「アートメイクは除去できる?」
「アートメイクを除去するリスクは?」
アートメイクは希望の仕上がりになるとは限らないため、上記のような疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
先に結論を述べると、アートメイクは除去できますが、肌トラブルなどのリスクがあるため、セルフで除去するのはおすすめしません。
肌トラブルのリスクを軽減しながらも、満足のいく仕上がりを求めるなら、アートメイクの除去施術に対応している専門のクリニックを受診しましょう。
今回の記事では、アートメイクの除去方法や注意点を解説します。
アートメイク施術や除去の治療費が安いおすすめのクリニックもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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アートメイクの除去に有効な4種類の治療法
アートメイクは、以下4つの方法で除去が可能です。
- レーザー治療(ピコレーザー)
- 切除手術
- 除去液
- 色素の注入
とくに、レーザー治療は肌への刺激が最も少ない※ため、多くのクリニックが対応しています。
レーザー治療では落とせない色素もあるので、落とせなかった場合にほかの除去方法を検討するケースがほとんどです。
以下で、アートメイクの除去方法を詳しく解説していきます。
①レーザー治療(ピコレーザー)
レーザー治療は、多くのクリニックで取り扱いのある除去手段です。
アートメイクの色素に反応するレーザーを照射し、色素を取り除いていきます。
なお、最近ではピコレーザーが主流になっており、アートメイクの除去能力は向上してきています。
ピコレーザーは、光音響作用によって色素を細かく粉砕するので、通常のレーザーよりも刺激が弱いのが魅力です。
参考:PQX ピコレーザー
②切除手術
レーザーを照射しても色素が落ちなかった場合は、該当部分の皮膚を切除する治療法もあります。
レーザーを照射するだけでは除去しきれない色素も落とせるほか、まぶたのたるみが同時に取れるのもメリットです。
ただし、皮膚を切除したあとは縫い合わせるので、医師の技術力によって仕上がりが変わります。
よって、切除手術を希望する場合は、信頼できる医療機関を見つけることが大切です。
それでも、レーザー治療のように複数回通院する必要はないので、すぐにアートメイクを除去したい方はチェックしてみてください。
③除去液
特殊な薬品によって、色素を取り除く方法です。
アートメイクの施術と同じく、専用の針で皮膚に傷をつけ、該当部分に除去液を入れて色素を取り除いていきます。
なお、レーザー治療で除去しにくい色素を落とせるメリットはありますが、日本ではあまり普及していません。
肌が荒れる可能性もあるため、ダメージには注意する必要があります。
除去液を使用する場合は、アフターケアを徹底することが大切です。
④色素の注入
アートメイクの除去が難しいケースでは、新たに色素を入れて隠す手法を取ることがあります。
短期間でアートメイクを目立たなくできるほか、除去液よりも肌ダメージを抑えられるのがメリットです。
ただし、肌色の色素は一度注入すると、レーザー治療で取り除けません。
4つの除去方法のなかでは最終手段ともいえるので、ほかの方法で落とせない場合に選びましょう。
アートメイクの除去をセルフで行うのは危険
アートメイクは、専用キットなどを使用してセルフで除去する方法もありますが、危険なので絶対にやめましょう。
信頼性の高い医療機関で除去施術を受ける場合でも、以下のようなリスクがあるため、セルフで除去するとなればさらにリスクが高まります。
- 眉毛やまつ毛が生えなくなる恐れがある
- 腫れや炎症などの症状が起きることもある
- 肌に傷痕が残る可能性がある
ここでは、アートメイクを除去するリスクについて解説するので、もしアートメイクの除去をセルフで行いたいと考えていた場合は参考にしてみてください。
眉毛やまつ毛が生えなくなる恐れがある
アートメイクを除去すると、施術部位によって眉毛やまつ毛が生えなくなる恐れがあります。
毛根に存在するメラニン色素は、レーザーによる影響を受ける可能性があるためです。
レーザーの照射時間は短いので脱毛効果はありませんが、最悪の場合も想定する必要があります。
医療機関で除去するケースでもこのようなリスクがあるので、セルフで除去するとなればリスクをより高めてしまうことでしょう。
対応を間違えると、眉毛やまつ毛が2度と生えてこなくなる恐れがあることを覚えておいてください。
腫れや炎症などの症状が起きることもある
アートメイクの除去は、いずれの方法においても肌に刺激を与えてしまいます。
症状が悪化すると、腫れや炎症が起きる恐れもあることを事前に把握しておきましょう。
アートメイク除去のプロが対応するケースでも炎症が起きるため、セルフで色素を落とそうとすれば、当然肌への刺激も強くなります。
回復までに時間がかかることも考えられるので、なるべく肌トラブルで悩みたくない方は、専門の医療機関を受診しましょう。
なお、医療機関では、アフターケアについても説明があります。
アフターケアを正しく行うことで肌ダメージの回復を早めるので、ぜひ意識してみてください。
肌に傷痕が残る可能性がある
アートメイクを除去後、場合によっては肌にデコボコとした傷が残る可能性があります。
これはレーザー治療を繰り返したり、皮膚を切除したりするためです。
とくに、濃い色素や赤色の色素を注入していたケースでは、レーザーの照射回数や時間が増えるため、肌への刺激も計り知れません。
切除手術や除去液でも、肌になんらかの変化を与える可能性がないとも言い切れません。
とくに、切除手術は、クリニックの技術力次第で見た目の仕上がりが大きく変わるので、クリニック選びは慎重に行いましょう。
参考:アートメイクの危害
アートメイクを除去する際の注意点
アートメイクを除去する際は、以下3つの点に注意が必要です。
- アートメイクの除去後は一時的に濃くなることがある
- アートメイクの除去はダウンタイム後に行う
- 肌色の色素は除去しにくい
とくに、アートメイクの施術を受けてからすぐに除去するのは危険です。
アートメイクによって肌がダメージを受けているため、回復するためにも必ずダウンタイムの期間を空ける必要があります。
ほかにも注意点はありますが、以下でそれぞれの注意点を解説していくので、ぜひ参考にしてください。
アートメイクの除去後は一時的に濃くなることがある
アートメイクの除去後は、レーザーの照射部位が一時的に濃くなることがあります。
しかし、1〜2週間程度でかさぶたが取れてなくなる場合や、ゆっくりと薄くなっていく場合もあるので、無理やり剥がすのはやめましょう。
あくまで濃くなるのは一時的であるケースが多いですが、気になる方は専門医に相談してみてください。
クリニックによっては、クリームや内服薬を処方されるケースもあります。
アートメイクの除去はダウンタイム後に行う
アートメイク直後は、肌にダメージが蓄積されています。
この状態で色素を取り除こうとすると、さらにダメージが蓄積されるので危険です。
よって、個人差はありますが、約1週間程度のダウンタイム後に除去を依頼してください。
なお、ダウンタイムの期間が過ぎた後でも、炎症やかぶれなどが起きている場合は除去すべきではありません。
一旦、肌が回復するのを待ったうえで、除去を検討してみてください。
肌色の色素は除去しにくい
アートメイクを隠すために肌色の色素を入れても、皮膚の色と馴染まずに後悔することがあります。
この場合は肌色の色素を消したいと考えることになりますが、レーザーで除去するのは困難です。
切除手術や除去液を使えば肌色の色素も落とせますが、肌へのダメージを重ねることになります。
よって、肌色の色素を注入する際に今一度考え直すことが大切です。
参考:アートメイクの危害
アートメイクを除去する流れ
アートメイクを除去する際は、以下5つのステップに沿って行います。
- クリニックの予約
- 診察
- 局所麻酔
- アートメイクの除去
- アフターケア
なお、アートメイクを除去する際は、必ず医師が在籍している医療機関を受診しましょう。
格安でアートメイクを除去できるサロンなどもありますが、無資格者がアートメイクや除去を行えばさまざまなリスクも高まりますので注意が必要です。
これを踏まえたうえで、以下5つのステップを参考にしてください。
クリニックの予約
まずは、アートメイクの除去施術に対応しているクリニックを予約します。
多くのクリニックがアートメイクの除去に対応していますが、それぞれ実績や技術力が異なるので事前にしっかり比較しておきましょう。
なお、除去施術の技術力が高く、治療費も安いクリニックは「アートメイクや除去費用が安いおすすめのクリニック」で解説しています。
基本的に、予約なしで除去施術を行なっているクリニックは少ないので、必ず事前に予約したうえで来院しましょう。
診察
アートメイクの除去は医療行為に該当するため、必ず医師の診察が行われます。
アートメイクの状態を確認した後、治療方法や治療費について説明があるのでしっかりと聞きましょう。
疑問点や不安点があれば、このときに確認しておくことが大切です。
なお、皮膚の状態や体調次第では、アートメイクの除去ができないケースもあるので注意してください。
局所麻酔
アートメイクを除去する部位に局所麻酔をかけます。
アートメイクを除去する際は強い痛みを伴う可能性があるので、これを少しでも和らげるためです。
また、眉毛やまつ毛は瞬きをすると危険なため、動きを固定する役割もあります。
途中で麻酔の効果が切れた際は追加してくれることもあるので、事前に確認しておきましょう。
アートメイクの除去
局所麻酔が効いてきたら、いよいよアートメイクの除去を行います。
除去方法はクリニックによって異なるので、事前に公式ホームページ等で確認しておきましょう。
また、アートメイクの除去にかかる時間は除去方法によって異なりますが、レーザー治療であれば最短10分程度で完了します。
一方、切除手術などは、やはり時間がかかるので、あとの予定に余裕をもたせておきましょう。
アフターケア
アートメイクの除去後は、軟膏や痛み止めを処方されます。
帰宅後も医師の指示に従って、適宜軟膏を塗布してください。
アフターケア次第で肌の回復速度が変わってくるので、注意しましょう。
また、肌トラブルが長引く場合や不自然な体調変化などを感じたら、速やかに専門医に相談することが大切です。
除去施術を行なったクリニックで対応してもらえなかった場合は、皮膚科などを受診してください。
アートメイクや除去費用が安いおすすめのクリニック
ここでは、アートメイクや除去費用が安いおすすめのクリニックを3院ご紹介します。
各クリニックの料金や対応施術をまとめているので、以下の表をご確認ください。
クリニック名 | メディカルブロー | レアグラントクリニック | FIRST ARTMAKE |
---|---|---|---|
施術可能箇所 | ・眉 ・アイライン上下 ・リップ ・ヘアライン ・ほくろ |
・眉 ・アイライン ・リップ ・ヘアライン ・SMP ・ほくろ |
・眉 ・リップ ・ほくろ |
料金 | 眉:20,000円〜175,000円/2回 除去:44,000円 |
眉:98,000円/2回 除去:16,500円 |
眉:104,500円〜183,000円/2回 除去:49,600円 |
院数 | 10院 (除去は2院) |
1院 | 3院 |
おすすめポイント | 6Dストロークで美しい毛並み感を再現できる | アートメイクの除去費用が安い | アートメイク除去保証が設けられている |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※表内の金額は全て税込
※料金は眉毛アートメイクの料金を記載(指名料を含む)
※除去費用は両眉の料金
6Dストロークで美しい毛並み感を再現できる|メディカルブロー
メディカルブロー
引用元画像:メディカルブロー
- 6Dストロークで美しい毛並み感を再現できる
- 技術力や予算に応じてアーティストを指名できる
- 年間症例数60,000例以上の豊富な実績
メディカルブローは、アートメイクの施術を専門としているクリニックです。
アートメイク業界国内最多の全国10院を展開しているほか、年間症例数60,000例以上の実績があるので、技術力に関しては比較的高い信頼性があります。
とくに、黄金比から一人ひとりの骨格に合わせて眉をデザインする6Dストロークが有名なため、眉のデザインにこだわりたい方は受診してみるとよいでしょう。
技術力が高く、料金もアーティスト次第で抑えられるので、コスパを重視している方に最もおすすめのクリニックです。
メディカルブローの料金
指名料 | 0〜25,000円 |
---|---|
眉 | 20,000〜150,000円 |
アイライン上 | 60,000〜80,000円 |
アイライン下 | 50,000〜60,000円 |
リップ | 100,000〜120,000円 |
ほくろ | 11,000円 |
アートメイク除去 | 1㎠辺り:11,000円 両眉:44,000円 アイライン上or下:44,000円 アイライン上下:66,000円 |
※表内の金額は全て税込
メディカルブローでは、アーティストによる技術力や経験の差を料金に反映させて患者の不安をなくすべく、ランク制度を採用しています。
トレイニーからグランドマスタートレイナーまで在籍していますが、眉の仕上がりにある程度こだわるならマスタートレイナー以上を指名するとよいでしょう。
なお、アートメイクの除去施術(ピコレーザー)にも対応しており、両眉であれば44,000円(税込)で対応しています。
ただし、アートメイクの除去は、銀座院と六本木院でしか対応していないので注意してください。
メディカルブローの口コミ・評判については別の記事でも詳しく紹介しています。
メディカルブローの基本情報
施術可能箇所 | ・眉 ・アイライン上下 ・リップ ・ヘアライン ・ほくろ |
---|---|
院数 | 10院 (除去は2院) |
支払い方法 | ・現金 ・クレジットカード ・医療ローン |
アートメイクの除去費用が安い|レアグラントクリニック
レアグラントクリニック
引用元画像:レアグラントクリニック
- アートメイクの除去費用が安い
- アートメイクはどの部位でも料金が一律
- 経験豊富なアートメイクアーティストが担当
レアグラントクリニックは、美容医療や一般皮膚科にも対応しているクリニックです。
アートメイク症例件数が3,000件を超えるアーティストも在籍しており、黄金比を用いて美しさを引き出すデザインを提案してくれます。
指名料はアーティストによって異なりますが、どの部位でも施術料金が一律なのは嬉しいポイントです。
アーティストの技術力を重視している方は、ぜひチェックしてみてください。
レアグラントクリニックの料金
指名料 | 6,000〜33,000円 |
---|---|
アートメイク1回 | 20,000〜150,000円 |
アートメイク2回セット | 60,000〜80,000円 |
1年フリープラン | 50,000〜60,000円 |
3回目以降リタッチ | 100,000〜120,000円 |
アートメイク除去 | 通常:16,500円 モニター:9,800円 |
※表内の金額は全て税込
レアグラントクリニックでは、眉・アイライン・ヘアライン・リップのどの部位でも、一律の料金がかかります。
アートメイク施術と除去施術ともに、モニター価格も設定されているので、料金を抑えたい方はモニターに応募してみましょう。
なお、レアグラントクリニックでは、グリコール酸を使用した薬剤除去に対応しているため、レーザー治療では除去できない色素も取り除くことが可能です。
レアグラントクリニックの基本情報
施術可能箇所 | ・眉 ・アイライン ・リップ ・ヘアライン ・ほくろ ・SMP |
---|---|
院数 | 1院 |
支払い方法 | ・現金 ・クレジットカード ・医療ローン |
アートメイク除去保証が設けられている|FIRST ARTMAKE
FIRST ARTMAKE
引用元画像:FIRST ARTMAKE
- アートメイク除去保証が設けられている
- 似合わせデザインでエアリーな毛並みを表現
- アーティストがランク分けされている
FIRST ARTMAKEは、東京・名古屋・札幌に展開しているアートメイク専門のクリニックです。
黄金比を見ながら一人ひとりにピッタリの眉をデザインする「似合わせデザイン」を採用しており、自然に見えるエアリーな毛並みを表現しています。
また、メディカルブローのようにアーティストがランク分けされているため、技術力と予算のバランスを考慮しながらアーティストを指名できるのが嬉しいポイントです。
アートメイクを初めて受ける方なら、平日モニタープランで眉2回セットが29,200円割引されるので、ぜひチェックしてみてください。
FIRST ARTMAKEの料金
指名料 | 5,500〜33,000円 |
---|---|
アートメイク1回 | 20,000〜150,000円 |
眉 | 1回:60,000〜80,000円 2回:99,000〜150,000円 |
リップ | 1回:89,000円 2回:160,000円 |
アートメイク除去 | 両眉:49,600円 片眉:24,800円 |
※表内の金額は全て税込
FIRST ARTMAKEでは、アーティストのランクごとに指名料や眉アートメイクの施術料金が変動します。
なお、FIRST ARTMAKEで対応しているアートメイクの除去方法は、ピコレーザーです。
アートメイクの除去施術にはモニター価格も設定されており、片眉なら5,000円、両眉なら10,000円の割引が適用されます。
FIRST ARTMAKEの基本情報
施術可能箇所 | ・眉 ・リップ |
---|---|
院数 | 3院 |
支払い方法 | ・現金 ・クレジットカード ・医療ローン |
アートメイクの除去に関するよくある質問
最後に、アートメイクの除去に関するよくある質問をまとめました。
- アートメイクの除去はどのくらいの期間が必要?
- アートメイクの除去当日にシャワーを浴びても大丈夫?
- アートメイクは除去後も再度受けられますか?
- アートメイク除去の相場はいくらですか?
以下で、それぞれの質問に回答していくので、ぜひ参考にしてください。
アートメイクの除去はどのくらいの期間が必要?
アートメイクの除去にかかる期間は個人差がありますが、約2〜3ヶ月かかります。
基本的には2〜3回の施術が必要で、それぞれにダウンタイムが設けられているためです。
一般的には施術を2〜3回行うことで、デザインをきれいに消すことができます。ダウンタイムを考慮すると、約2〜3ヶ月かかります。
引用:グロウクリニック
アートメイクの除去当日にシャワーを浴びても大丈夫?
患部を濡らさないように注意すれば、当日にシャワーを浴びても問題ありません。
もしも濡れてしまった場合は、ティッシュなどで優しく拭き取りましょう。
当日より患部を濡らさないようにされればシャワーは問題ありません。
アートメイクは除去後も再度受けられますか?
アートメイクは、除去後も再度受けられます。
ただし、アートメイクを除去した直後は、肌へのダメージがあるのですぐに除去できません。
個人差はあるものの、最低でも3ヶ月以上は空けてから除去施術を受けましょう。
除去した後すぐにアートメイクをすることはできませんが、施術箇所が落ち着いたら新たにアートメイクをすることが可能です。個人差はありますが、除去施術から最低でも3ヶ月以上はあける必要があります
引用:グロウクリニック
アートメイク除去の相場はいくらですか?
多くのクリニックが取り扱っているピコレーザーの費用を参照すると、およそ40,000〜50,000円が相場です。
これは両眉の場合を想定していますが、片眉の場合や別の部位を除去する場合は料金が変わります。
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