札幌のピル処方おすすめクリニック10選！費用が安い人気院や低用量ピルの効果も解説

「札幌でピルを処方できるクリニックはどこがおすすめ？」
「ピルを安く処方できるクリニックはどこ？」

札幌でピル処方ができるクリニックをお探しの方なら、こんな疑問をお持ちですよね。

最近では、避妊効果や、月経前症候群（PMS）の軽減のためピルを選択する人が増えています。

そこで、本記事では札幌でピルが購入できるクリニックを7院、また手軽にピルが購入できるオンラインクリニックを3院ご紹介。

最後までご覧いただければ、クリニックを選ぶ際のポイントがわかり、併せてピルが安いおすすめのクリニック情報が入手できます。

札幌市にある多数のクリニックの中から、自分に合った医院を選ぶ際の参考にしてください。

札幌でピル処方ができるクリニックを選ぶ際のポイント

こちらでは札幌でピルの処方ができるクリニックを選ぶ際のおすすめポイントを紹介しています。

ピルは月経前症候群（PMS）の緩和や避妊などに効果がある薬ですが、ほとんどのクリニックの処方では自由診療にあたるため保険適用がされません。

クリニックや医療機関によって独自のサービスがあり、その価格にはかなりの差が出ています。

そんなピルの処方ができるクリニックを選ぶポイントは以下の4点。

• 平均相場を基準にピルが安いクリニックを選ぶ
• ピルの種類が豊富なクリニックを選ぶ
• 通いやすい場所にあるクリニックを選ぶ
• オンラインピル処方ができるクリニックを選ぶ

ピルの効果を実感するためには、自分の希望に合ったクリニックを選ぶことが大切です。

平均相場を基準にピルが安いクリニックを選ぶ

ピル処方を受ける時は、自分の予算に合った安いクリニックを選びましょう。

ピルは1度の投与で効果が得られるものではなく、長期の連続服用が必要な薬なので、月々の費用を考え負担にならないように選ぶ必要があります。

以下の札幌の平均相場を参考に検討してください。

＜ピル相場平均・札幌＞

超低用量ピル	低用量ピル	中用量ピル	アフターピル
１シート6,500円前後	１シート2,500円前後	5,000円程度	10,000〜15,000円程度

また自由診療の場合は、診断料や送料などの諸経費にも、クリニックによる価格設定にかなりの差があります。

自分が効果を得たい期間の総額として、検討すると良いでしょう。

ピルの種類が豊富なクリニックを選ぶ

自分の症状や体質に合ったピルを選ぶ必要があるため、取り扱う薬の種類が多いクリニックが良いでしょう。

ピルはその製品ごとに薬剤や配合量に違いがあるので、症状にあったものを選べば副作用の心配も軽減され、安定して続けることができます。

エストロゲンの配合量によって主に4種類のピルに分かれ、使用目的や期待される効果は以下の通りです。

ピルの種類	超低用量ピル	低用量ピル	中用量ピル	アフターピル
	エストロゲン含有量0.03㎎以下	エストロゲン含有量0.05㎎以下	エストロゲン配合量0.05㎎以上	エストロゲン含有なし
使用の目的	PMSの改善 月経痛の改善 ニキビの改善	避妊 PMSの改善 月経痛の改善 ニキビの改善	月経移動	緊急避妊

＜クリニックで扱う主な低用量ピル製品と特徴>

黄体ホルモンの種類	薬剤	特徴
ノルエチステロン 第1世代　1相性・3相性	・ルナベル配合錠LD/ULD*（1相性） ・フリウェル配合錠LD/ULD*（1相性） ・シンフェーズ（3相性）	月経困難症のコントロールに効果 子宮内膜症の治療に用いられる
レボノルゲストレル 第2世代　3相性	・トリキュラー ・アンジュ ・ラベルフィーユ	自然なホルモンバランス 不正出血や副作用が起きづらい
デソゲストレル 第3世代　1相性	・マーベロン ・ファボワール	肌荒れ・ニキビ改善・多毛症への効果も期待できる
ドロスピレノン 第4世代　1相性	・ドロエチ配合錠 ・ヤーズ配合錠 ・ヤーズフレックス配合錠	比較的副作用が少ない ニキビが改善・むくみにくい

＊ULD(超低用量ピル）：超低用量ピル製剤は低用量ピルとほぼ同様の成分ですが、低用量ピルよりもエストロゲンが少なく、月経困難症の治療に用いられます。避妊目的には処方されません。

医師に相談しながら自分にぴったりのピルを選択することが、長期継続するための必須条件と言えます。

通いやすい場所にあるクリニックを選ぶ

ピル服用を検討するなら、札幌市付近で実際に通いやすい立地条件かという点を基準に選択するのも良いでしょう。

定期検診や服用継続のために再診を受ける場合、自宅や職場からの距離が近い、また最寄駅からの直結などの条件はとても大切です。

営業時間や休診日もチェックし、自分が通いたい時間や曜日に営業しているかを確認してください。

オンラインピル処方ができるクリニックを選ぶ

オンラインでピル処方が診療が可能なクリニックを選ぶのも良いでしょう。

オンライン診療に対応しているクリニックなら、移動時間や交通費を心配する必要がなく、忙しい方でも気軽にスマホ一つで受診できます。

また、婦人科への受診に抵抗を感じる人にもオンライン受診は最適です。

直接対面せず自宅などから受診できるため、プライバシーも気にする必要もありません。

参考：オンライン診療研修実施概要　厚生労働省
参考：緊急避妊法の適正使用に関する指針　厚生労働省
参考：「低用量経口避妊薬一覧表」日本産婦人科学会

札幌でピルの処方ができるおすすめクリニック7選！

※表内の金額は全て税込

札幌市に多数あるクリニックの中から、ピルの処方を扱うおすすめのクリニックを7つ紹介しています。

その特徴を比べて、自分が行ってみたいと感じるクリニックを探しましょう。

①ネオクリニック｜豊富な種類のピルを取り扱っている

②札幌西レディースクリニック｜些細な相談もしやすいクリニック

③アステリアクリニック｜最短当日ピルをお届け

④エナ大通りクリニック ｜通いやすく居心地が良いクリニック

⑤はやしたくみ女性クリニック｜初めての方は院長が診察

⑥ゆめみレディースクリニック｜火・金曜日は19時30分まで診療

⑦まどかレディースクリニック｜駅直結で通いやすい

ピルの処方が安い・便利なオンラインクリニック3選！

札幌市内から少し離れた場所にお住まいの方や、日中にクリニックへの来院が難しい方は、ピルのオンライン処方がおすすめです。

対面診療のクリニックで購入するより少し高い印象があるオンラインピル処方。

しかし、以下の３つのクリニックなら「お得に」「便利に」ピルの処方を受けられます。

※表内の金額は全て税込
「PR」「※CLINIC FORの情報提供元：CLINIC FOR」

①クリニックフォア｜国内最多・国内製ピルを処方

②エニピル｜24時間いつでも電話で診療

③DMMオンラインクリニック｜DMMポイントがつかえる

ピル服用のメリットを紹介

最近では感染症の影響などもあり、オンラインで薬を購入するスタイルが定着してきました。

医療機関やクリニックを訪れなくても、手軽にピルの購入ができるようになってきたのです。

そんな背景の中で、避妊も相手任せにしたくないという女性の中では、徐々にピルの使用者が増えています。

ピルの効果として挙げられるのは以下のとおりです。

• 高い避妊効果が得られる
• 月経前症候群（PMS）の症状や月経痛が緩和できる
• 月経周期のコントロールが可能になる
• 月経不順や子宮内膜症の治療に効果がある

ピルに興味はあるけど、あと一歩購入に踏み出せない方は、こちらの解説を参考にしてください。

高い避妊効果が得られる

低用量ピルは1日1回の服用を継続することで、高い避妊効果が期待できます。

ピルに含まれる2種類の女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」が脳に作用し、卵子を成熟させる「卵胞刺激ホルモン」の分泌を抑制。

排卵が妨げられることにより、妊娠を回避することができます。

コンドームや子宮内避妊用具に比べても、ピルは高い確率で避妊できるのが特徴です。

月経前症候群（PMS）の症状や月経痛が緩和できる

ピルの成分によりホルモンバランスが整うと、月経前症候群（PMS）の症状緩和が期待できます。

また、ピルの効果によって子宮内膜の増殖を抑えることで、痛みを軽減することができるとも言われています。

子宮内膜には痛みの原因となる物質（プロスタグランジン）が含まれており、その影響が少なくなるためです。

また、ピルには女性ホルモンの生成を調整する働きがあります。

月経前症候群（PMS）による頭痛や倦怠感などの軽減を実感できるでしょう。

月経周期のコントロールが可能になる

ピルを服用すると体内の女性ホルモンのバランスが安定するため、月経周期のコントロールがしやすくなります。

生理周期が安定すれば、大切なイベントや試験、仕事のタイミングに月経が重ならないよう対策も可能です。

ピルによって調整された月経は、通常より出血も軽くなるため、体への負担を減らすことができます。

月経不順や子宮内膜症の治療に効果がある

ピルは月経困難症や子宮内膜症などの治療に用いられています。

診察・検査により月経困難症と診断され、ピルによる治療が有効と判断されると保険適用でピルの処方が可能です。

月経困難症や子宮内膜症は不妊の原因にもなることもあります。

気になる方は早めに婦人科を受診し、医師の診療を受けましょう。

参考：「経口避妊薬（ＯＣ）の有効性についてのとりまとめ」厚生労働省
参考：「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」日本産科婦人科学会編

ピル服用のデメリットと注意点

正しく使用すれば「嬉しい効果」の多いピルですが、服用には以下のようなデメリットや注意点があります。

• 毎日同じ時間に服用し続ける必要がある
• ピルの効果実感には2〜3ヶ月程度かかる
• ピルには副作用のリスクがある
• ピルの処方は保険適用外の可能性が高い

こちらでは、重篤な副作用である「血栓症」についても説明しています。

兆候が感じられた場合はすぐに医療機関を受診し、医師の診察を受けましょう。

毎日同じ時間に服用し続ける必要がある

ピルの効果を得るためには用量と服用時間を守る必要があります。

毎日同じ時間に1日1錠服用することで、体内のホルモンのバランスが整い、高い避妊効果と症状の改善が望めるからです。

ピルの服用を忘れた場合は1日だけなら次の日の服用時間までに飲むことでカバーできますが、数日忘れた場合は効果は薄れます。

どうしても避妊したい場合は他の避妊法を併用してください。

ピルの効果を実感するには2〜3ヶ月程度かかる

ピルを飲み始めた時、ホルモンのバランスが整うまでには２〜3ヶ月ほどの時間が必要です。

そのため、ピルの効果を実感するには一定の期間が必要であることは理解しておきましょう。

避妊効果に関しては、ピルを飲み続ければ、安定した効果の持続に期待できます。

しかし、服用を始めたばかりの時期、人によっては軽い副作用が発症し、不安に感じることもあるようです。

医師に相談すると、対処療法（吐き気どめ・むくみ・頭痛に対する処方など）を試み、様子を見ることになります。

しばらく服用を続けると、体内のホルモンバランスが整うので、副作用も軽減し気にならなくなるでしょう。

また、症状が治らず他のピルに変更する場合は、次の月経の開始を待ち、改めてピルの服用をスタートすることになります。

ピルには副作用のリスクがある

特に飲み始めの時期はピルの影響でホルモンバランスが変化するため、以下のような副作用が起きやすいと言われます。

• 頭痛・腹痛
• 吐き気・嘔吐
• 不正出血
• むくみ

ピルの副作用は軽ければ1〜3ヶ月程度で治る場合が多いようですが、長く症状が残る場合は自己判断せずに医師に相談しましょう。

また、深刻な副作用として注意しておきたいのは「血栓症」ですが、早期発見と治療により改善できます。

• 足の痛みや腫れ
• 手足のしびれ
• 胸の痛みや息苦しさ
• 激しい頭痛

このような症状が突然現れた場合は薬の服用を中止し、すぐに近くの医療機関を受診してください。

ピルの処方は保険適用外の可能性が高い

避妊や月経移動のためのピル処方は治療が目的ではないため保険適用にならないケースが多いでしょう。

月経困難症や子宮内膜症などの治療を目的とする処方であれば、保険が適用される場合もあります。

特に、オンライン診療で対応しているクリニックはごくわずかです。

月経困難症や子宮内膜症の治療のためにピルを処方してもらう場合は、対面のクリニックを受診し医師の診察を受ける必要があります。

参考：「緊急避妊薬に関する海外実態調査 結果概要」厚生労働省
参考：「低用量経口避妊薬（ピル）の承認を「可」とする中央薬事審議会答申について」厚生労働省

クリニックに来院してピルの処方を受ける場合の流れ

 

ピルの処方を受ける流れを2つのパターンで紹介します。

• 直接来院してピルの処方を受ける場合
• オンラインでピルの処方を受ける場合

初めてピルの処方を受ける時は誰でも少し緊張してしまうものですが、診療の流れを理解しておくとスムーズに進めることができますよ。

直接来院してピルの処方を受ける場合

1. 診察希望日時を予約
2. 予約した日時に来院
3. 医師による診察を受ける
4. 決済終了後ピルを受け取り服用開始

①診察希望日時を予約

クリニックの公式サイトからWEB予約か電話での予約を行います。

最近では、WEB予約表の空いた時間に直接記入する場合が多いので、日付や時間を選択・入力しましょう。

簡単な問診やアンケートがある場合は、あらかじめ記入し送信しておきます。

②予約した日時に来院

当日は、予約時間に余裕を持って来院しましょう。

あらかじめ地図などを確認し、予約の時間に遅れないように気をつけてくださいね。

予定された診療時間に遅れると、次の予約に影響が出ないように、後に回されてしまう場合があるからです。

③医師による診察を受ける

医師に対面し診察を受けます。

この時に事前に記入した問診の内容や、持病やアレルギー、喫煙歴などの確認も行われるでしょう。

必要がある場合は血液検査が含まれる場合もあります。

④決済終了後ピルを受け取り服用開始

医師との相談の上ピルの処方が決まると、支払い方法を選択して決済を行い、ピルを受け取ります。

指示された用法と用量を守り服用を開始。

ただし、ピルによっては服用開始時期に違いがあるため、注意が必要です。

オンラインでピルの処方を受ける場合

1. WEB上で予約日をとる
2. 事前に問診票に回答送信する
3. ビデオチャットか電話で医師による診察
4. ピルの処方を受け決済する
5. 薬が自宅に届いたら服用開始

①WEB上で予約日をとる

クリニックの公式サイトからWEB予約か電話での予約を行います。

最近では、WEB予約表の空いた時間に直接記入する場合が多いので、日付や時間を選択・入力。

クリニックによっては、受診の際に使うアプリのダウンロード・アカウント登録を行う必要があります。

②事前に問診票に回答送信する

診察を受ける前に問診票の記入を行います。

持病やアレルギー、喫煙歴などの必要項目を埋めて回答を送信。

医師への質問がある場合は、事前に準備しておくとスムーズに診療を受けられます。

③ビデオ通話か電話で医師による診察

アプリによるビデオ通話か電話にて診察を受けます。

医師の診察の前に、カウンセラーによるシステムの説明がある場合もありますので、クリニックの指示に従ってください。

わからないことは質問し、納得してから処方を受けましょう。

医師の処方を受けなかった場合でも、診療代を請求される場合があります。

④ピルの処方を受け決済する

医師の処方が出た後、クリニックのスタッフと決済方法の確認を行いましょう。

クリニックでの決済方法を確認する場合、システム内でクレジットカードの登録を行うなどの手続きが必要になります。

決済が完了しないと発送作業に進まないため、クリニックからのメールなどに注意しておく必要がありますね。

⑤薬が自宅に届いたら服用開始

支払いが完了しピルが発送されると、数日でピルが届きます。

月経の開始に合わせてピルの服用を開始することになるので、タイミングを待ちます。

服用開始後、副作用と思われる症状が出て気になる場合はクリニックに連絡し、処方を受けた医師に確認しましょう。

ただし、血栓症が疑われる場合は、早い対応が必要になるため、すぐに近くの医療機関を受診してください。

ピルについてよくある質問を紹介

ピルについてよく聞かれる疑問についてのQ＆Aを紹介します。

ピルの服用を始める際の参考にしてください。

• ピルの種類が知りたい！
• ピルの処方は何歳から受けられますか？
• ピルは将来の妊娠に影響がありますか？

ピルの種類が知りたい！

ピルは主に以下の4種類に分けられ、一般的にピルと呼ばれているのは低用量ピルのことです。

• 低用量ピル
• 超低用量ピル
• 中用量ピル
• アフターピル

エストロゲン（卵胞ホルモン）の含有量によって種類が分かれ、用途が異なります。

さらに、低用量ピルは黄体ホルモン（プロゲスチン）の配合割合により、日本では1相性か3相性のピルに分類されます。

画像引用：はるこレディースクリニック

3相性のピルは1相性のピルに比べると、黄体ホルモンの含有量が自然なピルの分泌量に近いため、効果が穏やかで身体への負担が少ないと言われています。

ピルの処方は何歳から受けられますか？

低用量ピルは月経が始まっていれば服用ができます。

その後の服用は閉経前まで使用できますが、18歳〜40歳を目安にしているクリニックが多いでしょう。

年齢とともに血栓症のリスクが高くなるため40歳を目安に服用を中止するケースが多いからです。

生理痛や生理不順に悩む中学生や高校生でもピルは服用できるので、辛さを我慢してストレスをためるよりは、すぐに医療機関に相談した方が良いかもしれません。

※未成年の場合は保護者の同意を必要とする場合があります。

ピルは将来の妊娠に影響がありますか？

たとえピルを服用していても、将来的に妊娠への影響はほぼ無いとされています。

低用量ピルの服用をやめれば1〜2ヶ月程度で通常通りの月経が訪れ、身体が妊娠できる状態へと戻るからです。

むしろ、ピルの服用は、不妊につながる可能性のある病気である「子宮内膜症」の予防も期待できるため、妊娠においてメリットとなります。

低用量ピルは、月経痛やPMS（月経前症候群）の負担を軽減させ、将来的な妊娠にも備えられるためおすすめです。

参考：「経口避妊薬服用後妊娠による心身障害児」国立保健医療科学院
参考：「低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤　ガイドライン」
参考：「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」 日本産科婦人科学会編