名古屋のピル処方おすすめクリニック12選｜日祝日も診療可能な人気院を紹介

「名古屋でピルを買うならどこがいいの？」
「少しでもお得にピルを始めたい！」

名古屋でピル購入を検討している方は、上記の疑問をお持ちではないでしょうか？

ニキビやPMSの改善など、避妊以外にも嬉しい効果があるピル。

美容や健康に関心がある方の間で、じわじわと浸透してきていますよね。

名古屋市内では複数のクリニックが存在するため、どこを選べば良いか悩んでしまいます。

そこで本記事では、名古屋でクリニックを探すポイントやおすすめ医院を解説しています。

名古屋でピルを始めたい方はぜひ参考にしてください。

名古屋でピル処方を選ぶ際のポイントは3つ

ピルの処方を行う医療機関は主に産婦人科です。

名古屋における産婦人科の件数の内、約3分の1が名駅と栄に集中しています。

そんな名古屋でピル処方ができるクリニックの選び方には、以下のようなポイントがあります。

1. 名駅と栄の平均相場を参考に選ぶ
2. ピルの種類が豊富なクリニックを選ぶ
3. 通いやすいクリニックを選ぶ

ピルには、低用量ピルやアフターピルといったいくつかの種類があり、目的によって飲むタイミングや日数などが変わります。

自分の身体に合ったピルを選びましょう。

①名駅と栄の平均相場を参考に選ぶ

ピルの服用を開始する場合は、相場と比較してピルの値段が高すぎないかを、検討してから選びましょう。

名古屋市内で参考にしやすい「名駅」「栄」で、それぞれの平均を表にしました。

＜１シートあたりのピル平均価格/名駅・栄を比較＞

ピルの種類	名駅	栄
低用量ピル	2,570円	2,459円
アフターピル	9,900円	10,815円

どちらも仕事や買い物のついでに利用するなら、大変便利なアクセスです。

診療代や交通費などの経費を含めた「トータル費用」と予算を比較し、自分に合ったクリニックを選びましょう。

②ピルの種類が豊富なクリニックを選ぶ

クリニックを選ぶ条件として、ピルの選択肢が多いということは大切なポイントです。

元々ピルは2種類の女性ホルモンを配合した薬で、その配合バランスや使用する卵胞ホルモン（エストロゲン）の種類によって、効果や効能が違います。

＜ピルの種類一覧＞

ピルの種類	超低用量ピル	低用量ピル	中用量ピル	アフターピル
	エストロゲン含有量0.03㎎以下	エストロゲン含有量0.05㎎以下	エストロゲン配合量0.05㎎以上	エストロゲン含有なし
使用の目的	PMSの改善 月経痛の改善 ニキビの改善	避妊 PMSの改善 月経痛の改善 ニキビの改善	月経移動	緊急避妊

上記のように、低用量ピル以外にも、ホルモン量を抑え、副作用が発現しにくい超低用量ピルなどがあります。

また、現在国内で流通するピルには、以下のような種類があります。

黄体ホルモンの種類	薬剤	特徴
ノルエチステロン 第1世代　1相性・3相性	・ルナベル配合錠LD/ULD*（1相性） ・フリウェル配合錠LD/ULD*（1相性） ・シンフェーズ（3相性）	月経困難症のコントロールに効果 子宮内膜症の治療に用いられる
レボノルゲストレル 第2世代　3相性	・トリキュラー ・アンジュ ・ラベルフィーユ	自然なホルモンバランス 不正出血や副作用が起きづらい
デソゲストレル 第3世代　1相性	・マーベロン ・ファボワール	肌荒れ・ニキビ改善・多毛症への効果も期待できる
ドロスピレノン 第4世代　1相性	・ドロエチ配合錠 ・ヤーズ配合錠 ・ヤーズフレックス配合錠	比較的副作用が少ない ニキビが改善・むくみにくい

＊ULD(超低用量ピル）：超低用量ピル製剤は低用量ピルとほぼ同様の成分ですが、低用量ピルよりもエストロゲンが少なく、月経困難症の治療に用いられます。避妊目的には処方されません。

豊富な製剤の中から、自分に合ったピルを探し服用するためには、取り扱う薬の種類が多いクリニックがおすすめだと言えます。

③通いやすいクリニックを選ぶ

長く利用する可能性のあるクリニックだからこそ、アクセスや診療時間・診療日が自分の希望と合っていることが大切になります。

名駅はJR、名鉄、近鉄の総合駅であり、栄付近は商業施設から近く、名古屋市内にお住まいなら、どちらも大変アクセスの良い場所です。

さらに駅近、駅構内から直結ならより好条件となるでしょう。

「休みが合わないから通院できない」となっては困ります。

診療日や診療時間も事前にしっかり確認しましょう。

また、近くにピル処方クリニックがない場合、オンラインの診療を選択するのはいかがでしょうか。

空いた時間にWEB上で予約し、スマホがあれば簡単に診療・処方が可能。

当日決済で発送手配が可能なクリニックがほとんどのため、数日でピルが受け取れます。

直接来院でも、ピルオンライン処方でも、自分の生活リズムにあったクリニックを選びましょう。

参考：日本地域医療情報システム　日本医師会
参考：緊急避妊法の適正使用に関する指針　厚生労働省
参考：「低用量経口避妊薬一覧表」日本産婦人科学会

名古屋で日曜・祝日ピル処方ができるクリニック3選！

※表内の金額は全て税込
平日は時間が取れない方のために日曜・祝日に診療を行うクリニックを紹介。

平日に比べ少し混み合う場合もあるようですので、予約制でないクリニックには、早めの来院をおすすめします。

レディクリニック名古屋伏見｜リラックスできる癒しの空間

パークサイド栄クリニック｜さまざまな症状に合わせた治療

エマ婦人科クリニック名古屋栄|女性医師による女性のためのクリニック

名古屋で駅近！ピルが安いクリニック6選！

※表内の金額は全て税込
名古屋市内で、ピルが相場より安いお得なクリニックがどこなのか気になりますよね。

こちらでは名古屋、またはその周辺から好アクセスな名駅と栄から、選りすぐりの６院を紹介しています。

セントソフィアクリニック婦人科｜名古屋駅直結で便利

レディースクリニックミュウ|安らげる診療スペース

クリニックロタージェ|様々な女性の病気に対応

栄産婦人科|質の高い医療を提供

クリニックフラウ栄|オンライン診療も可能

まさはしレディスクリニック|高い専門性に基づく診療

空いた時間でピル処方｜オンラインクリニック3選！

※表内の金額は全て税込

近くに通えるクリニックがない方、もしくはクリニックに通う時間が作れないという忙しい方には、ピルオンライン診療がおすすめです。

こちらでは、安くて便利にピル処方が可能なクリニックを３院紹介しています。

クリニックフォア｜国内最多・国内製ピルを提供

DMMオンラインクリニック｜DＭＭポイントが貯まる・使える

おうちでクリニック｜ワンストップのオンライン診療

ピルで得られる嬉しい効果

ピルの服用を開始するといくつかの嬉しい効果が得られます。

• 高い避妊効果と月経周期の調整
• 月経前症候群（PMS）の症状や月経痛の緩和
• 月経不順や子宮内膜症の治療に効果

上記の効果以外にも、ピルにより、ホルモンのバランスが調整された月経は、出血も少なくなり、身体への負担が軽くなります。

また、月経が始まるタイミングを調整できるため、大変便利です。

こちらでは、ピルを服用することで得られる効果について詳しく解説します。

高い避妊効果と月経周期の調整

コンドームや子宮内避妊用具に比べても、高い確率で避妊できるのがピルの特徴です。

体内の女性ホルモン量を人為的に調整することで、排卵が妨げられ、妊娠を回避するのがピルの働きです。

ピルを正しく服用することで、約99.7％程度の避妊効果が期待できます。

また、ピルを服用すると、大切なイベントや試験、仕事のタイミングに月経が重ならないようコントロールすることも可能です。

月経前症候群（PMS）の症状や月経痛の緩和

ピルの服用により、ホルモンのバランスが整うと、月経前症候群（PMS）による頭痛や倦怠感などの軽減を実感できます。

また、ピルの効果によって子宮内膜の増殖を抑えることで、月経痛が軽減できます。

子宮内膜が薄く保たれると、痛みの原因となる物質「プロスタグランジン」の影響を受けにくくなるためです。

ピルの服用はPMSの重症タイプといわれるPMDDにも改善効果があるとされます。

月経不順や子宮内膜症の治療に効果

ピルは月経困難症や子宮内膜症などの治療に用いられます。

診察・検査により月経困難症と診断されると、保険適用での処方が可能です。

これは、ピルによる治療が有効と判断されるためで、金銭的面での負担が軽くなります。

月経困難症や子宮内膜症は不妊の原因にもなり治療が必要な病気です。

心配な方は婦人科を受診し、医師の診療を受けましょう。

ピルで注意したいリスクとは？

ピルには服用によるメリットが多い薬ですが、その反面、注意すべきデメリットもあります。

• 用法を守らないと効果が激減
• ピルには副作用がある
• ピルの処方はほとんどが保険適用外

こちらではピル服用に関するリスクや注意点について詳しく説明します。

用法を守らないと効果が激減

ピルの効果を得るためには用法・用量を守る必要があります。

正しく服用することで、体内のホルモンバランスが整い、高い避妊効果とPMS等の改善が望めるからです。

毎日同じ時間に1日1錠服用するだけですが、飲み忘れてしまう方も多いようです。

ピルを飲み忘れた時は以下の対応になります。

＜ピル飲み忘れ！時間別の対応＞

シート1週目の飲み忘れは避妊効果がかなり低くなるので他の避妊法を併用してください。

他の避妊法を併用せず、妊娠の可能性がある場合はアフターピルの処方を受けましょう。

ピルには副作用がある

服用を始めたばかりの時期や、人によっては軽いピルの副作用が発症します。

不安に感じることもあるようですが、医師の判断によって、対症療法（吐き気どめ・むくみ・頭痛に対する投薬など）を試み、様子を見ましょう。

しばらく服用を続けると、ホルモンバランスが整い、副作用も気にならなくなる場合がほとんどです。

ほとんどの副作用は1〜3ヶ月程度で治る場合が多いようですが「血栓症」は深刻な副作用として注意しておく必要があります。

「血栓症」は早期発見と治療により改善できます。

症状が突然現れた場合は薬の服用を中止し、すぐに近くの医療機関を受診してください。

※避妊効果に関しては、ピルを1週間程度飲み続ければ効果が期待できます。

ピルの処方はほとんどが保険適用外

避妊や月経移動のためのピル処方は、保険適用外です。

オンライン診療では、ほとんどのクリニックが自由診療（保険適用外）で、価格も自由に設定できます。

価格に対して制約が無く保険適用外な理由は、避妊が治療行為ではないためです。

しかし、月経困難症や子宮内膜症などの治療が目的となれば保険が適用されます。

婦人科系疾患の治療を希望する場合は、対面のクリニックを受診し医師の診断を受けましょう。

参考：「経口避妊薬（ＯＣ）の有効性についてのとりまとめ」厚生労働省
参考：「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」日本産科婦人科学会編
参考：「血栓症ガイドブック」日本血栓止血学会 

クリニックに来院してピルの処方を受ける場合の流れ

ピルの処方を受ける流れにはパターンが2つあります。

• 直接クリニックに来院する
• オンライン処方を受ける

ピルの処方を初めて受ける時は、どうしても緊張してしまうものです。

あらかじめ、診療の流れを理解しておくと、スムーズに受診できますよ。

直接クリニックに来院する

クリニックに来院してピルの処方を受ける手順は以下のとおりです。

①診察希望日時を予約する

クリニックの公式サイトから、WEB予約表か電話で予約。

ホームページのWEB予約表から、日付や時間を選択しましょう。

事前の問診がある場合は、記入しておきます。

②予約した日時に遅れず来院

受診当日は、時間に余裕を持って来院しましょう。

予定した時間に遅れると後に回され、長く待つことになります。

また、当日受信ができなくなったりしてしまうこともあるからです。

③医師による診療を受ける

医師に対面し診療を受けます。

診察で確認されることは、主に以下の通りです。

• 直近の生理日
• 身長、体重、血圧
• 服用している薬
• アレルギーの有無
• 喫煙歴
• 治療中の病気

医師が必要と判断した場合は血液検査があります。

④決済終了後ピルを受け取り服用開始

医師の処方が決まると、支払いの決済を行い、ピルを受け取ります。

ピルの処方は院外処方の場合もあり、その場合は指定された薬局で薬を受け取りましょう。

指示された用法と用量を守り服用を開始します。

オンラインでピルの処方を受ける場合の流れ

オンラインでピルの処方を受ける手順を説明します。

①WEB上で予約をとり、事前に問診票に回答する

クリニックのホームページで案内されるWEB予約表か電話で予約。

WEB予約表の空いている時間から、日付や時間を選択します。

事前問診票の必要項目を記入して送信。

クリニックによっては、アプリを使用するためのアカウント登録をします。

②ビデオ通話か電話で医師による診療を受ける

アプリによるビデオ通話もしくは電話で診療を受けます。

カウンセラーによる説明があれば、疑問点を解決しましょう。

診療を受けてしまうと薬の処方を受けなくても、診療代を請求される場合があります。

医師への質問は、事前にまとめておくとスムーズに診療を受けられます。

③ピルの処方を受け料金を支払う

医師の処方が出た後、決済方法を選択。

クリニックからメールが届き、決済方法を確認することもあります。

この場合、クレジットカードの登録が必要になるので手元に用意しておきましょう。

決済が完了しないと発送作業に進みません。

④薬が自宅に届いたら服用開始

料金の支払いが確認されると、クリニックからピルが発送されます。

1〜2日程度でピルが届くでしょう。

月経のタイミングに合わせてピルの服用を開始します。

服用開始後、副作用の症状が出た場合は、処方を受けた医師に相談しましょう。

ただし、血栓症の症状が疑われる場合は、急ぐ必要があります。

服用をやめ、すぐに近くの医療機関を受診してください。

ピルについてよくある質問を紹介

ピルについてよくある質問を紹介します。

• ピルを使うと太りますか？
• ピルは将来の妊娠に影響がありますか？
• ピルはニキビに効果ありますか？

ピルの服用を検討する際の参考にしてください。

ピルを使うと太りますか？

低用量ピルを服用すると太るという噂がありますが、実際は体重増加とピルの服用に因果関係はありません。

医療情報を掲載する海外メディアでも、ピルの服用は体重の変化に影響を与えないという研究結果が発表されています。

太るという噂の原因は、以下の2つの女性ホルモンの作用です。

エストロゲン「卵胞ホルモン」	プロゲステロン「黄体ホルモン」
子宮内膜を厚く整え、妊娠に備える 女性らしいカラダをつくりる 自律神経の働きを安定させる コラーゲンが産生され美肌をつくる 血管、骨、関節、脳などを健康に保つ	子宮内膜を柔らかく維持 （妊娠しやすい状態に保つ） 水分や栄養素をため込む 妊娠が成立後、妊娠を維持 体温を上げる 食欲増進

低用量ピルで太るのは、ホルモンの変化の二次的要因（むくみ・食欲増進）が原因と考えられます。

しばらくピルの服用を続けると、ホルモンのバランスに体が慣れ、症状も落ち着くでしょう。

その後の肥満防止のためには、食事バランスに気を配り、適度な運動を行うことが大切です。

ピルは将来の妊娠に影響がありますか？

ピルを服用しても、妊娠への影響はありません。

服用をやめ、1〜2ヶ月程度で通常通りの月経が訪れます。

これは、身体が妊娠可能な状態へと戻るからです。

むしろ、不妊につながる可能性のある「子宮内膜症」の予防が期待できるため、ピルの服用はメリットとなります。

月経痛やPMS（月経前症候群）の負担を軽減させるピルの服用は、将来的な妊娠にも備えるためにもおすすめです。

ピルはニキビに効果ありますか？

ピル服用はニキビの改善に効果があるとされています。

ピルの飲み始めはホルモンバランスが整っていないためニキビが悪化することもあるでしょう。

しかし、しばらく続けるとホルモンバランスが整い、ピルの効果が現れます。

ピルの使用でニキビの悪化が続く場合は、薬の種類が体質に合っていない可能性があります。

外用薬の初期症状をピルによる悪化と勘違いしている場合もあるので、医師に相談し、処方を調整してもらいましょう。

参考：「経口避妊薬服用後妊娠による心身障害児」国立保健医療科学院
参考：「低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤　ガイドライン」
参考：「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」 日本産科婦人科学会編
参考：「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023 」日本皮膚科学会ガイドライン