「低用量ピルと中用量ピルはどこが違うの?」
「副作用はどちらが出やすい?」
低用量ピルや中用量ピルの購入を検討している方なら、上記のような疑問をお持ちではありませんか。
低用量ピルと中用量ピルは、避妊や女性特有の症状を改善する目的で処方されていますが、その違いを正確に理解している方は少ないでしょう。
この記事では、低用量ピルや中用量ピルそれぞれの効果を調査し、どんな方に向いているのかを、しっかり解説。
併せて、各ピルの効果や、副作用についても紹介しています。
低用量ピルや中用量ピルの違いについて理解でき、服用前の不安が解消されますよ。
ピルの服用を検討する際の参考にしてくださいね。
低用量ピルと中用量ピルの違いとは?効果や特徴を解説
女性にとって、身近な存在になりつつある「ピル」ですが、種類ごとの用途までは知らないという人も多いですよね。
こちらでは、低用量ピルと中用量ピルの違いを、効果や特徴などから解説しています。
低用量ピルと中用量ピルの主な効果と、どんな方におすすめなのかを、以下の表にまとめました。
ピルの種類 | 低用量ピル (エストロゲン0.05㎎以下) |
中用量ピル (エストロゲン0.05㎎以上) |
---|---|---|
効果 | 高い避妊効果 PMS、月経痛の改善 ニキビの改善 月経過多、子宮内膜症の改善 |
緊急避妊効果 月経移動 月経不順、月経困難症の改善 子宮内膜症、月経過多の改善 |
こんな方におすすめ | 妊娠したくない方 生理の症状を軽くしたい方 ニキビを改善したい方 子宮内膜症を治療したい方 月経周期を整えたい方 |
イベントから月経をずらしたい方 性交後の妊娠を回避したい方 月経困難症を治療したい方 子宮内膜症を治療したい方 |
低用量ピルと中用量ピルが、どんな方におすすめなのかを、以下で詳しく説明します。
高い避妊効果が必要なら低用量ピル
高い避妊効果を期待する方は、低用量ピルを服用しましょう。
低用量ピルは、一日一錠の服用を続けるだけで、「99.7%の避妊が成功した」という結果が得られています。
また、副作用を誘発しやすいエストロゲンの量が抑えられていることで、長期間の服用が負担になりません。
より確実な避妊効果を得たい方には、低用量ピルがおすすめです。
できるだけ副作用を避けたい方は低用量ピル
ピルによる副作用をなるべく避けたいなら、低用量ピルを選ぶと良いでしょう。
ピルは、エストロゲンとプロゲステロンを調整して服用することで排卵を抑制する薬で、副作用が認められています。
人為的にホルモンを投与するため、バランスを取るため一時的に発現するのが副作用です。
その辛さに服用を断念する方もいます。
しかし、副作用のでにくい低用量ピルなら、ピルを無理なく継続できます。
低用量ピルの効果に関しては別の記事で詳しいく解説しています。
月経移動に使うなら中用量ピル
月経を移動させるなら、中用量ピルの服用がおすすめです。
月経を早める場合は、月経の1日目から5日目以内に中用量ピルの服用を始めます。
1日1錠、10日程度は服用し、月経を起こしたいタイミングの2〜3日前に服用をストップ。
服用中止から2〜3日で月経が始まります。
旅行やスポーツの大会・試験等などのイベントのために月経調整したい場合に有効なピルです。
※月経を遅らせて調整する場合もありますが、月経周期の安定した方向きの方法となります。
緊急避妊には中用量ピル
中用量ピルは緊急避妊薬として処方されることがあります。
中用量ピルを「緊急避妊薬」として服用する場合は、2錠を12時間ごとに、2回(計4錠)服用します。
継続的に使用する必要はありません。
性行為を行ってから、24時間以内の服用なら、最も効果が期待できます。
避妊の確率は70%程度でアフターピルよりは低くなりますが、なるべく価格を抑えたいという方にはおすすめです。
服用から数日で消退出血が始まれば、緊急避妊は成功と言えます。
参考:「経口避妊薬(OC)の有効性についてのとりまとめ」厚生労働省
参考:「経口避妊薬(OC)の安全性についてのとりまとめ」厚生労働省
参考:「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」日本産科婦人科学会編
低用量ピルと中用量ピルでは薬の種類に違いがある
低用量ピルは、配合されている女性ホルモンの種類によって4世代に分類されます。
さらに、1シート(21錠もしくは28錠)への配合バランスから、1〜3相性に分かれます。
患者の体質や症状によって、処方される低用量ピルの種類は異なります。
それに比べ、中用量ピルは、国内で認可された薬剤は、現在1種類のみです。
- 低用量ピルは種類が豊富にある
- 中容量ピルは1種類のみ
上記の項目ごとに、低用量ピルと中用量ピルの種類について解説します。
低用量ピルは種類が豊富にある
はじめに、種類が豊富な低用量ピルの中でも、国内で承認されている製剤を一覧表にまとめました。
ピルの世代/黄体ホルモンの種類 | 薬剤 |
---|---|
第1世代 ノルエチステロン | ・ルナベルLD/ULD ・フリウェルLD/ULD ・シンフェーズ |
第2世代 レボノルゲストレル | ・トリキュラー ・アンジュ ・ラベルフィーユ |
第3世代 デソゲストレル | ・マーベロン ・ファボワール |
第4世代 ドロスピレノン | ・ドロエチ ・ヤーズ ・ヤーズフレックス |
低用量ピルは、女性ホルモンの種類によって4つの世代に分類され、女性特有の悩みや症状に幅広く対応。
第4世代は、最小限のホルモン量で配合された「超低用量ピル」に分類され、副作用のせいで、ピルの服用が難しかった方でも服用できる可能性がありますよ。
中容量ピルは1種類のみ
国内で用いられる中用量ピルは、プラノバール1種類のみです。
月経移動に用いられることの多いプラノバールは、正しく服用すれば高い確率で月経移動に成功します。
現在においてはレボノルゲストレルを用いた緊急避妊が主流のため、プラノバールを用いた、ヤッペ法は少なくなりました。
低用量ピルと中用量ピルの平均相場に違いはある?
低用量ピルに比べ中用量ピルはやや高額と言えます。
低用量ピルの平均相場 | 2,500円程度 |
---|---|
中容量ピルの平均相場 | 5,000円程度 |
※本記事で紹介するクリニックの価格を参考にしています(税込価格)。
基本的に、避妊や、月経移動にピルを用いる場合の、ピル処方は保険適用外です。
ピルは、月経困難症や子宮内膜症などの治療を目的とした処方に限り、保険が適用になります。
いかにおいて、低用量ピルと中用量ピルの相場を詳しく解説します。
低用量ピルの平均相場は2,500円程度
低用量ピルが避妊を目的として処方される場合は保険適用外となり、2,500円程度で処方されます。
低容量ピルは月経困難症や子宮内膜症の治療を目的に処方された場合のみ保険適用です。
保険適用であれば3割負担の価格で、ピルの処方を受けられます。
保険適用外でのピル処方はオンラインでも可能ですが、治療を目的とする場合は医療機関を受診しましょう。
医師の診察や、各種検査を受ける必要があります。
中容量ピルの平均相場は5,000円程度
緊急避妊や月経移動で処方される中容量ピルの処方は、5,000円程度が相場です。
1シート21錠タイプで処方されることが多いですが、1錠単位で必要数購入できる場合もあります。
低用量ピルと同様に、月経困難症などの治療を目的として処方される場合は、保険適用になり、3割負担で購入が可能です。
月経移動は治療目的ではないため、自費診療になり、クリニックによって販売価格が異なります。
参考:「低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤 ガイドライン」
低用量ピルと中用量ピルで副作用の違いは?
画像引用:クリニックフォア・コラム
低用量ピルと中用量ピルはエストロゲンの配合量が異なります。
中用量ピルの方がエストロゲン配合量が多いため、副作用のリスクが高くなります。
低用量ピルは中用量ピルに比べ、効果も穏やかで、副作用がでにくいため継続しやすい薬剤だといえます。
2つのピルには次のような特徴があります。
- 低用量ピルは比較的副作用が少ない
- 中容量ピルは副作用がでやすい
ピルの副作用は、ほとんどの場合、服用開始から1〜2ヶ月程度で徐々に軽減されていきますが、心配な場合は医師と相談してみましょう。
以下において、低用量ピルと中用量ピルの副作用の違いを詳しくみていきます。
低用量ピルは比較的副作用が少ない
低用量ピルは、中用量ピルやアフターピルに比べると副作用が少ないピルです。
1970年代、中用量ピルの副作用を軽減させるため、ピルに含まれるエストロゲン量を0.05㎎未満にした低用量ピルが開発されました。
黄体ホルモンによる血栓症のリスクが抑えられた、より安全に利用できる薬が低用量ピルです。
低用量ピルの服用初期は、以下のような副作用が考えられます。
人工的なホルモンの影響で内在ホルモンのバランスが乱れることが副作用の原因です。
しかし、ほとんどの副作用は服用から1〜2ヶ月で徐々に軽減されます。
辛い場合は医師の判断により、薬の変更が可能です。
中容量ピルは副作用がでやすい
中用量ピルは低用量ピルに比べて、黄体ホルモンの成分が多いため、即効性があるものの、副作用のリスクが高くなります。
低用量ピルと同様の副作用ではありますが、症状が強く出る可能性が高くなります。
副作用は服用を続けるうちに軽減すると報告されていますが、ひどくなる場合は体質に合っていないことが疑われます。
医師に相談し、対症療法を試すのも良いでしょう。
ただし、中用量ピルの副作用のうち最も注意が必要なのは「血栓症」です。
血栓症には素早い対応が必要なので、迷わず近くの医療機関を受診してください。
参考:「経口避妊薬(OC)の安全性についてのとりまとめ」厚生労働省
【低用量ピル・中用量ピル】共通の注意点
低用量ピル・中用量ピルには「用法容量を守る必要がある」「即効性の薬ではない」「副作用の可能性がある」などといった特徴があります。
また、それ以外にも購入を検討する際の共通の注意点があり、以下の通りです。
- 個人輸入や通販は危険!
- クリニック・病院で処方を受ける
それぞれの項目について、詳しく説明します。
個人輸入や通販は危険!
個人輸入で購入できるピルは、安全性が保証されておらず、偽薬や粗悪品の可能性があります。
医師の処方なしに購入できる通販サイトなども同様です。
個人輸入したピルを服用して副作用が発症しても自己責任となります。
また、重篤な症状で入院や通院が必要になった場合にも「医薬品副作用救済制度」は使えません。
低用量ピルや中用量ピルの個人輸入や通販は、非常にリスクが高く危険だといえます。
クリニック・病院で処方を受ける
低用量ピルや中用量ピルは、医療機関や産婦人科クリニックで処方を受け、購入できます。
医師の診察や必要な検査を受けた上で、処方を受けることが必須です。
また、ライフステージに合わせた相談のできる婦人科クリニック以外に、オンラインクリニックでピルを購入する方法があります。
オンラインクリニックは、予約が簡単で、待ち時間がほとんどないことがメリットです。
また、配送や購入の方法が自由に選択でき、交通費や再診料などのコストを抑えることが可能なサービスもあります。
特に治療の必要な「持病」もなく、手軽にピルを購入したい方はオンラインクリニックがおすすめです。
参考:「医薬品等の輸入手続について」厚生労働省 関東甲信越厚生局
【オンラインが安い】ピル処方おすすめクリニック5選!
クリニック名 | クリニックフォア | DMMオンラインクリニック | おうちでクリニック | OopsWOMB(ウープスウーム) | エニピル |
---|---|---|---|---|---|
低用量ピルの価格 | 3,278円/1シート | 2,068円/1シート | 2,783円/1シート | 2,750円/1シート | 2,563円/1シート |
中用量ピルの価格 | 5,478円 /1シート(21錠)吐き気止め21錠付 | 4,378円/1シート(21錠)吐き気止め21錠付 | 処方対象外 | 3,850円/1シート(21錠)吐き気止め21錠付 | 7,678円/1シート(21錠)吐き気止め21錠付 |
おすすめポイント | 国内最多・国内製ピルを処方 | DMMポイントが貯まる・使える | ワンストップのオンライン診療 | 定期配送特典:最初の2シートが半額 | 在籍医師が電話にて診療 |
診療時間 | 平日:7:00~24:00 土日祝:9:00~18:00 |
8:00〜22:00 | 10:00〜19:00 | 24時間対応 | 24時間対応 |
診療代/配送料 | 1,650円/550円 | 0円/550円 | 1,650円/550円 | 0円/550円 | 2,200円/500円 |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※表内の金額は全て税込
ピルの購入には必ず医師の処方が必要になります。
一般的には、対面式の医療機関の受診をイメージされる方が多いのではないでしょうか。
そんな医師の処方が気軽に、自分の好きなタイミングで受けられるのがオンライン処方です。
スキマ時間で活用できるおすすめのピルオンラインクリニックを5院紹介します。
クリニックフォア|ピルの種類が豊富
クリニックフォア
- 国内最多の国内承認ピルを提供
- 土日祝日・深夜でも診療可能
- アフターピルは即日発送対応
クリニックフォアは、クリニックに在籍する医師が、早朝から夜間まで、土日祝も休まず診療に当たっています。
好きなタイミングで受診可能な、オンライン診療です。
国内で承認を受けたピル製剤の中から、体質や症状に合わせた薬を、購入できますよ。
クリニックフォアの料金
低用量ピルの価格 | 3,278円/1シート |
---|---|
中用量ピルの価格 | 5,478円 /1シート(21錠)吐き気止め21錠付 |
その他の薬 | 超低用量ピル・アフターピル |
診療代 | 1,650円 |
送料 | 550円 |
※表内の金額は全て税込
クリニックフォアでは、通常の販売価格より、15%オフでピルが購入できる定期便の利用がお得です。
翌月以降なら、変更やキャンセルが自由で、回数の縛りなどはありません。
診察から1年以内なら、簡単な問診だけで同じ薬が追加処方してもらえます。
クリニックフォアの口コミ・評判は別の記事でも解説していますので、ぜひチェックしてください。
クリニックフォアの基本情報
予約方法 | WEB |
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診療時間 | 平日:7:00~24:00 土日祝:9:00~18:00 |
支払い方法 |
|
DMMオンラインクリニック|土日祝も診療可能
DMMオンラインクリニック
- 専門医と薬剤師が処方薬を監修
- 取り扱うピルの種類が豊富
- 土日祝も休まず診療
DMMオンラインクリニックは、土日祝も診療しているので、いつでも気軽に受診OK。
購入できるピルは、全て国内製なので、海外製の薬に、抵抗がある方にもおすすめです。
日本産婦人科学会の認定を受けた専門医や薬剤師が、責任を持ってピルを監修しています。
DMMオンラインクリニックの料金
低用量ピルの価格 | 2,068円/1シート |
---|---|
中用量ピルの価格 | 4,378円/1シート(21錠)吐き気止め21錠付 |
その他の薬 | 超低用量ピル・アフターピル |
診療代 | 0円 |
送料 | 550円 |
※表内の金額は全て税込
医師による診察は、何度でも受けても0円の、DMMオンラインクリニック。
処方歴のないピルは、副作用などのリスク管理のため、2シートまでの処方となります。
支払いに、クレジットカードを利用すれば、DMMポイントが貯まりますよ。
DMMオンラインクリニックの口コミや評判については、別の記事でも詳しく解説しています。
DMMオンラインクリニックの基本情報
予約方法 | WEB |
---|---|
診療時間 | 8:00〜22:00 |
支払い方法 |
|
おうちでクリニック|最短翌日ポスト投函
おうちでクリニック
- 初診でもオンライン処方対応
- 受診から最短翌日にピルが到着
- マイページからいつでも解約可能
おうちでクリニックは、低用量ピル処方に特化したオンラインサービスです。
ピルの服用を試してみたいという方にとって、始めやすく、継続しやすいクリニック。
豊富な薬の中から、自分にあった低用量ピルが探せますよ。
ピル服用の疑問や不安のために、在籍医師のサポートも万全です。
おうちでクリニックの料金
低用量ピルの価格 | 2,783円/1シート |
---|---|
中用量ピルの価格 | 処方対象外 |
その他の薬 | 超低用量ピル |
診療代 | 1,650円 |
送料 | 550円 |
※表内の金額は全て税込
おうちでクリニックでは、ピル定期購入の利用が便利です。
服用のタイミングに合わせて、次月分が配送されるため買い忘れもなく便利。
また、定期便はいつでも解約できるので、マイページから手続きしてください(配送予定の8日前までに連絡)。
おうちでクリニックの口コミ・評判は別の記事で詳しく解説しています。
おうちでクリニックの基本情報
予約方法 | WEB |
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診療時間 | 10:00〜19:00 |
支払い方法 |
|
OopsWOMB(ウープスウーム)|プラン変更も自由自在
OopsWOMB(ウープスウーム)
- 婦人科専門医が診察を担当
- ピル処方は国内承認薬のみ
- 定期配送特典:最初の2シートが半額
OopsWOMB(ウープスウーム)は、スマホ一つで予約から処方まで手続き可能な、オンライン診療サービスです。
ピル処方は、婦人科専門医が担当しています。
服用に関する疑問や悩みにしっかり答えてくれますよ。
ピルの服用中は、無料で何度でも再診を受けられるから安心です。
OopsWOMB(ウープスウーム)の料金
低用量ピルの価格 | 2,750円/1シート |
---|---|
中用量ピルの価格 | 3,850円/1シート(21錠)吐き気止め21錠付 |
その他の薬 | 超低用量ピル |
診療代 | 0円 |
送料 | 550円 |
※表内の金額は全て税込
OopsWOMB(ウープスウーム)では、「定期配送プラン」をはじめて利用する方を対象に、最初の2シートが半額。
毎月配送から3ヶ月、6ヶ月のおまとめプランへの移行・解約は、いつでも手続きできます(解約金などのデメリットもありません)。
ウープスウームの口コミ・評判は別の記事でも詳しく解説しています。
OopsWOMB(ウープスウーム)の基本情報
予約方法 | WEB |
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診療時間 | 24時間対応 |
支払い方法 |
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エニピル|年中無休で24時間診療可能
エニピル
- 年中無休・24時間診察可能
- 在籍医師が電話にて診療
- 最短15分のアフターピル処方
エニピルは年中無休で24時間処方を行っています。
予約受付から最短15分でピル処方が完了し、即日配送手配。
購入した薬は、医療機関を連想させない配慮で、周りの人にバレることなくピルを受け取れます。
エニピルの料金
低用量ピルの価格 | 2,563円/1シート(2カ月目以降 3,278円/1シート) |
---|---|
中用量ピルの価格 | 7,678円/1シート(21錠)吐き気止め21錠付 |
その他の薬 | 超低用量ピル・アフターピル |
診療代 | 2,200円 |
送料 | 550円 |
※表内の金額は全て税込
エニピルでは、2種類のアフターピルを事前に購入できます(エラ・レボノルゲストレル2回分)。
ピルには使用期限があるので、事前購入した時は定期的に期限を確認しましょう。
エニピルの口コミ・評判は、別の記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてください。
エニピルの基本情報
予約方法 | WEB |
---|---|
診療時間 | 24時間対応 |
支払い方法 |
|
オンライン診療の流れを解説
ピルの処方を初めて受ける前に、診療の流れを理解しておくと、スムーズに受診できます。
クレジットカードでの支払いを希望される方は手元に準備しておきましょう。
オンラインでピルの処方を受ける手順は、こちらを参考にしてください。
①WEB上で予約をとる
WEB予約表から日付や時間を選択。
問診票の必要項目を記入し、クリニックからの返信を待ちます。
②システムについて説明を受ける
診察にアプリを使用する場合は、ダウンロードし、アカウントを登録。
チャットや通話で、疑問点を事前に解決しておきましょう。
③ビデオ通話か電話で医師による診察
医師への質問は、事前にまとめておくとスムーズに診療を受けられます。
医師の診療を受けると、薬の処方がなくても診療代を請求されることがあるので注意。
④ピルの処方を受け支払い
クリニックから支払いについての連絡が届く。
※LINEやメールに誘導URLが添付される場合があるので、確認。
支払いが完了すると、クリニックからピルが発送されます。
⑤薬が自宅に届いたら服用開始
受診から2日程度でピルが届きます。
月経のタイミングに合わせて、服用を開始しましょう。
低用量ピルと中用量ピルについて知りたい!9の質問を解説
中用量ピルと低用量ピルの違いについて、よくある質問を以下のようにまとめました。
「ピルを服用しようと思っているけど、どちらが良いのか分からない」という人は、是非参考にして下さい。
中用量ピルに避妊効果はありますか?
中用量ピルを避妊目的で処方されることは、ほとんどありません。
しかし、排卵を抑制する作用を利用し、治療目的で処方される場合が多いでしょう。
医師の判断において、緊急避妊の際に用いられることもありますが、最近はアフターピルが主流と言えます。
※中用量ピルは国内で緊急避妊薬としての認可を受けていません。
中用量ピルは太りますか?
中用量ピルと体重増加に、直接の関係はありません。
ピルを服用した際は、副作用としてむくみやすくなったり、食欲が増進する傾向があります。
このため、服用前より太ってしまったと感じる場合があるのです。
ピルで太るかどうかについては別の記事でも詳しく紹介しています。
低用量ピルは痩せますか?
低用量ピルが直接体重の増減に関わるということはありません。
低用量ピルを服用することにより、PMSによるイライラが軽減し過食が防げる場合があります。
また、月経痛の辛さが軽減すれば体を動かすことも億劫になりません。
前述のような条件が重なり、痩せたと感じる場合もあるでしょう。
ただしそれはあくまで、ピルの効果の二次的要因によるものです。
中容量ピル・低用量ピルは中学生でも使えますか?
中用量ピルと低要ピルは、中学生であっても、月経が始まっていれば服用が可能です。
ただし、ピルに含まれる微量のホルモンは、骨の成長に影響を及ぼす可能性があるため、医師による診察と処方は必要です。
※卵胞ホルモン(エストロゲン)は、骨端線の閉鎖を促す(骨が伸びるのをストップさせる)働きがあります。
中用量ピルと低用量ピルニキビ治療に使うなら?
ピルによるニキビ治療には、第三世代と第四世代のエストロゲンを使用した「低用量ピル」が使用されます。
エストロゲンの種類 | 第三世代 デソゲストレル | 第四世代 ドロスピレノン |
---|---|---|
効果 | ニキビの改善が期待できる
多毛症の改善が期待できる |
ニキビの改善が期待できる
むくみが少ない |
主なピル製剤 |
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ピルがニキビに効果があるのは、配合されているエストロゲン(黄体ホルモン)がアンドロゲン(男性ホルモン)を抑えるからです。
アンドロゲンの活性を抑える種類の黄体ホルモンでなければ、ニキビが悪化する可能性もあります。
中用量ピルと低用量ピル血栓症のリスクが高いのは?
配合されるホルモン量の多い中用量ピルは、低用量ピルに比べ、血栓症が起こる確率が高いといわれています。
足の痛みや腫れ、手足のしびれ、鋭い胸の痛み、息切れ、激しい頭痛、めまい、舌のもつれ、目のかすみといった症状が突然現れた場合は血栓症の疑いがあります。
異変を感じたら、すぐに近くの医療機関を受診しましょう。
中用量ピルと低用量ピルは保険適用になりますか?
中用量ピルと低用量ピルが過多月経、子宮内膜症などの治療に使われる場合は、保険が適用されます。
避妊、月経移動が目的である場合は保険の適用はありません。
中用量ピルと低用量ピル以外にどんなピルがありますか?
中用量ピルと低用量ピル以外にも、数種類のピルがあります。
超低用量ピル | 低用量ピル | 中用量ピル | アフターピル |
---|---|---|---|
エストロゲン含有量0.03㎎以下 | エストロゲン含有量0.05㎎以下 | エストロゲン配合量0.05㎎以上 | エストロゲン含有なし |
PMSの改善 月経痛の改善 ニキビの改善 |
避妊 PMSの改善 月経痛の改善 ニキビの改善 |
月経移動 | 緊急避妊 |
自身の症状や期待する効果に合わせて、ピルを選択しましょう。
有名なピル製剤の種類を教えてください!
現在、国内で処方される主なピルを一覧表にしていますので参考にしてください。
黄体ホルモンの種類 | 薬剤 | 特徴 |
---|---|---|
ノルエチステロン
第一世代 1相性・3相性 低用量ピル/超低用量ピル |
・ルナベル(1相性) ・フリウェル(1相性) ・シンフェーズ(3相性) |
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レボノルゲストレル
第二世代 3相性 低用量ピル |
・トリキュラー ・アンジュ ・ラベルフィーユ |
|
デソゲストレル
第三世代 1相性 低用量ピル |
・マーベロン ・ファボワール |
|
ドロスピレノン
第四世代 1相性 超低用量ピル |
・ドロエチ ・ヤーズ ・ヤーズフレックス |
|
ノルゲストレル
中容量ピル |
・プラノバール |
|
*ULD(超低用量ピル):超低用量ピル製剤は低用量ピルとほぼ同様の成分ですが、低用量ピルよりもエストロゲンが少なく、月経困難症の治療に用いられます。避妊目的には処方されません。
上記の表以外にアフターピルがあります。
国内正規品のアフターピルには、「ノルレボ」と、ジェネリック医薬品である「レボノルゲストレル」の2種類です。
また、「ella one(エラワン)」「マドンナ」は、海外製アフターピルですが、いずれも国内では未承認とされています。
参考:「低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤 ガイドライン」