沖縄で低用量ピルの処方ができるおすすめクリニック8選！料金の相場やリスクや注意点も解説

「沖縄でピルを処方してもらいたい」
「沖縄でおすすめのクリニックはどこだろう？」
「沖縄のクリニックのピルの相場は？」

沖縄は、ピルの処方が可能なクリニックが豊富ですが、どこにいけば良いか迷ってしまいますよね。

「低用量ピル」は多くの女性が抱える生理についての悩みを軽減したり、美肌効果にも期待できるため処方を希望する方も増えてきているようです。

そこで本記事では、沖縄のおすすめのクリニックを、値段・アクセス・おすすめポイントなどをまとめて紹介していきます。

「ピル」を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

沖縄でピル処方可能なクリニックを選ぶ3つのポイント

ピルの処方をしてもらうには、主に産婦人科を受診します。

とはいえ、沖縄には多くの産婦人科やクリニックがあるので、迷ってしまう方も多いはず。

ここでは沖縄でクリニックを選ぶポイントを以下にまとめています。

1. 那覇周辺のクリニックや産婦人科の平均相場で選ぶ
2. 低用量ピルやアフターピルの種類で選ぶ
3. 県庁前駅周辺などアクセスの良いクリニックを選ぶ
4. オンラインピル処方ができるクリニックを選ぶ

上記のことに目を向け、自分に合ったクリニックを見つけるとよいでしょう。

①那覇周辺のクリニックや産婦人科の平均相場で選ぶ

那覇市は、沖縄で1番人口密度が高く都会です。

そのため、那覇市内にはピル処方可能なクリニックも多く、美容外科にもピルの処方が可能なクリニックがありますよ。

那覇市内の平均相場は下記を参考にしてください。

低用量ピル	アフターピル
2,400円	9,650円

クリニックが多いので、値段の比較も可能ですので、自身の予算に合ったクリニックに通うことができますよ。

②低用量ピルやアフターピルの種類で選ぶ

低用量ピルやアフターピルには複数の種類があり、低用量ピルだと13種類、アフターピルは2種類あります。

ピルの種類によって効果や副作用も異なるので、豊富な種類を扱うクリニックだとご自身に合うピルがより見つけることができるでしょう。

アフターピルには、「ノルレボ」と「レボノルゲストレル」の2種類があります。

「レボノルゲストレル」は「ノルレボ」のジェネリック医薬品のため、効果に差はありません。

さらに、低用量ピルは開発された順に第1世代〜第4世代に分けられ、種類や効果も異なります。

種類が豊富なクリニックであれば、選択肢が増えるので安心ですよ。

③県庁前駅周辺などアクセスの良いクリニックを選ぶ

ゆいレールをご利用の方は、アクセスの良いクリニックから選ぶのもおすすめです。

特に県庁前駅は都市部の駅なので、産婦人科をはじめとするクリニックが多くあります。

通勤通学などでモノレールを利用している方は、駅周辺のクリニックを探すと良いでしょう。

緊急時のアフターピルも、毎日使う低用量ピルもアクセスが良いと通いやすいですよ。

例えば「湘南美容クリニック 那覇院」は、県庁前駅から徒歩5分。

「Joyレディースクリニック くもじ」は、県庁前駅から徒歩3分と非常にアクセスも良好です。

緊急時や日常的に使うピルだからこそ、アクセスの良いクリニックを選ぶのは大事なポイントになります。

県庁前駅以外にも、ゆいレールの駅やバスも多いので、ご自身の利便性に合わせた駅やバス停周辺を選ぶといいでしょう。

④オンラインピル処方ができるクリニックを選ぶ

オンラインでピル処方が可能なクリニックもおすすめです。

「クリニックと仕事の休みが合わない」「自宅近くに利便性が良いクリニックがない」「コロナなどの感染リスクが心配」など多くの不安や悩みを解決するのが、オンライン診療です。

コロナ禍から、オンライン診察可能なクリニックやサービスが増え続けています。

薬は、最短翌日にはポスト投函可能ですので急を要する方にも嬉しいポイント。

オンライン診療はスマホで簡単に予約から処方まで済ますことができますので、忙しい方におすすめなサービスです。

沖縄でピル処方可能なおすすめクリニック8選！

ここまで、沖縄のピルを処方できるクリニックの基本的な情報を紹介しました。

沖縄にはクリニックが多くあることやピルの金額の差に、驚かれた方もいると思います。

しかし、これだけでは病院選びが難しい人もいるかもしれません。

クリニックそれぞれに特徴があり、得意としていることも違います。

下記の内容に、各クリニックの特徴をまとめたので、是非参考にしてみてください。

湘南美容クリニック那覇院｜CMでおなじみの有名クリニック

ゆいクリニック　| オンライン通院システムあり

美代子クリニック｜婦人科専門医による丁寧な診察

奥平産婦人科医院　創業80周年の信頼と実績

Fクリニック沖縄｜スタッフ全員が女性のクリニック

古堅ウィメンズクリニック｜大病院で経験を積んだ知識豊富な専門医

美らハシイ産婦人科｜初診もWEBから予約が可能

ＪＯＹレディースクリニックくもじ｜女性医師による女性のためのクリニック

オンラインピル処方可能なおすすめクリニック3選！

※表内の金額は全て税込

コロナ禍から増えたオンライン診療可能なクリニック。

オンライン診療サービスを展開している業態は数多くあります。

「オンライン診療はどこのサービスがあるの？」
「クリニックによる違いって何？」

と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。

そこでここからは那覇市内のどこにいても利用できる、ピルオンライン診療おすすめクリニックを紹介いたします。

「金額面と診察内容」両方を兼ね備えたご自身に合ったオンライン診療サービスを見つけましょう。

クリニックフォア｜10以上開院している信頼あるクリニック

DMMオンラインクリニック｜医師の診察料が無料

おうちでクリニック｜対面受診したような安心感

低用量ピルの効果やおすすめポイント

「低用量ピルの服用で得られる効果って？」
「つらいPMSや生理痛は改善するの？」

という疑問を抱く人も多いと思います。

低用量ピルを服用するメリットは、避妊・月経不順・月経前症状や生理痛を改善してくれる救世主なのです。

下記では、低用量ピルの効果やおすすめポイントについて、詳しく解説していきます。

高い避妊効果と月経周期の調整

低用量ピルを服用することで、99.7%と高い確率で避妊効果に期待できます。

コンドームの避妊効果は約85%と言われており、ピルに比べると確実性が低いのでデメリットでしょう。

また、月経周期の調整は、生理開始後5日以内にピルを服用し、生理が開始するという仕組みです。

旅行や部活動の大会、試験などの大事な予定がある方も、低用量ピルを服用することによって、月経の移動が可能です。

月経前症候群（PMS）の症状や月経痛の緩和

ピルを服用することにより、月経前症候群(PMS)の症状や月経痛の緩和にも期待できます。

月経前症候群の原因は、女性ホルモンの変化によるものだと考えられています。

生理痛の原因は、プロスタグランジンによって子宮の収縮が起こることによるものです。

低用量ピルを服用することで、子宮内膜の増殖を防ぎ、月経困難症におけるさまざまな症状を軽減させます。

また、子宮内膜が厚くなるのを防ぐため、経血量も少なくなり、貧血や生理痛も改善されるのです。

低用量ピルを服用することで、ホルモンバランスを整えてくれ、月経前症候群によるメンタル面の症状も軽減できるのはメリットだと言えるでしょう。

月経不順や子宮内膜症の治療に効果

ピルは月経不順や子宮内膜症などの治療効果にも期待できます。

低用量ピルを服用時には、基本的に生理がきません。

服用を休止すると生理が開始するので、生理周期が整うことで月経不順が解消されます。

また、低用量ピルには子宮内膜の増殖を防ぐ効果も。

ホルモンバランスが整うので、子宮内膜症の症状の一つである、生理痛などの改善が期待できるのです。

このように、月経不順や子宮内膜症に改善や効果が期待できます。

参考：「経口避妊薬（ＯＣ）の有効性についてのとりまとめ」厚生労働省
参考：「経口避妊薬（ＯＣ）の安全性についてのとりまとめ」厚生労働省
参考：「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」日本産科婦人科学会編

低用量ピルのリスクや注意点！

「正しいピルの飲み方って？」
「副作用ってどんなことが起きるの？」
「ピルを服用するリスクはあるの？」

低用量ピルの服用には、副作用や注意しなければいけないことがあります。

低用量ピルを服用する上で、上記のことを知っておくことが重要です。

副作用を理解し、正しい飲み方をすることで低用量ピルの効果を十分に発揮することができますよ。

用法を守らないと十分な効果に期待できない

ピル服用には決まった用法があり、守ることではじめて効果を得られるのです。

ピルは必ず毎日決まった時間に1錠服用する必要があり、1シートの決められた順番に沿って服用していきます。

服用する時間が12時間以上ずれてしまうと、避妊効果が弱まり、不正出血を起こしてしまうのです。

21錠と28錠が1シートになった低用量ピルがあり、どちらも1シート服用後に7日間の休薬期間があります。

この休薬期間は子宮の働きを正常に保つために重要な期間です。

「決まった時間に飲むこと」「休薬期間と再開を忘れないこと」を十分に気をつけ、用法用量を守って服用していくことが大切です。

毎日同じ時間に服用する必要がある

低用量ピルは毎日同じ時間に服用する必要があります。

朝・昼・夜、どの時間帯でも構いません。毎日同じ時間に飲むことで、避妊効果が高まります。

逆に時間がずれてしまうと、避妊効果が低くなってしまうので細心の注意が必要です。

だいたいの飲む時間、たとえば「お風呂上がりに飲む」「寝る前に飲む」などを決め、習慣づけるといいかもしれません。

時間を決めないと忘れる可能性があり、薬の効果が期待できなくなります。

万が一忘れてしまったときは、すぐに服用し、医師に相談しましょう。

体調が落ち着くまでは2〜3ヶ月程度かかる

低用量ピルには副作用があります。

吐き気・頭痛・めまいなど、日常生活に影響を及ぼすものも多いです。

ホルモンバランスの変化によるものなので、2〜3カ月服薬を続けると、身体が慣れて副作用が減っていきます。

とはいえきつい副作用。どうしても日常生活が送れないほどきつい副作用があり、飲めなくなる人もいます。

副作用がつらい場合は早めにクリニックを受診しましょう。

なかには重篤な副作用があるのも事実です。体調の変化に気をつける必要があります。

ピルには副作用リスクがある

低用量ピルには副作用のリスクがあります。

低用量ピルを服用することによってホルモンバランスが変化することが原因です。

副作用は不正出血・吐き気・頭痛・めまいや体重増加や浮腫などさまざまです。

特に不正出血は、約20%の人にあらわれる症状となり、重篤なピルの副作用に「血栓症」が挙げられます。

激しい腹痛や頭痛、けいれんなど普段と違う重い症状が現れる場合がありますので、症状が現れた場合はすぐに病院へ相談しましょう。

特に、糖尿病などの生活習慣病の既往歴がある場合は医師に相談してください。

ピルの副作用を十分に理解し、服用することが大切です。

ピルの処方はほとんどが保険適用外

ピルの処方はほとんどが保険適用外です。

ただし「子宮内膜症」や「月経困難症」の治療を目的とした処方の場合、保険適用となる場合があります。

昨今、子宮内膜症や月経困難症で苦しんでいる女性が多くいます。

その他病気と同じように、治療にかかる費用については、保険適用となるのです。

参考：「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」日本産科婦人科学会編
参考：「低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤　ガイドライン」

ピル処方の流れを解説

「ピル処方の流れって？」
「どこでどうしたらもらてるの？」

ピルが処方されるまでの流れを知らない方も多くいるのではないでしょうか。

また、「ピル」についての間違った知識が先行していたり、「生理や避妊」というセンシティブな悩みなので、なんとなく病院を遠ざけている方もいるかもしれません。

ピルには医師の診察が必要です。実際にクリニックを受診した場合やオンライン診察を受けた場合、どのような流れで処方してもらえるのか、下記で解説していきます。

直接クリニックに来院する

「直接来院した場合の流れは？」
「診察ってどんなことをするの？」

初めての受診に不安になる方も多くいるのではないでしょうか。

事前に流れを知っておくと、安心して診察を受けられます。

来院から処方までの流れをまとめました。

①診察希望日時を予約する

電話やWEB上で来院日を事前に予約します。

予約必須な病院が多く、予約が必要な病院であれば待ち時間も少ないです。

また、来院日によって医師が違う場合もあるので、口コミなどを参考にし予約するとよいでしょう。

②予約した日時に遅れず来院

予約した日時に遅れず来院します。

初診の場合はカルテを作るので、時間に余裕を持って、10分前には到着しておくとよいでしょう。

予約時間に遅れると診察できない場合もあります。予約時間を守って来院してください。

③医師による診療を受ける

医師による診察を受けます。

事前に記入したカルテの内容に沿って質問をされることもあると思います。正直に受け答えしましょう。

必要に応じて内診や検査が必要な場合もあります。

診察や内診・検査が終了した後、ご自身の症状に合ったピルを提案してもらいます。

処方するピルが決まれば、注意点などを説明してもらい、診察は終了です。

④決済終了後ピルを受け取り服用開始

診察終了後、支払いを済ませます。

受診したクリニックによっては、院外処方の場合もあるでしょう。

薬を受け取り、服用を開始します。

必ず用法用量を守り、ピルの服用を開始していきましょう。

重篤な副作用が出た場合は、直ちに医師に相談してください。

オンラインでピルの処方を受ける場合の流れ

「オンライン診察の予約から処方の流れって？」
「ピルの処方や支払い方法は？」
「ピルはどのように自宅に届くの？」

と不安に思う方も多くいると思います。

オンライン診察がどのようなものかわからないと利用しづらいですよね。

下記では、オンライン診察の予約からピルの処方を受けるまでの流れをまとめました。

①WEBで予約し事前問診票に回答

まずはWEB上で診察の予約をします。

その後、5分〜10分ほどで回答できる事前問診に回答しましょう。

登録も簡単で、事前問診も短時間で終わるので、スキマ時間に回答することが可能です。

ぎりぎりだと予約が埋まっている場合もあるので、早めに予約をしましょう。

②ビデオ通話か電話で医師による診療を受ける

ビデオ通話や電話で医師の診察を受けます。

事前問診に沿って丁寧に診察してくれますよ。

質問があれば気軽に相談できるので、質問を用意しておくといいかもしれません。

対面ではないので緊張することなく気軽に相談できますよ。

③ピルの処方を受け料金を支払う

処方後、料金を支払います。

Web上で、クレジットカードでの支払いが可能です。

利用するサービスにもよりますが、銀行振込や代引きができる場合もあります。

選択肢が多いので、ご自身の希望する支払い方法にて支払いが可能です。

支払い方法が豊富なので、事前に支払い方法を調べ、WEB上でお支払いを済ませてください。

④薬が自宅に届いたら服用開始

最短翌日に自宅へ郵送されます。

利用するサービスにもよるので注意が必要です。

匿名配送で梱包にも工夫がされているので、中身を知られたくない方も安心できますよ。

ピルの服用方法についても記載されているので、記載通りの正しい方法で服用しましょう。

低用量ピルについてよくある質問を紹介

「子どもは飲めない？」
「太ってしまう？」
「将来不妊になる可能性がある？」

と低用量ピルについて不安になる方も多くいます。

インターネット上は多くの情報に溢れているので、正しい知識が必要です。

皆さんの不安を軽減するために、低用量ピルについてのよくある質問を回答とともに開設していきます。

ピルを使うと太りますか？

基本的には、ピルで太ることはありません。

「ピルで太る」というイメージが強くありますが、研究によりピルが原因で太ることはないと証明されています。

ただし、副作用に食欲増加の効果や浮腫があるので、食欲増加による食べ過ぎで結果的に太る可能性はあります。

ピルはニキビに効果ありますか？

ピルはニキビにも効果的だと言われています。

女性の肌荒れは「生理前のホルモンバランスが乱れること」が原因の一つです。

低用量ピルを服用することにより、ホルモンバランスが整うため、ニキビを防ぎ、美肌に繋がります。

生理前の肌荒れが気になる方はピルを検討するといいかもしれません。

ピルは産婦人科でもらえますか？

産婦人科にて処方が可能です。

ピルは医師の処方が必要な薬なので、対面・非対面(オンライン診療)問わず、受診が必要になってきます。

月経困難症や子宮筋腫など病気以外の用途で使用する場合、内診なしでも処方可能な場合があります。

いずれも産婦人科などの婦人科を中心とした医師に相談し、処方してもらってください。

ピルは将来の妊娠に影響がありますか？

基本的にピルによる妊娠には影響がないとされています。

過去にピルを服用していた人とピルを服用したことがない人で、妊娠確率は変わらないことが近年の研究でわかっているためです。

ピルの服用期間でも妊娠確率は変わらないため、服用期間が長くても心配はいらないでしょう。

不安な方は医師に相談することをおすすめします。

参考：「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023 」日本皮膚科学会ガイドライン
参考：「経口避妊薬服用後妊娠による心身障害児の発生の防止対策に関する研究」」国立保健医療科学院
参考：「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」日本産科婦人科学会編