大宮で低用量ピルの処方ができるおすすめクリニック8院！オンライン診療の特徴も解説

「大宮でピル処方が可能なクリニックを知りたい！」
「クリニックを選ぶ基準を教えて欲しい」
「大宮で自分に合った病院を探したい」

大宮でピル処方ができるクリニックをお探しの方は、上記のようなお悩みをお持ちではないでしょうか。

大宮には女性向けのクリニックが多数あり、それぞれに特色もあるため、ポイントを押さえつつ比較できたら嬉しいですよね。

本記事では、クリニックを選ぶ際のポイントや、大宮にあるおすすめクリニックについてまとめています。

大宮でピルを処方できるクリニックを探している方はぜひ参考にしてみてください。

大宮でピル処方可能なクリニックを選ぶ4つのポイント

大宮でピル処方が可能なクリニックを選ぶ際には、4つのポイントがあります。

1. 大宮周辺のクリニックや産婦人科の平均相場で選ぶ
2. 低用量ピルやアフターピルの種類で選ぶ
3. 大宮駅周辺などアクセスの良いクリニックを選ぶ
4. オンラインピル処方ができるクリニックを選ぶ

平均的な価格はどれくらいなのか、自分の通いやすい立地にあるかどうか、自分が通える診療時間かどうかなど。

人それぞれ重視する点がありますので、ここでは5つのポイントをお伝えします。

クリニック選びの参考にしてください。

①大宮周辺のクリニックや産婦人科の平均相場で選ぶ

1つ目のポイントは、大宮周辺のクリニックや産婦人科の平均相場で選ぶことです。

低用量ピルの処方については、目的にもよりますがほとんどが自費診療となります。

そのため、クリニックごとに金額がまちまちです。

以下が大宮周辺のクリニックでの1シートあたりの平均価格となっていますので、少しでも低価格で始めたいという方は、参考にしてください。

低用量ピル	アフターピル
2,640円/1シート	15,433円/1回

このほかに初診料や検査代なども発生することが多いので、詳細についてはクリニックのHPを確認することをおすすめします。

②低用量ピルやアフターピルの種類で選ぶ

2つ目のポイントは、取り扱っているピルの種類の豊富さで選ぶことです。

アフターピルについては種類を吟味する時間はあまりないかもしれませんが、低用量ピルについては長く服用し続けるものになるため、身体に合うかどうかが重要です。

クリニックでの取り扱い種類が多いと、もし処方されたピルが合わなかった場合でも薬を変更する対策も取れます。

用途に応じて服用するピルの種類も異なってきますので、種類が豊富にあるかどうかは重要なポイントといえるでしょう。

③大宮駅周辺などアクセスの良いクリニックを選ぶ

3つ目のポイントは、アクセスの良いクリニックを選ぶことです。

低用量ピルは毎日服用するため、定期的にクリニックを受診する必要があります。

そのため、アクセスの良さや、診療時間が自分に合っているかどうかは非常に重要です。

大宮駅であれば、電車やバスなどの交通の便が良いため通いやすいのではないでしょうか。

また、駅から近いというのも長く通う上では大切です。

④オンラインピル処方ができるクリニックを選ぶ

4つ目のポイントは、オンライン処方ができるかどうかです。

どうしても通うのが難しい、診療時間が自分のスケジュールとなかなか合わない、といった場合もあるかと思います。

そういった場合にピルのオンライン診療も行っているクリニックであれば安心です。

自分の都合のいいタイミングで予約ができて、診療後数日でピルが手元に届きます。

大宮でピル処方可能なおすすめクリニック8選！

※表内の表示は全て税込

上記が、大宮でお勧めのクリニック8選の比較です。

価格や診療時間、アクセス方法など、おすすめポイントをそれぞれ挙げていますので、どのクリニックが自分に合っているか比較する際の参考にしてください。

クリニックの詳細については以下で紹介いたします。

大宮レディスクリニックは女性医師による診察が可能！

さいたまレディースクリニックは土日も診療可！

大宮駅前婦人科クリニックは土日祝日も診療可能！駅から徒歩0分

新都心むさしのクリニックは全員が女性医師！

秋山レディースクリニックは完全予約制

大宮林医院は駐車場完備で完全予約制

大宮中央クリニックはアフターピルが最短15分で処方可能！

湘南美容クリニック　大宮東口院はオンライン診療可能！はオンライン診療可能！

オンラインピル処方可能なおすすめクリニック3選！

※表内の金額は全て税込

大宮でのおすすめクリニックを紹介しましたが、通う時間がなかなか無い、近くにピルを取り扱っている病院が無い、交通費をかけたくない方もいるでしょう。

その場合に非常におすすめなのがオンライン診療です。

ここでは、大宮の自宅にいてもピル処方が可能なオンラインおすすめクリニックを紹介いたします。

クリニックフォア｜　土日祝日も対応可！

DMMオンラインクリニック｜初診でもオンライン可能！

おうちでクリニック｜わかりやすい明朗会計！

低用量ピルの効果やおすすめポイント

低用量ピルを服用することで、避妊効果はもちろん、生理痛・月経前症候群（PMS）の緩和、生理周期の安定、ニキビなどの肌荒れの改善などの効果があります。

また、ピルの服用によって卵巣がんや子宮体がん、大腸がんのリスクを低減するということが分かっています。

高い避妊効果と月経周期の調整

低用量ピルは、排卵を抑制し子宮内膜の増殖を抑える効果があるため、正しく服用することでほぼ100％の避妊効果があると言われています。

ただし性感染症予防はできないため、ピルを服用していてもコンドームは使用しましょう。

また、月経周期を調整することができるため、旅行や大切な試験等と被らないように使用することも可能です。

月経周期の調整については、予定がわかった段階で早めに医師へ相談しましょう。

月経前症候群（PMS）の症状や月経痛の緩和

月経前症候群（PMS）は、排卵から月経までの間に黄体ホルモンと卵胞ホルモンが急激に低下する期間があり、これによって自律神経のバランスが崩れるものです。

頭痛や倦怠感、不安感、イライラ感など、さまざまな症状が現れます。

低用量ピルを服用することで、これらのホルモンバランスの急激な乱れがなくなるため、PMSの症状が緩和されると言われています。

また、ピルを服用することで子宮内膜の増殖が抑えられます。

それによって、子宮内膜に存在する生理痛を引き起こすプロスタグランジンやブラジキニンなどの疼痛物質が減少し、生理痛が緩和されるのです。

月経不順や子宮内膜症の治療に効果

ピルの服用によって排卵が抑制され子宮内膜の増殖が抑えられるため、月経困難症の治療に使用されます。

月経困難症の場合に主に処方される低用量ピルは、エストロゲンとプロゲステロンが配合されており、服用を続けることで体内のホルモンバランスに働きかけてくれるのです。

また、排卵に伴う卵巣のダメージを軽減できるため、将来的に卵巣がん発症の可能性が減少する効果も見込まれるのです。

参考：「低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤　ガイドライン」

参考：「経口避妊薬（ＯＣ）の有効性についてのとりまとめ」厚生労働省

参考：「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」日本産科婦人科学会編

低用量ピルのリスクや注意点！

正しく服用すれば非常に便利でメリットのある低用量ピルですが、どんな薬も飲む上では副作用やリスクがあります。

主な注意点は以下の4点です。

• 用法を守らないと十分な効果に期待できない
• 毎日同じ時間に服用する必要がある
• ピルには副作用リスクがある
• ピルの処方はほとんどが保険適用外

それぞれ詳しく見ていきましょう。

用法を守らないと十分な効果に期待できない

基本的には1日1回服用する必要がありますので、ピルの飲み忘れには注意しましょう。

正しく飲まないと、きちんとした避妊効果を得ることができず、ピルの効果が期待できないことも。

万が一飲み忘れてしまった場合は、飲み忘れた日数によって対処が変わってきますので、医師にきちんと相談しましょう。

毎日同じ時間に服用する必要がある

ピルは、毎日同じ時間に飲むことで最大限の効果を発揮します。

体内のホルモン濃度が一定に保たれるのです。

2〜3時間程度の誤差であれば問題はないとは言われていますが、飲み忘れを防ぐため、少しでも自分が飲みやすい時間帯に始めるのが良いでしょう。

ピルには副作用リスクがある

薬ですので、ピルには副作用のリスクも少なからずあります。

飲み始めたばかりの頃に起きやすい吐き気やめまい、不正出血等が主なものです。

これらは飲みはじめの多くの人に見られる症状ですが、上述した通り、飲み始めてしばらく経つと落ち着いてきます。

また、発生自体は稀ですが、血栓症などのリスクもあります。そのため、処方時には喫煙の有無などを確認するようになっています。

ピルの処方はほとんどが保険適用外

ピルの処方については、子宮内膜症の治療等で処方される保険適用のものもありますが、ほとんどが保険適用外、つまり自費診療です。

避妊や月経移動の目的の場合は、治療行為ではないため自費診療扱いとなるのです。

自費診療の場合、クリニックによって金額が異なるため事前にHPなどで確認しておくと安心です。

しかし、保険適用のピルとそこまで金額が大きく変わることはありません。

参考：「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」日本産科婦人科学会編
参考：「経口避妊薬（ＯＣ）の安全性についてのとりまとめ」厚生労働省
参考：血栓症ガイドブック　日本血栓止血学会 

ピル処方の流れを解説

ここからは、ピルの処方についての流れを解説します。

大きく分けて以下の2つのパターンがあります。

• 直接クリニックに来院する
• オンラインでピルの処方を受ける

自分のライフスタイルに合わせて、続けやすい方を選択するのがよいでしょう。

直接クリニックに来院する

クリニックへ直接来院する場合の流れです。

まずは、自身の家や職場の近くなど、通いやすいところにある婦人科を探します。

自身が受診可能な曜日や時間帯についても忘れずにチェックしましょう。

診療費のほかに交通費がかかることがほとんどのため、その点も考慮してくださいね。

①診察希望日時を予約する

風邪などで内科を受診する際などと同様に、診療希望日時を予約します。

予約不可のクリニックや、予約しなくても構わないクリニック、完全予約制のクリニックなど、病院によってさまざまですので事前に確認するのがよいでしょう。

完全予約制のほうが待ち時間が少ない傾向にあるので参考にしてください。

②予約した日時に遅れず来院

どのクリニックを受診する際もそうですが、スムーズな診察を受けるため、自身が予約した日時には遅れないように余裕をもって来院しましょう。

初診の場合は、保険証の確認や問診票の記載などがあり時間がかかるので、これらを見込んだうえで早めの来院が安心です。

③医師による診療を受ける

問診票を記載し、医師による診察を受けます。

問診票には最終月経のタイミング等を記載する必要があるので、事前に確認しておきましょう。

服用の目的などを医師に相談し、服用するピルの種類を決めます。

病院によってはそこまでピルの種類がないこともあるので、事前にHPなどで確認しておくのがよいでしょう。

④決済終了後ピルを受け取り服用開始

診察と支払いが終わったら、院内もしくは調剤薬局で処方されたピルが受け取れます。

医師から指導を受けたタイミングに合わせて飲み始めましょう。

基本的には月経が来た日から開始します。飲み始める時間帯については、朝起きてすぐ、夜寝る前など、自分が続けやすい時間に設定するのがよいでしょう。

オンラインでピルの処方を受ける場合の流れ

続いて、オンラインでピルを処方してもらう場合の流れを解説します。

オンライン診療については来院の必要はなく病院の立地は関係ないため、自身でどのサイトから予約するかを調べて決めましょう。

①WEBで予約し事前問診票に回答

オンライン診療は来院の必要がないため、クリニックの立地を確認する必要がありません。

自分の都合のいい時間にWEB予約をしましょう。

その後、予約日までにWEB上の事前問診票に回答します。

②ビデオ通話か電話で医師による診療を受ける

診療日になったら、ビデオ通話や電話等を用いて、事前に記載した問診票を元に医師による診察を受けます。

不明点や不安なことがあればここできちんと確認しましょう。

③ピルの処方を受け料金を支払う

自身の症状や用途に合ったピルを医師と相談しながら選定し、処方を受けます。

オンライン診療については、料金は基本的に診察後にキャッシュレス決済となります。

④薬が自宅に届いたら服用開始

診療を受けた後、タイミングによっては即日でピルを発送してくれるところもあります。

基本的には数日で手元に届くので、医師から指導を受けたタイミングに合わせて服用を開始するようにしましょう。

低用量ピルについてよくある質問を紹介

ここからは、低用量ピルについてよくある質問を紹介します。

飲んでみたいけど身体にどんな影響があるのか不安だという方はぜひ参考にしてみてください。

ピルを使うと太りますか？

よく低用量ピルで太るのでは？と心配される方がいますが、これは脂肪が増えているのではなく、ホルモンバランスの変化によるむくみや食欲増進が原因とされています。

ピルそのものに太りやすい作用があるというわけではなく、いずれもピルを飲み続けてホルモンバランスが安定すれば落ち着いてくると言われています。

ピルは将来の妊娠に影響がありますか？

ピルを服用することで将来の妊娠に影響するということはありません。

服用をやめてから1〜2ヶ月で生理が来る、すなわち排卵が始まるので、妊娠が可能となります。

ピルはどの科で処方してもらえますか？

ピルの処方については婦人科や産婦人科へ行きましょう。

通えそうなところに無いようであれば、オンライン診療を行っている婦人科や産婦人科を探すのがおすすめです。

ピル処方は何歳から可能ですか？

世界保健機構（WHO）では「生理が始まっていればピルを服用できる」としています。

そのため、年齢的には初経が起こる10～12歳から閉経する50歳近くまでピルを服用できると考えて良いでしょう。

ただし、年齢が上がるにつれて血栓症のリスクも上がると言われており、一般的には40歳を超えたら医師の判断に基づき服用可能かどうか検討します。

参考：「経口避妊薬服用後妊娠による心身障害児の発生の防止対策に関する研究」」国立保健医療科学院
参考：「低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤　ガイドライン」
参考：「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023 」日本皮膚科学会ガイドライン