「避妊目的でピルの処方って可能?」
「避妊目的だと言いづらい場合はどうしたらよい?」
ピルの服用目的が避妊の場合、上記のように言いづらかったり、処方を受けられるか不安だったりする人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ピルの効果として、避妊が期待できる点については多くの人に知られています。
しかし、ピルの服用が恥ずかしいと感じる人もいるなかで、目的が避妊の場合はさらに言いづらい場合があるのも事実です。
そこでこの記事では、ピルを避妊目的に服用しづらい理由や言いづらいときの対処法を紹介します。
直接対面しなくてもよいオンラインクリニックも紹介しますので、避妊目的のピル処方を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
ピルを避妊目的だと言いづらい3つの理由とは?
ピルの服用が避妊目的の場合、以下3つの理由で「言いづらい」と感じる人が多いようです。
- パートナーの反応が不安
- 男性医師だと恥ずかしい
- 欧米に比べてピルの文化や理解が浅い
「言いづらい」と感じる相手は、パートナーや医師、世間など、人によってさまざまです。
以下で、それぞれの言いづらい理由を紹介します。
①パートナーの反応が不安
パートナーに言いづらい理由に、どんな反応をされるか不安な点があげられます。
避妊のためのピル服用について伝えると、今まではコンドームなどの避妊用具を用いていた場合でも、使用しなくてもよいと考える恐れがあります。
たしかにピルを正しく使用すれば、高い確率で避妊効果が期待できるのは事実ですが、避妊率は100%ではありません。
加えて、避妊用具を使用しない場合は性感染症(STI)のリスクが高まるため、ピルの服用と避妊用具の併用が推奨されています。
また、ピルの服用事態をよく思わない人もいらっしゃいます。
妊娠を希望していたり、ピルについて不信感があったりする場合は、話し合いが必要な可能性があり、言いづらいと感じる人がいるでしょう。
②男性医師だと恥ずかしい
処方する担当医が男性の場合「避妊目的」だと言いづらい可能性があります。
避妊は、同性内においてもデリケートな内容です。
そのため、相手が男性医師であれば、正直に伝えるのが恥ずかしいと感じるのはおかしなことではありません。
加えて、診察では異性には話しづらい深い内容を聞かれる可能性があるため「避妊目的」だと伝えるのを恥ずかしいと感じている人は勇気が必要でしょう。
③欧米に比べてピルの文化や理解が浅い
日本は、欧米に比べるとピルの文化や理解が浅く、ピル服用が「あたりまえ」ではありません。
日本でピルが承認されたのは1999年で、アメリカでの承認から5年ほど遅れています。
また、性病や性風俗などの懸念される面がピックアップされてあまり広まらず、未だに周知されていない傾向にあります。
現在では日本での服用率も上がってきていますが、マイノリティーであると考える人も多く、服用している事実を隠してしまう人が多いのも事実です。
そのため、避妊のためにピルを使用したくても言いづらい状況にあります。
低用量ピルは避妊目的以外でどんな効果が期待できる?
低用量ピルの効果は、避妊目的の他にも女性にとってさまざまなよい効果が期待できます。
- PMSの軽減
- 生理痛(月経痛)の軽減
- ニキビや吹き出物の改善
- 生理前後の体調や生理不順の改善
ピル処方が避妊目的以外にも当てはまる場合、言いづらさが軽減する可能性があります。
他にあてはまる理由がないか、以下でチェックしてみましょう。
PMSの軽減
低用量ピルには、月経前に起こるPMS(月経前症候群)を軽減する効果が期待できます。
PMSのはっきりとした原因は解明されていませんが、女性ホルモン(黄体ホルモン・卵胞ホルモン)のバランスが崩れるために起こると言われています。
PMSの症状は以下のとおりです。
- 頭痛
- 情緒不安定
- 抑うつ・不安感
- 眠気・睡眠障害
- 食欲不振・過食
低用量ピルには、ホルモンバランスを整える働きがあるため、上記の症状の軽減が期待できます。
また、PMSよりも重症な症状のPMDDの軽減や改善にも効果的です。
生理痛(月経痛)の軽減
生理痛が軽減できるのも、ピルの魅力的な効果です。
ピル服用中は排卵が抑制され、子宮への負担が軽減して子宮を良好な状態にするため、生理痛が軽減すると考えられます。
また、子宮筋腫や子宮内膜症も重い生理痛の原因です。
子宮内膜にはプロスタグランジンと呼ばれる物質が含まれており、子宮内に炎症を起こして生理痛の原因になると考えられます。
ピルには子宮内膜増加を抑制する作用が優れており、生理痛の軽減につながります。
生理痛の軽減に対するピル服用は保険適用となるため、治療を希望する人は保険診療を取り扱うクリニックを受診してください。
ニキビや吹き出物の改善
ホルモンバランスを整えるピルの作用によって、ニキビや吹き出物の改善にも効果が期待できます。
月経周期などは、ホルモンバランスの乱れによって肌がゆらいで、ニキビに悩まされる女性が多くいらっしゃいます。
ピルには女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」が含まれており、ホルモンバランスを整えて、肌のゆらぎを軽減するのに効果的です。
さらに排卵を抑制する効果からも、体内のホルモンバランスの大きな乱れを抑制できるため、ニキビや吹き出物ができにくくなると考えられます。
生理前後の体調や生理不順の改善
ピルの生理を整える作用から、生理前後の体調や生理不順の改善に効果が期待できます。
ピルに含まれる女性ホルモンは、体内のホルモンバランスを調整し、生理をコントロールします。
また、ホルモンの増減が少なくなるため、生理前後の体調不良も起こりにくいのはうれしいポイント。
正しく服用すれば、PMSなどをはじめとする女性特有の体調不良が起こりにくくなるでしょう。
ピル処方を避妊目的だと言いづらいときの対処法とは?
ピル処方が避妊目的だと言いづらいときは、以下の対処法を試してください。
- レディースクリニックでピル処方してもらう
- 女性医師がいるクリニックでピル処方してもらう
- ピルのオンライン診療可能なクリニックを選ぶ
避妊目的もピル処方の理由となるため、恥ずかしいことではありません。
しかし、どうしても言いづらい場合には、以下に説明する対処法で、気軽に処方を受けられる場合があります。
レディースクリニックでピル処方してもらう
ピルに関するプロフェッショナルのレディースクリニックであれば、ピル処方を受けやすいでしょう。
レディースクリニックでは、あらゆる女性の身体特有の病気や悩みに対応しています。
そのため、処方の理由が「避妊目的」であっても伝えやすいのではないでしょうか。
ただし、レディースクリニックであっても、担当医が男性の場合があります。
相手は医者であり、「避妊目的」も立派なピル服用の理由になると割り切れる人には適しています。
女性医師がいるクリニックでピル処方してもらう
あらかじめ、女性医師に担当してもらえるクリニックを探すのもひとつの方法です。
大きなクリニックの場合は、女性医師が担当に当たらない恐れがあるため、事前に女性医師に担当してもらえるか確認するとよいでしょう。
近場のクリニックに女性医師がいない場合は、遠くまで足を運ぶ必要があります。
通院に必要な交通手段がある人は、ぜひ検討してください。
ピルのオンライン診療可能なクリニックを選ぶ
オンライン診療のクリニックには、ピル処方専門のクリニックとピルの診療科をもつ大手のクリニックがあります。
診療方法は少しずつ違いがあり、診療プランや取り扱いのピルはさまざまです。
女性の医師が在籍していたり、通話のみで診察ができたりと、それぞれメリットが異なるため、公式ホームページなどを参考にして、自身に適したクリニックをみつけましょう。
気に入ったクリニックであれば、言いづらい理由でもピル処方を受けやすいのではないでしょうか。
避妊目的と言いづらいならオンライン処方がおすすめ!人気クリニック3選
クリニック名 | クリニックフォア | おうちでクリニック | OopsWOMB(ウープスウーム) |
---|---|---|---|
低用量ピルの価格 | 3,278円/1シート | 2,783円〜/1シート | 2,750円/1シート |
アフターピルの価格 | 9,680円~ | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
おすすめポイント | 初診でも最短当日に受診可能 | 最短翌日ポストに投函 | 国内承認薬のみ処方 |
診療時間 | 平日:7:00~24:00 土日祝:9:00~18:00 |
10:00〜19:00 | 9:00〜23:30 |
診療代/配送料 | 1,650円/550円 | 1,650円/550円 | 0円/550円 |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※表内の金額は全て税込
ここでは、ピルが避妊目的な場合でも処方を受けやすい、ピルオンライン診療を取り扱うクリニックを紹介します。
直接顔を合わせず、誰にも知られずに処方を受けられるため、試してみる価値がありますよ。
クリニックフォア|初診から最短当日に診療が受けられる
クリニックフォア
- 初診でも最短当日に受診可能
- 土日祝日・深夜も診療可能
- アフターピル即日対応
国内最多のピル製剤取り扱いを追求しており、国内承認を受けたピルを8種類用意しているクリニックフォア。
初診でも最短で当日にオンライン受診可能で、早朝から夜間まで、土日も休まず受け付けています。
直接の来院が不要なオンライン診療なら、避妊目的の言いづらさを軽減でき、気軽に購入できますよ。
クリニックフォアの料金
低用量ピルの価格 | 1,948円/1シート(初回30%off) |
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アフターピルの価格 | 9,680円/1回分 |
その他の薬 | 超低用量ピル・中用量ピル |
診療代 | 1,650円 |
送料 | 550円 |
※表内の金額は全て税込
クリニックフォアは、ピルの取り扱い数が豊富です。
低用量ピルや超低用量ピル、中用量ピルやアフターピルなど幅広く取り扱っているため、自身の要望に適したピルを選びやすくなっています。
また、「定期便」を使用すれば、ピルを通常の販売価格より、15%オフで購入可能。
キャンセルはいつでもできるので、利用しやすいのも魅力的です。
クリニックフォアの口コミ・評判は別の記事でも詳しく解説していますよ。
クリニックフォアの基本情報
予約方法 | WEB |
---|---|
診療時間 | 平日:7:00~24:00 土日祝:9:00~18:00 |
支払い方法 | ・クレジットカード ・Amazon Pay ・コンビニ、銀行、郵便局後払い・LINE Pay |
おうちでクリニック|予約から処方までスマホで完結
おうちでクリニック
- 予約から処方までオンラインで処方が可能
- 最短翌日にピルが到着
- 在籍スタッフがサポート
おうちでクリニックは、低用量ピルに特化したオンラインピル処方サービスです。
予約から処方まで専用アプリなどを使わず、すべてオンラインでできるため、気軽に始められます。
在籍医師のサポートが万全なのはうれしいポイント。
オンラインで言いづらい内容でも伝えやすく、ピルに関する疑問や不安に対応してもらえます。
おうちでクリニックの料金
低用量ピルの価格 | 2,783円/1シート |
---|---|
アフターピルの価格 | 取り扱いなし |
その他の薬 | 超低用量ピル |
診療代 | 1,650円 |
送料 | 550円 |
※表内の金額は全て税込
おうちでクリニックを初めて利用する方限定で、診療代無料(0円)、初月500円OFFのお得なキャンペーンを、実施中です(2024年・3月末まで)。
低用量ピルと超低用量ピルを用意しているため、ピルの副作用などが心配な人は診察時に医師へ相談しましょう。
ピルを定期購入にすれば、受診せずとも、次月分が配送されるため買い忘れもなく便利です。
定期便はいつでも解約できるので、配送予定の8日前までにマイページから連絡してください。
おうちでクリニックの口コミ・評判は別の記事でも詳しく解説していますよ。
おうちでクリニックの基本情報
予約方法 | WEB |
---|---|
診療時間 | 10:00〜19:00 |
支払い方法 | ・クレジットカード ・コンビニ払い |
OopsWOMB(ウープスウーム)|取り扱いのピルはすべて国内承認薬
OopsWOMB(ウープスウーム)
- 知識の豊富な医師が診察
- 国内承認薬のみ処方
- 定期プランの縛りや解約金なし
OopsWOMB(ウープスウーム)は、スマホで予約から処方まで完結できるオンライン診療専門のクリニックです。
ピルはすべて国内承認薬のため、偽薬や効果が不安な人でも利用しやすくなっています。
また、診療時間10時から22時まで実施しているので、毎日を忙しく過ごしている女性でも空いた時間を使って診療が受けられるのはうれしいポイント。
初診から全てオンラインで完結するため、気軽に悩み相談や質問がしやすいですね。
OopsWOMB(ウープスウーム)の料金
月経移動 |
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低用量ピル |
|
超低用量ピル |
|
診察料 | 0円 |
送料/配送プラン | 550円 |
最短到着日 | 翌日 |
支払方法 | クレジットカード Amazon Pay GMO後払い |
※表内の金額は全て税込
OopsWOMB(ウープスウーム)では、ピルをまとめて購入するほど割引率が高くなります。
最大で年間10,290円安く購入できます。
また、処方されたピルが体にあっているかチェックできるように、毎月定期プランを選択された方対象に最初の2か月分のシートが半額で購入できるのは魅力的なサービスです。
ピルが合っていない場合は、相談したうえで変更が可能。
ピルの服薬について心配なことがあったら、いつでもLINEで医師やカウンセラーが相談に応じてくれるので、言いづらい内容でも気軽に相談できます。
ウープスウームの口コミ・評判は別の記事でも詳しく解説していますよ。
OopsWOMB(ウープスウーム)の基本情報
予約方法 | LINE |
---|---|
診療時間 | 9時~23時30分 |
診療方法 | ビデオ通話 チャット |
ピルを避妊目的と言いづらくても診察時は正直に伝えよう
上記では、避妊目的だと言いづらい場合の対処法などを紹介してきましたが、可能であれば診察時に正直に伝えるのがおすすめです。
ピル処方の理由によっては保険適用になるケースや、本当に必要なピルが処方されない可能性があります。
避妊目的に使用するのは悪いことではないため、言いづらくても伝えるようにしましょう。
ピル処方の理由によっては保険適用されるため
保険診療を取り扱う病院では、月経困難症の治療のためにピルを服用する場合、保険が適用されます。
月経困難症では、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症などの病気や、月経時の強い子宮収縮によって引き起こされる腹部の痛みをはじめ、つらい症状を引き起こします。
- 重い生理痛
- 頭痛
- 吐き気
- 無気力
- 月経過多
- 10日以上続く月経
- 不正出血
- イライラや情緒不安定
低用量ピルは、女性ホルモンの働きを調整し、子宮への負担を減らすことで、月経困難症を改善するはたらきが期待できます。
避妊目的のほかに、月経にともなうつらい症状がある場合は、保険適用で処方してもらえる可能性があるため、あわせて医師に相談しましょう。
本当に必要なピルが処方されない可能性もあるため
ピル服用の理由を正直に伝えないと、本当に必要なピルを処方されない恐れがあります。
ピルは大きく分けると、超低用量ピル・低用量ピル・中用量ピル・アフターピルがあります。
低用量ピル | 避妊・生理痛・月経前症候群(PMS)・ニキビ・肌荒れ改善など |
---|---|
超低用量ピル | 月経困難症や子宮内膜症の治療薬 |
中用量ピル | 避妊・月経移動を目的として処方 |
アフターピル(緊急避妊薬) | 緊急時の避妊薬 |
それぞれ使用目的が異なるため、ピルを服用したい理由を正しく伝えないと、医師も症状に適したピルを処方できません。
望まない妊娠を防ぐため、本当はアフターピル(緊急避妊薬)を服用したいのに、低用量ピルを処方されては手遅れになります。
症状に適したピルを正しく処方してもらうためには、言いづらい理由であっても正直に説明するのがおすすめです。
ピルオンライン処方の流れを解説
オンラインを利用してピルの処方を受ける場合の流れを紹介します。
流れは簡単、以下の4ステップです。
- WEB上で予約をとり、事前に問診票に回答する
- ビデオ通話か電話で医師による診療を受ける
- ピルの処方を受け料金を支払う
- 薬が自宅に届いたら服用開始
オンライン処方が初めてな場合でも処方をスムーズに受けられるように、ここで流れを確認しておきましょう。
①WEB上で予約をとり、事前に問診票に回答する
はじめに、クリニックの予約をとりましょう。
WEB上で希望の日にちや時間を選択するのが一般的ですが、なかにはLINE登録や専用アプリの取得が必要なケースがあります。
気になるクリニックの公式ホームページで予約方法を確認しましょう。
予約がとれたら、診察日までに問診票を記入します。
ピルの服用歴や希望するピルの種類などを記入する場合があるため、事前に調べておくとスムーズに記入できます。
②ビデオ通話か電話で医師による診療を受ける
診察日になったら、ビデオ通話や電話で診療を受けます。
診察時間は30分前後ずれたり、診察時間もクリニックによってさまざまなため、時間に余裕をもっておきましょう。
事前に記入した問診表を元に診療されるケースが多いため、診療時間は短い傾向にあります。
この時、ピル処方や内容について質問や悩みがある人は、ぜひ気軽に聞いてください。
③ピルの処方を受け料金を支払う
診察後、処方されるピルが決定し、支払いとなります。
支払い方法はクレジットカードが一般的なため、事前に手元に置いておくとよいでしょう。
また、支払い方法について疑問のある場合は公式ホームページをチェックしておきましょう。
送料や手数料についても把握しておくと、おもわぬ出費をさけられます。
④薬が自宅に届いたら服用開始
薬が手元に届いたら、服用方法を確認して開始しましょう。
プライバシー保護のため、梱包や配送元がピルだとわからないように工夫されているケースがあります。
また、自宅で受け取りたくない人は、自宅以外で受け取れるサービスを扱っているクリニックがおすすめです。
服用から開始2ヶ月ほどは、副作用が現れやすくなります。
2ヶ月をこえても改善しない場合や、あまりにもつらい場合はクリニックに相談してください。
ピル処方に関するよくある質問
最後に、ピル処方に関するよくある質問を3つまとめました。
- 避妊目的のピルが欲しい時にはなんて言えば良いですか?
- 診察しないでピル処方してもらう方法はありますか?
- 避妊目的のピルは値段相場どのくらいですか?
それぞれに回答していますので、ピル処方について疑問をお持ちの人はぜひ参考にしてください。
避妊目的のピルが欲しい時にはなんて言えば良いですか?
正直に「避妊目的」でピルが欲しいと伝えましょう。
ピルは正式に避妊効果が認められているため、恥ずかしい理由ではありません。
理由を言いづらくて、本来とは異なる理由を伝えると、本当に必要なピルを処方してもらえない可能性があります。
安全に正しく使用するためにも、理由は正直に伝えてください。
言いづらい場合は、女性医師が在籍するクリニックや、対面診療ではないオンラインクリニックがおすすめです。
診察しないでピル処方してもらう方法はありますか?
通販サイトの個人輸入では、診察なしでもピルを購入できます。
しかし、法律に違反して販売していたり、ピルが偽薬だったりする可能性があるため、おすすめはできません。
また、通販で購入したピルを服用して副作用などの体調不良が起こった際には「医薬品副作用被害救済制度」が当てはまらず、自身ですべて対応しなければいけません。
そのため、安全に服用するためにも診察を受けて医師から処方してもらいましょう。
なるべく簡単にピルを購入したい人は、オンライン診療がおすすめです。
自宅でビデオ通話や電話を用いて診察ができ、確かな処方を受けられます。
避妊目的のピルは値段相場どのくらいですか?
避妊目的には低用量ピルが処方されるケースが多く、値段相場は約1,963円〜3,300円/月です。
また、避妊に失敗してしまった際にはアフターピルが処方され、値段相場は約8,800円〜16,000円です。
どちらの場合も、処方を受ける理由が避妊目的であれば、保険は適用されません。
さらに、ピルの料金にプラスして、診察料や検査料、オンライン診療であれば配送料がかかる場合もあります。
少しでも価格を抑えた処方が希望であれば、定期便やジェネリック医薬品の取り扱いのあるクリニックを選ぶのがおすすめです。