲んでいる人の特徴も解説
低用量ピルは生理の影響による体調不良や、避妊・病気リスクの軽減においても効果を期待できます。
低用量ピルの服用が向いている人は以下の4つのタイプです。
- 避妊したい人
- 生理痛やPMSに悩まされている人
- 肌荒れに悩まされている人
- 月経困難症の可能性がある人
こちらでは、低用量ピルの服用がおすすめの人について、詳しく解説します。
避妊したい人
避妊効果を期待する人には、低用量ピルの服用はおすすめです。
低用量ピルを正しく服用すると高い避妊効果が得られるからです。
しかし、ピルの服用だけで100%の避妊が保証される訳ではありません。
低用量ピルを服用する際も、使用方法に誤りがあれば、避妊率は低下してしまいます。
また、ピルを使用した場合も、避妊具の併用を心掛けることが大切です。
生理痛やPMSに悩まされている人
低用量ピルの服用は生理痛やPMSに悩まされている人におすすめです。
低用量ピルは子宮内膜の生成を抑制して生理痛を軽減、またホルモン分泌量の急激な変化を抑えPMSの抑制に効果を発揮します。
生理痛やPMSの重さには個人差があり、周りには辛さが理解されづらい場合があります。
できることなら、生理痛やPMSの負担は無理をせず、低用量ピルの服用により症状の緩和を目指すと良いかもしれません。
大切な予定と生理による体調不良が重ならないよう対処することも可能になります。
肌荒れに悩まされている人
ニキビや吹き出物などの肌荒れに悩まされている方にも低容量ピルの服用はおすすめです。
生理時期にはホルモンバランスの乱れにより皮脂量が増加し肌が荒れやすくなっています。
低用量ピルの効果で皮脂量の急激な増加を防げば、肌荒れを軽減することも可能です。
しかし、皮脂量以外にも肌荒れの原因は考えられます。
肌荒れに悩む方はまず皮膚科を受診し、医師の診断を受け原因を検討してから低用量ピルを処方してもらうと良いでしょう。
月経困難症の可能性がある人
月経困難症や子宮内膜症などの治療を目的に低用量ピルを処方される場合があります。
子宮内膜の生成や排卵を抑える低用量ピルが治療・予防に効果があるとされているからです。
診察・検査により月経困難症と診断され、ピルによる治療が有効と判断されると保険適用でピルの処方が受けられます.
月経困難症や子宮内膜症は不妊や体調不良の原因にもなるため、早めに婦人科を受診し、医師の診療を受けましょう。
低容量ピルを服用する際の注意点とは?効果からわかるデメリット4選
低用量ピルを服用する際は以下の4つの点について注意が必要です。
- 低用量ピルには副作用がある
- 必要なら吐き気どめや痛み止めなどを服用する
- 低容量ピル服用中も避妊具は使用する
定期的に診療を受ける 低用量ピルの注意点をよく理解し、安全に利用しましょう。
①低用量ピルには副作用がある
低用量ピルには副作用の可能性があるため注意が必要です。
特に飲み始めの時期は、ピルの影響でホルモンバランスが変化するため、以下のような副作用が起きやすい傾向にあります。
- 頭痛・腹痛
- 吐き気・嘔吐
- 不正出血
- 乳房の張り
- むくみ
上記のような副作用は1〜3ヶ月程度で治る場合が多いのですが、3ヶ月以上経っても症状が出続けている場合は自己判断せずに医師に相談した方が良いでしょう。
ピルの種類を変えてもらうなどの対策で改善する場合があります。
また、深刻な副作用として注意しておきたいのは「血栓症」です。
突然の足の痛みや腫れ・手足のしびれ・胸の痛みや息苦しさ・激しい頭痛、このような症状が発現した場合は「血栓症」の疑いがあるため、薬の服用を中止し医師に相談しましょう。
血栓症は早期発見と治療により改善できる病気です。
参考:低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(日本産科婦人科学会)
②必要なら吐き気どめや痛み止めなどを服用する
頭痛や吐き気などの副作用が現れた場合は医師に相談し、痛み止めや吐き気止めの処方をうけ服用しましょう。
低用量ピルによる副作用はホルモンバランスの変化により起こる症状で1ヶ月〜3ヶ月ほどでおさまっていきます。
その負担が大きい場合はピルと飲み合わせできる痛み止めや吐き気止めの処方を受けると無理なく服用が続けられるかもしれません。
特に嘔吐などで適量の薬剤が服用できていない場合、ピルの効果は低減するので注意が必要です。
また、低用量ピルの種類が合わず不安な場合は、我慢せずに医師相談しましょう。
ピルの種類が変更されると副作用が軽減する可能性もあります。
③低容量ピル服用中も避妊具は使用する
低容量ピルを服用すれば高い避妊効果を期待できますが、100%という訳ではありません。
飲み忘れや正しく服用できなかった場合には十分な効果を得られないからです。
また、ピルを服用中であっても避妊具の使用は徹底しましょう。
ピルと避妊具を併用することで避妊効果が高められ、粘膜接触による性感染症リスクを下げることが期待できます。
低用量ピルと避妊具の併用で望まない妊娠・感染・病気などのリスクから身を守りましょう。
④定期的に診療を受ける
低用量ピルの服用を開始した際は、定期的な診察・検診を受けましょう。
低用量ピルを服用した場合、わずかではあるものの血栓症や乳がん・子宮頸がんのリスクが高まると報告されているからです。
また、発症リスクのためだけではなく定期的に診察や検診を受けておくことで、他の病気の早期発見にも繋がり安心です。
万が一のリスクに備えるため定期検診に対応しているクリニックを選ぶことも検討してみましょう。
オンラインピル処方クリニック選びのポイント
まとまった時間が取れない方や近くに婦人科の診療をおこなう医療機関が無いという方ならオンラインでのピル処方がおすすめです。
こちらではピル処方可能なオンラインクリニックを選ぶ際のポイントを3つ紹介。
- ピルの種類が豊富に用意されているか
- ピルや診察代が相場に比べて高くないか
- 診察が土日や遅い時間でも対応しているか
上記の点を参考に自分に合ったオンライン診療クリニックを選びましょう。
ピルの種類が豊富に用意されているか
低容量ピルの処方を受ける場合、薬の種類が豊富に用意されているかということが大切です。
ピルは薬の種類によって配合バランスが違うため、副作用などが辛く負担になる場合、種類を変更する必要があります。
避妊や生理痛の緩和という目的や、自分の症状や体質に合ったピルを選べるクリニックを探しましょう
ピルの価格や診療代が相場に比べて高くないか
低用量ピルは継続して服用する薬なので、その金額が負担にならない価格かどうかも重要になります。
一般的なピルの値段は以下の通りです。
低用量ピル | 超低用量ピル | 中容量ピル | アフターピル |
---|---|---|---|
1,963円〜3,300円 | 6,077円〜10,285円 | 5,000円〜5,470円 | 8,800円〜16,000円 |
※料金は全て税込み表示(当サイト調べ)
薬代以外にもクリニックごとに診察料や送料を無料にしたり、定期購入などの割引をしたりなどのサービスも様々です。
また、オンライン診療でのピル処方は自由診療(保険適用外)となるため、クリニックによってかなり料金が異なります。
検討する際はトータル費用で比較してください。
診察が土日や遅い時間でも対応しているか
オンライン診療クリニックは診察が土日や遅い時間でも対応しており、希望する時間に受診できるかを確認しておく必要があります。
時間の調整が難しいためオンライン診療を選択するなら、自分の都合に合わせて受診できなくては意味がありません。
また、ピルが無くなりそうになったり、急な副作用などのトラブルがあったりした場合、夜遅くても相談できるクリニックなら安心です。
低容量ピルの効果が気になる方向けのクリニック7院を紹介
クリニック名 | クリニックフォア | DMMオンラインクリニック | メデリピル | スマルナ | マイピルオンライン | エニピル | ルナルナ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
低用量ピル価格(最安プラン) | 【定期配送】 2,783円/1シート |
【6ヶ月まとめプラン】 2,068円/1シート |
初回無料 2シート目以降 2,970円 | 【12シート一括決済プラン】 1,963円/1シート |
【定期便】 2,690円/1シート |
2,563円/1シート | 【おまとめプラン6シート】 1,898円1シート |
おすすめポイント |
|
|
|
|
|
|
|
診療代 | 1,650円 | 0円 | 0円 | 1,500円 | 1,650円 | 2,200円 | 1,500円 |
診療時間 | 7:00〜23:00 | 8:00〜22:00 | 10:00〜23:00 | 提携医療機関に準じる | 8:00〜20:00 | 24時間対応 | 提携医療機関に準じる |
配送料 | 550円 | 550円 | 0円 | 0円 | 550円
(バイク便 8,690円) |
毎月発送プラン 550円
12か月一括発送プラン 0円 |
0円 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※表内の金額は全て税込
「PR」「※CLINIC FORの情報提供元:CLINIC FOR」
低容量ピルの効果を期待するなら継続が必要があるため、無理なく長期的に利用できるクリニックを選ぶことが重要です。
こちらではオンラインピルおすすめクリニックを7院ご紹介します。
クリニックフォア|在籍医師によるオンライン診療
クリニックフォア
- 在籍医師が診療を担当
- 取り扱うお薬の種類が豊富
- 土日や夜間も対応可能
クリニックフォアの口コミでも好評なおすすめポイントは、在籍医師の診療が土日・夜間にも対応している点。
他のオンライン診療では、提携医療機関の医師が診療を行うことが多く、問診の申し込みをしてからシステムの応答まで時間がかかる場合があります。
こんな時も、クリニックフォアなら7:00〜23:00の診療時間からWEBにて予約し、診察を待つだけなので無駄なやりとりをする必要がありません。
またピルの種類も豊富なので、自分に合ったピルをしっかり相談して選びたい方にはぴったりです。
クリニックフォアの料金
低容量ピルの種類 ・値段 |
【定期配送】 2,783円/1シート |
---|---|
その他のお薬 |
|
診察料 | 1,650円 |
送料/配送プラン | 550円 |
※表内の金額は全て税込
クリニックフォアの低用量ピルは5種類ありますが、価格は一律3,278円と平均より少し高めです。
ピルの処方の最小単位は2ヶ月で、6ヶ月まで対応していますがまとめて購入しても割引はありません。
定期配送なら、通常価格から15%OFFとなり大変お得です。
クリニックフォアの口コミ・評判については別記事でさらに詳しく解説していますので、興味のある方は参考にしてください。
クリニックフォアの基本情報
予約方法 | WEB予約 |
---|---|
診療時間/休診日 | 7:00〜23:00 |
診察方法 | ビデオ診療 |
支払い方法 | クレジットカード ・GMO後払い ・代金引換 |
最短到着日 | 翌日 |
「PR」「※CLINIC FORの情報提供元:CLINIC FOR」
DMMオンラインクリニック|低容量ピルを最短当日配送
DMMオンラインクリニック
- 地域によっては当日受け取り可能
- 取り扱うお薬の種類が豊富
- 支払いにDMMポイントが使用できる
DMMオンラインクリニックでは、診療後最短で当日発送されるため、お住まいの地域によっては当日に受け取ることも可能。
また、処方できるピルの種類も多く低用量ピル以外にも超低用量ピル・ミニピルなどの取り扱いがあります。
支払いにはDMMポイント(*)が使えるため他の提携サービスで取得したポイントで支払うことができます。
*DMMポイントとは、DMMで使えるプリペイド(前払い)式の電子マネー。1ポイント = 1円として、買い物に使用可能。
DMMオンラインクリニックの料金
低容量ピルの種類 ・値段 |
【定期便】
|
---|---|
その他のお薬 |
|
診察料 | 0円 |
送料/配送プラン | 550円 |
※表内の金額は全て税込
DMMオンラインクリニックでのピルの価格は一般的なオンラインクリニックの平均よりは安価です。
中でも低用量ピルは「定期便の3ヶ月分まとめ配送」が最安値となります。
また診療代が無料というのも嬉しいポイントです。
DMMオンラインクリニックでさらに配送料を抑えたい場合は6ヶ月分をまとめて購入することをおすすめします。
DMMオンラインクリニックの口コミ・評判については別記事でさらに詳しく解説していますので、興味のある方は参考にしてください。
DMMオンラインクリニックの基本情報
予約方法 | WEB予約 |
---|---|
診療時間/休診日 | 8:00〜22:00 |
診察方法 | ビデオ診療 |
支払い方法 | クレジットカード ・DMMポイント払い |
最短到着日 | 当日 |
メデリピル|低用量ピルが初月1シート無料
メデリピル
- 初月低用量ピル1シート無料で気軽に始められる
- 診療代がずっと無料で継続しやすい
- 診療を担当するのは産婦人科医
初回分1シートが無料となるメデリピルならお得にピルの服用を始めることができます。
診療代無料・送料550円と良心的な価格設定なため、口コミでも評判が高いクリニックです。
予約はLINEにて公式アカウントを友達登録し、空いている予約時間からに自分自身で希望を記入します。
診療は提携医療機関の現役産婦人科医によって行われるので安心です。
メデリピルの料金
低容量ピルの種類 ・値段 |
|
---|---|
その他のお薬 |
|
診察料 | 低用量ピル/超低用量ピル 0円 中用量ピル/アフターピル 1,650円 |
送料/配送プラン | 送料 0円 東京23区内限定当日便あり 別途送料:3,850円(アフターピル) |
※表内の金額は全て税込
メデリピルで低用量ピルの処方を受けると初回1シートが無料となります。
2回目以降からは自動的に毎月お届けプランに移行。
そのほかにも6ヶ月・3ヶ月のおまとめプランがあり、発送回数をまとめることで送料分がお得になります。
長く続けたい方はぜひ検討してみましょう。プランの変更は初回お届け後にLINE公式アカウントより連絡があり、手続きが可能です。
メデリピルの口コミ・評判については別記事でさらに詳しく解説していますので、興味のある方は参考にしてください。
メデリピルの基本情報
予約方法 | LINE予約 |
---|---|
診療時間/休診日 | 10:00〜23:00 |
診察方法 | ビデオ診療(音声のみOK |
支払い方法 | クレジットカード ・Amazon Pay ・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払い・後払いペイディNP後払い |
最短到着日 | 翌日 |
スマルナ|無料アプリで24時間365日受付
スマルナ
- 定期便は業界最安値を追求
- 希望に合わせて最適な医師をチョイス
- 診察予約・相談は無料・24時間365日受付
スマルナは、インターネットを用いた婦人科特化型オンライン診察プラットフォームです。
現在累計100万ダウンロード(2023年8月時点)を突破し、10代〜30代を中心に多くの女性が利用しています。
申込時には提携医療機関で働く医師の中から自分の希望に合った医師を選任し診療・相談が可能。
ピルの価格は業界最安値を追求、配送はプライバシーに配慮されており、家族や周りの方にもバレずに購入できます。
スマルナの料金
低容量ピルの種類 ・値段 |
【12シート一括決済プラン】1,963円/1シート |
---|---|
その他のお薬 | 中容量ピル 超低用量ピル アフターピル 漢方薬(各種) |
診察料 | 1,500円 |
送料/配送プラン | 0円 |
※表内の金額は全て税込
スマルナは定期便の業界最安値を目指している点が高評価です。
なんと、100万ダウンロード突破記念として低用量ピルを1シート:1,963円で販売。(通常の12シート一括決済から5,000円OFF)
そのほかにも女性目線で「あったらいいな」と思えるお薬を各種取り揃えていています。
自身の症状に合わせて、ピルと一緒に服用してみたい薬がある場合は、医師に相談して処方を受けましょう。
スマルナの口コミ・評判については別記事でさらに詳しく解説していますので、興味のある方は参考にしてください。
スマルナの基本情報
予約方法 | 専用無料アプリ |
---|---|
診療時間/休診日 | 提携医療機関に準じる |
診察方法 | ビデオ診療・アプリチャット |
支払い方法 | クレジットカード ・NP払い |
最短到着日 | 翌日 |
マイピルオンライン|医師が直接電話で診療
マイピルオンライン
- 低用量ピルが1日あたり約96円〜で始められる
- 医師が直接電話で診療
- 血液検査が自宅で可能
マイピルは口コミでも好評で、1日約96円〜(2,690円)と、初心者でも始めやすい価格設定です。
ピルを急いで入手したい場合には東京23区内に限り、バイク便対応で最短当日到着のシステムが利用可能。
また、処方されたお薬の副作用確認のため、自宅でできる血液検査キットの取り扱いがあり、副作用を確認する目的以外にも、生活習慣病の検査項目を確認することができます。
マイピルオンラインの料金
低容量ピルの種類 ・値段 |
【定期便】一律 2,690円/1シート |
---|---|
その他のお薬 |
|
診察料 | 0円 |
送料/配送プラン | 550円 |
※表内の金額は全て税込
マイピルの低用量ピルはそれぞれに単価がありますが、定期プランでは一律2,690円になります。
ほかにも低用量ピルを3シート・6シートとまとめて購入できるプランがあり、再診料や送料は無料です。
公式サイトでは超低用量ピルなどの取り扱いは確認できませんでしたが、妊娠検査薬が1回分から販売されています。
マイピルオンラインの口コミ・評判については別記事でさらに詳しく解説していますので、興味のある方は参考にしてください。
マイピルオンラインの基本情報
予約方法 | WEB予約・LINE予約 |
---|---|
診療時間/休診日 | 8:00〜20:00 |
診察方法 | 電話診療 |
支払い方法 | クレジットカード決済・銀行振込・コンビニ後払い |
最短到着日 | 当日 |
エニピル|オンライン診療は24時間対応
エニピル
- 在籍医師が24時間診療対応
- 薬の配送はプライバシーに配慮
- 取り扱うピルの種類が豊富
エニピルは24時間予約受付・診療を行っており「急いでピルが必要となった時」「仕事などで日中時間の取れない時」の強い味方です。
低容量ピル購入時は「12か月一括発送プラン」を利用すると毎月の送料が無料となりさらにお得に利用できます。
低容量ピル配送の際は住所記入欄に「クリニック」などの医療機関を連想させる表記はなく、品名「雑貨」として発送。
家族や周りの方にわからないように配慮されている点も、エニピルの口コミ・評判が良いポイントでしょう。
エニピルの料金
低容量ピルの種類 ・値段 |
|
---|---|
その他のお薬 |
|
診察料 | 2,200円 |
送料/配送プラン | 毎月発送プラン 550円 12か月一括発送プラン 0円 |
※表内の金額は全て税込
エニピルの購入方法には「毎月発送プラン」と12ヶ月分がまとめて届く「12ヶ月一括発送プラン」の2種類があります。
毎月発送プランは月々の負担が2,563円1シート+550円です。
「12ヶ月一括発送プラン」では配送料が無料となり年間ではトータルで6,600円お得になります。
どちらも初診では診療代が2,200円発生するのは同様です。
エニピルの口コミ・評判については別記事でさらに詳しく解説していますので、興味のある方は参考にしてください。
エニピルの基本情報
予約方法 | WEB予約 |
---|---|
診療時間/休診日 | 24時間対応 |
診察方法 | 電話診療 |
支払い方法 | クレジットカード・後払い(コンビニ・郵便局・銀行)・LINEPay |
最短到着日 | 翌日 |
ルナルナおくすり便|いつでも解約OKなので始めやすい
ルナルナおくすり便
- 最安プラン:1シート1,898円
- 気軽にLINEで相談できる
- いつでも解約OK
株式会社エムティーアイが運営する生理管理アプリ「ルナルナ」は、女性なら一度は聞いたことのあるサービスではないでしょうか。
そのルナルナががピル処方に特化した専用アプリとしてリリースしたのが「ルナルナおくすり便」です。
低用量ピルは1シート1,898円〜と始めやすい価格で提供。
専用アプリから申し込むと医師のLINEアカウントに案内され、診療・相談はチャット・ビデオ通話で行われます。
購入回数などの縛りもなく、いつでも好きなタイミングで解約できるため初めての方でも安心です。
プライバシーに配慮された梱包で誰にもバレずにピルが受け取れます。
ルナルナ の料金
低容量ピルの種類 ・値段 |
【おまとめプラン6シート】 1,898円1シート (対応するお薬は*のみ) |
---|---|
その他のお薬 | 取り扱いなし |
診察料 | 1,500円 |
送料/配送プラン | 0円 |
※表内の金額は全て税込
ルナルナおくすり便の評判は大変良いのですが、販売は低用量ピルのみで、他のピル(中容量ピル・アフターピルなど)の取り扱いはありません。
低容量ピルの種類も少ないため、自分に合うピルをいろいろ試したいという方には不向きです。
しかし、ファボワール ラベルフィーユの服用で問題のない方なら、業界最安値の価格で処方を受けられます。
ルナルナおくすり便の口コミ・評判については別記事でさらに詳しく解説していますので、興味のある方は参考にしてください。
ルナルナ の基本情報
予約方法 | 専用アプリ予約 |
---|---|
診療時間/休診日 | 提携医療機関による |
診察方法 | ビデオ診療・電話診療・アプリチャット(LINE) |
支払い方法 | クレジットカード |
最短到着日 | 翌日 |
低容量ピルの効果に関するQ&A
低容量ピルの効果に関するQ&Aについて紹介します。
低用量ピルの種類について知りたい「相性」「世代」とは?
低用量ピルにはホルモンの配合割合の違いで「相性」に分けられ、その製剤の発時期により「世代」に分けられています。
低用量ピルに含まれている2種類のホルモンのうちエストロゲン(卵胞ホルモン)は全て一定量です。
黄体ホルモン(プロゲスチン)の配合割合により、日本では一相性か三相性のピルに分類されます。(*)
画像引用:はるこレディースクリニック
- 一相性のピル:エストロゲン(一定)・黄体ホルモン(プロゲスチン)が全ての期間の粒で同じ量がふくまれる
- 三相性のピル:エストロゲン(一定)・黄体ホルモン(プロゲスチン)が月経周期の期間により段階的にふくまれる
*配合ホルモン量が2段階に変化する二相性の低用量ピル「製剤名:エリオット21(明治製菓)」については、現在での取り扱いは確認できませんでした。
3相性に分類されるピルでは自然の月経に近いように黄体ホルモンを段階的に調整しており不正出血も起こりにくいともいわれています。
また低容量ピルはアンドロゲン作用(食欲増進、体重増加、多毛、ニキビなど)の強さで以下の第1世代〜第4世代に分けられています。
第1世代:NET(ノルエチステロン) 月経困難症のコントロールにも優れている
|
|
---|---|
第2世代:LNG(レボノルゲストレル) 不正出血が起こりにくく安定した周期を作りやすい |
|
第3世代:DSG(デゾゲストレル) ニキビ治療や多毛症の改善に期待が持てる |
|
第4世代:DRSP(ドロスピレノン) 超低用量化されているので副作用が起こりにくいこと |
|
世代が進むにつれて、NET⇒LNG⇒DSG⇒DRSPの順にアンドロゲンの作用は弱くなります。
適応や副作用の出方が黄体ホルモンの種類で変わるため、自分に合ったピルが選択可能。
低用量ピルでは、元々含まれているホルモン量が低用量なので、副作用として現れる症状はどの種類でも少なくなるように開発されています。
参考:「ピルの種類と特徴・違い」よこすか内科・小児科 はるこレディースクリニック
参考:「低用量ピルの種類は全部で4つ!それぞれの違いや特徴は?」プライベートクリニック
低用量ピルの処方は保険適用外?
オンライン診療によるピル処方は保険適用にならないケースが多いでしょう。
避妊や月経移動のためのピル処方は治療が目的ではないため自費診療となります。
月経困難症や子宮内膜症などの治療を目的とする処方であれば保険が適用されますがオンライン診療で対応しているクリニックはごくわずかです。(*)
治療のためのピルを処方してもらう場合は、対面のクリニックを受診し、医師の診察を受ける必要があります。
*条件として初診のみ来院し、以後の投薬はオンラインで購入可とする場合がほとんどです。
低容量ピル服用は将来の妊娠に影響する?
ピルを服用していても将来的に妊娠への影響は低いとされています。
低用量ピルの服用をやめれば、通常通り月経が訪れ妊娠できる状態へと戻るからです。
ピルの服用は不妊につながる病気の1つである子宮内膜症の予防も期待できるため、妊娠においてメリットとなります。
また、低用量ピルを服用することは、生理痛やPMSの負担を軽減させつつ将来的な妊娠にも備えられるためおすすめです。
参考:「経口避妊薬服用後妊娠による心身障害児」国立保健医療科学院
低容量ピルを飲んでいればコンドームは不要?
避妊のためには低用量ピルを正しく服用した上で、コンドーム(避妊具)を使用する方が良いでしょう。
2種類のホルモンが排卵・子宮内膜の増殖を抑制し、着床率・妊娠率を下げるため高い避妊効果が期待できるのが低容量ピルです。
しかし、正しく服用し続ければ高い避妊効果を期待できますが、人為的な影響があれば妊娠の可能性はあります。
ピルを飲み忘れてしまったり、副作用で嘔吐し服薬量が足りない場合は、ピルによる避妊効果を十分に期待できません。
粘膜接触による性感染症リスクを避けるためにも避妊具の併用を徹底しましょう。
低容量ピルを飲み忘れたときの対処は?
もし低用量ピルを飲み忘れた場合、避妊効果を十分に期待できない可能性があるため注意が必要です。
飲み忘れてたとしても正しく対処すれば、ピルの諸効果を取り戻せるため、対処法について知っておきましょう。
一般的には以下のような対処法になりますが、服用するピルによって対処法に違いがあるため基本的には医師の指示を仰ぎ対処しましょう。
- 24時間以内なら飲み忘れた分をすぐに服用(以降は通常通り服用)
- 1日分の飲み忘れがあれば次の日に2錠服用
- 3日以上飲み忘れた場合は服用を中止
低用量ピルは1日の服用時間や服用量が決まっており、用法用量を守らなければ効果はありません。
飲み忘れが不安な場合はスマホアプリと連動し、服用タイミングの通知が来るサービスなどを利用してみるのも良いでしょう
低容量ピルはほかの種類に変えて大丈夫?
ピルをほかの種類に変えたい場合は、医師と相談してから決める必要があります。
ピルは種類によって配合されている成分やホルモン量が異なり、服用者との相性(効果・副作用)があるためです。
ピル服用からの症状や体調の変化を医師に専門的に判断してもらえば、相性の良いピルを見つけやすくなるでしょう。
ピルを変更をした場合、避妊効果は一旦不安定になり、初期変化である副作用も再び起きる可能性があります。
1〜3ヶ月を目安に飲み続け様子を見ましょう。
低用量ピルは何歳から飲める?
低容量ピルは月経が始まっていれば服用可能です。
閉経前まで使用できますが、18歳〜40歳を目安にしているクリニックが多いです。
生理痛や生理不順に悩む中学生や高校生でもピルは服用できますが、未成年の場合は保護者の同意を必要とする場合があります。
また、年齢とともに血栓症のリスクが高くなるため40歳を目安に服用を中止するケースが多いです。
喫煙者である場合、血栓症のリスクが高まるため35歳以上では服用できない場合があります。