仙台でピル処方ができるおすすめクリニック8選！低用量ピルの特徴や注意点も徹底解説

「仙台でピルを購入するならどこがいい？」
「ピルを買うクリニックの選びの基準は？」
「ピルはオンライン処方してもらえる？」

仙台でピルを購入しようと考えている際に、上記のようなポイントが気になるのではないでしょうか？

ピルには避妊効果だけではなく、肌荒れ・PMSの改善や疾患の予防などの効果も期待できます。

そのため、最近ではピルを利用する女性は徐々に増えていますが、処方してもらうクリニック選びの段階で悩んでいるという方も多いでしょう。

クリニックによってピルの種類や料金、オンライン処方の有無などが異なります。

そこで、この記事では仙台でピルを購入するときのおすすめなクリニックの詳細から選び方、ピルを開始する際に知っておきたいポイントを紹介します。

仙台でピルを始めたいと考えていた方は、ぜひ参考にしてくださいね。

仙台でピル処方可能なクリニックを選ぶ3つのポイント

避妊効果やPMS症状の緩和が狙えますが、自由診療のため保険適用ができません。

クリニックによって料金や種類が異なります。

仙台でピルの処方を受ける際は、以下のポイントに注目してクリニックを選択しましょう。

1. 仙台駅周辺のクリニックや産婦人科の平均相場で選ぶ
2. 低用量ピルやアフターピルの種類で選ぶ
3. 仙台駅周辺などアクセスの良いクリニックを選ぶ

それではひとつずつ解説していきます。

①仙台駅周辺のクリニックや産婦人科の平均相場で選ぶ

ピルは自由診療のため、クリニックごとに料金が異なります。

定期購入が必要な薬なので、負担にならないように平均相場を確認しておきましょう。

以下の表は仙台駅周辺にあるクリニックの平均相場をまとめたものです。

低用量ピル	アフターピル
3,152円	13,656円

クリニックごとに料金を決められるため、低用量ピルは特に差があります。

また、ピル自体の料金だけではなく、診察料や交通費を含めたトータルの料金での比較がおすすめです。

ホームページで料金を表記していない医院もあるので、受診前に確認しておきましょう。

②低用量ピルやアフターピルの種類で選ぶ

自分が利用したいピルがあるクリニックなのか、事前に確認するのは重要です。

ピルは大きく4種類に分けられ、それぞれで特徴が異なります。

ピルの種類	エストロゲン含有量	使用目的
超低用量ピル	0.03mg以下	PMS改善 月経痛改善 ニキビ改善
低用量ピル	0.05mg以下	避妊 PMS改善 月経痛改善 ニキビ改善
中用量ピル	0.05mg以上	月経移動
アフターピル	含有なし	緊急避妊

一般的に多くの人が「ピル」としてイメージするのは、低用量ピルではないでしょうか。

自分に合ったピルを服用するためにも、自分だけで決めるのではなく一度医師に相談してみてください。

③仙台駅周辺などアクセスの良いクリニックを選ぶ

ピルは基本的に長期服用するため、通いやすい場所にあるのかという点も選ぶ際のポイントです。

アクセスしにくい立地だと、再診や定期健診のときに通院が面倒になってしまう可能性があります。

自宅や最寄り駅から近いだけではなく、雨天時にも通いやすいように駅直結クリニックもおすすめです。

また、立地の良さだけではなく、負担なく通えるように診療時間もチェックしておきましょう。

忙しくてなかなか時間が作れない場合、土日祝や仕事終わりに寄れる時間まで開いているのかを確認してください。

仙台でピル処方可能なおすすめクリニック8選！

※表内の表示は全て税込

ここからは仙台でピル処方を受ける際におすすめなクリニックを8選紹介します。

ピルの料金やアクセスのしやすさなどに注目しながら、自分に合ったクリニックがあるかチェックしてください。

時間が取れず通院しにくい場合、オンライン処方についても確認しましょう。

オンライン処方が可能であれば、仕事や育児のすき間時間でピル処方を受けられます。

マドレクリニック｜美容内科メニューも受けられる

きたのはら女性クリニック｜土日の診療も月2回あり

あおば通りかずみクリニック｜悩みを相談しやすい女性院長

仙台駅前婦人科クリニック｜駅から徒歩1分の便利な立地

杜のレディースクリニック｜ゆったりした待合室でリラックス

長池産婦人科｜様々な女性特有の悩みに対応

医療法人やまとまちレディースクリニック｜気軽に相談できるかかりつけ医

いがらしレディースクリニック｜総合栄養注射やサプリもある

オンラインピル処方可能なおすすめクリニック3選！

※表内の金額は全て税込

ピルの購入を検討したときに「アクセスのいい位置にクリニックがない」「クリニックに通院する時間がない」という方には、ピルオンライン処方がおすすめです。

しかし、ピルオンライン処方はまだ馴染みがなく、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで、ここではピルのオンライン処方ができるクリニックを3選紹介します。

オンライン処方が気になる方は参考にしてくださいね。

クリニックフォア｜国内最多8種類のピルを取り扱い

DMMオンラインクリニック｜継続しやすいリーズナブルな価格

おうちでクリニック｜医療スタッフの充実したサポート

低用量ピルの効果やおすすめポイント

低用量ピルの効果と言えば避妊というイメージがありますが、効果はそれだけではありません。

他にも、女性にとってうれしい効果やおすすめポイントがあります。

現在、女性特有の悩みを持っている方は、ピルを利用することで軽減を目指せる可能性もあります。

低用量ピルに関して詳しく知らない方は、最後までチェックしてください。

高い避妊効果と月経周期の調整

低用量ピルを毎日決まった時間に服用すると、ほぼ100％の確率で避妊効果が得られます。

コンドームを正しく使った避妊率が85％とされているので、より確実に避妊したい方には低用量ピルが向いています。

飲み忘れがあると避妊効果が弱まるため、忘れずに飲み続けることが重要です。

また、低用量ピルを服用することで、月経周期を1週間ほど早めたり遅らせたりする調整も可能です。

月経周期の調整に関しては、中用量ピルで移動させる方法もあるので気になる場合は医師に相談してみましょう。

月経前症候群（PMS）の症状や月経痛の緩和

月経の3～10日前から始まる、月経前症候群や月経痛緩和のための服用もおすすめです。

PMSは月経前にエストロゲンとプロゲステロンが急激に低下することで起こるとされています。

低用量ピルを服用することで排卵が止まるため、PMSによる症状を抑えられます。

また、月経痛の原因とされている発痛物質プロスタグランジンを抑制する効果があり、月経痛の緩和も可能です。

さらに、低用量ピルには子宮内膜を薄く保つ働きもあり、月経量が減る＝月経痛の緩和といった効果もあります。

月経不順や子宮内膜症の治療に効果

「生理の周期にばらつきがある」と悩んでいる方が低用量ピルを服用すると、月経不順の改善ができます。

不安定だったホルモンバランスを低用量ピルで整えることで、服用をやめた後でも安定した月経周期が期待できます。

子宮外で増殖した内膜も薄く保つため、子宮内膜症の治療も可能です。

月経困難症には保険適用となる薬もあります。

月経不順や子宮内膜症は不妊の原因になり得るため、悩んでいる方は一度クリニックで相談しましょう。

参考：「経口避妊薬（ＯＣ）の有効性についてのとりまとめ」厚生労働省
参考：「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」日本産科婦人科学会編

低用量ピルのリスクや注意点！

低用量ピルには女性にとってうれしい効果やメリットがありますが、知っておきたいリスク・注意点もあります。

低用量ピルは長期間継続利用することが多いため、デメリットを事前に知ることは大切です。

そこで、ここでは低用量ピルを利用する前に知っておきたいリスクや注意点についてひとつずつ解説していくので、参考にしてくださいね。

毎日同じ時間に服用する必要がある

低用量ピルは毎日決まった時間に服用する必要があり、飲み忘れてしまうと避妊効果が低くなります。

決めた時間に飲み忘れた場合、以下のように対応しましょう。

• 1日分：翌日の服用時間前であればすぐに服用。翌日の服用時間になってから気づいた場合、2錠一緒に服用する。
• 2日分：処方を受けたクリニックに相談。

ピルの飲み忘れがあると、避妊効果が軽減した状態になってしまいます。

1週間程度はコンドームを併用して避妊しましょう。

体調が落ち着くまでは2〜3ヶ月程度かかる

低用量ピルの服用によってホルモンバランスが変わり、以下のようなマイナートラブルが起こる可能性があります。

• 吐き気
• 不正出血
• むくみ
• 下腹部痛
• 頭痛

ほとんどの場合、個人差がありますがマイナートラブルは2～3ヶ月程度で落ち着くとされています。

低用量ピルに体が慣れるまで、最低でも3ヶ月ほど様子をみながら服用してみましょう。

「3ヶ月以降も副作用の症状が変わらない」という方は、処方を受けたクリニックに相談してください。

ピルには副作用リスクがある

低用量ピルに体が慣れるまでは、むくみや吐き気など副作用が続くリスクがあります。

ピルの副作用が強い場合は、ピルと併用して緩和薬の処方を受けることも可能です。

また、血栓症のリスクが高まるとされているため、以下のような症状がある場合は、すみやかに医師の診断を受けましょう。

• 激しい腹痛／頭痛
• 激しい胸痛／息苦しさ
• 激しいふくらはぎの痛み／むくみ／赤み
• 舌のもつれ／失神／けいれん

リスクを減らすためにも、低用量ピルの服用中は1年に1回の血液検査や子宮頸がん検診を受けましょう。

参考：「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」日本産科婦人科学会編
参考：「血栓症ガイドブック」日本血栓止血学会
参考：「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023 」日本皮膚科学会ガイドライン

ピル処方の流れを解説

実際にクリニックで診療を受ける前に、ピル処方を受ける流れを知っておきたいという方もいるでしょう。

そこで、ここではピルの服用開始までの流れをひとつずつ解説します。

安心して開始するためにもチェックしてください。

直接クリニックに来院する

まずは直接クリニックに行って、ピルの処方を受ける際の流れです。

1. 診察希望日時を予約する
2. 予約した日時に遅れず来院
3. 医師による診療を受ける
4. 決済終了後ピルを受け取り服用開始

それでは、ひとつずつ確認しましょう。

①診察希望日時を予約する

利用したいクリニックが決まったら、診察の希望日時を予約しましょう。

クリニックによって電話やWebなど、方法が異なるので自分に合った方法で予約してください。

事前問診票などがホームページにあるクリニックもあるので、確認して回答しましょう。

②予約した日時に遅れず来院

予約日時になったら遅れずに来院します。

来院してから問診票を書くクリニックもあるので、事前問診票がない場合は、予約した時間より少し早く到着しておくことをおすすめします。

予約時間から大幅に遅れる場合、キャンセルとなる医院もあるため注意してください。

③医師による診療を受ける

続いては医師による診療を受けます。

このときに悩みをきちんと伝えるためにも、事前に言いたいことをまとめておきましょう。

医師からは主に以下のポイントを聞かれます。

• 服用中の薬やサプリ
• 妊娠しているか
• 喫煙の有無

デリケートな質問をされる可能性もあるので、男性医師に抵抗がある方は女性医師が選択できるクリニックにしましょう。

④決済終了後ピルを受け取り服用開始

決済をしてピルを受け取った後、服用が始まります。

料金の支払い方法は現金のみやクレジットカード、電子マネーが使えるなど、クリニックによって異なります。

会計時に支払いができないとならないように、支払い方法は事前に確認しておくといいでしょう。

オンラインでピルの処方を受ける場合の流れ

続いては、ピルをオンライン処方で受ける際の流れを紹介します。

1. WEBで予約し事前問診票に回答
2. ビデオ通話か電話で医師による診療を受ける
3. ピルの処方を受け料金を支払う
4. 薬が自宅に届いたら服用開始

「間違えてピルが届かない」とならないためにも確認しましょう。

①WEBで予約し事前問診票に回答

オンライン処方の場合、WEB上で診療の希望日時を予約します。

専用アプリを用いて、予約するクリニックもあります。

基本的にカレンダーから日にちを選択し、空いている枠を選択すると予約完了です。

予約完了後は、事前問診票に回答しておきます。

②ビデオ通話か電話で医師による診療を受ける

予約した希望日時になったら、ビデオ通話か電話で実際に医師の診療を受けます。

クリニックへ直接行く場合と同様に、医師に聞いておきたいことを診療までにまとめておきましょう。

診療をスムーズに進めるためにも、電波状況の確認をあらかじめしておくといいでしょう。

③ピルの処方を受け料金を支払う

医師の診療が終わったら決済を行います。

オンライン処方で利用できる支払い方法は以下の通りです。

• クレジットカード
• コンビニ払い
• デビットカード
• プリペイドカード

クリニックによって支払い方法は異なるので、クリニック選びの際に確認してください。

④薬が自宅に届いたら服用開始

決済のタイミングによっては、当日発送＆翌日到着のクリニックもあります。

ピルが到着したら、月経のタイミングに合わせて服用を開始します。

服用後に副作用が現れた場合、オンライン処方を受けたクリニックに相談しましょう。

血栓症の疑いがある場合や対面で相談したい場合、お近くの医院で受診してください。

低用量ピルについてよくある質問を紹介

ここからは以下のような、低用量ピルを使用する際に多くの方が悩むポイントについて解説します。

• ピルを使うと太りますか？
• ピルは将来の妊娠に影響がありますか？
• ピルはニキビに効果ありますか？
• ピルは産婦人科でもらえますか？
• アフターピルは未成年には処方してもらえませんか？

ひとつずつ確認してピルに対する不安を解消しましょう。

ピルを使うと太りますか？

低用量ピルは太るといった噂がありますが、ピルを飲んでいるから太るということは基本的にありません。

ピルに含まれる黄体ホルモンの副作用であるむくみが、ピル＝太るという噂の原因だと考えられます。

ただし、ホルモンバランスが整うことによって体調がよくなり、食欲が増して食べ過ぎる方もいます。

ピルは将来の妊娠に影響がありますか？

基本的にピルの服用が将来の妊娠に悪影響を与えるということはありません。

むしろ不妊の原因とされている子宮内膜症を治療し、子宮の状態を整えることで妊娠の準備ができるとも考えられます。

ピルの影響で「将来妊娠しにくくなる」ということはないので安心してください。

ピルはニキビに効果ありますか？

ピルの服用により、肌荒れの改善が狙えます。

月経中の肌荒れはホルモンバランスの乱れが原因です。

ピルを服用することによって、ホルモンバランスが整うので肌荒れの改善が期待できます。

服用開始直後は一時的に肌荒れが起きる可能性がありますが、次第に落ち着くので様子を見ましょう。

ピルとニキビの関連性については別の記事で詳しく解説しています。

ピルは産婦人科でもらえますか？

一般的にピルは産婦人科で処方してもらえます。

直接クリニックに行く場合もオンライン処方の場合も、初診時には必ず医師による問診が必要です。

ドラッグストアなど市販で販売されていない薬なので、産婦人科や婦人科などの医療機関で処方してもらいましょう。

ピルはどの科で処方してもらえますか？

ピルを処方してもらえるのは産婦人科だけではありません。

基本的には内科などでも処方してもらえます。

ただし、ピルを安全に長期間利用し続けるためには、定期的な性感染症や子宮頸がんの検診が必要です。

そのため、産婦人科で受診した方がスムーズです。

アフターピルは未成年には処方してもらえませんか？

基本的に、アフターピルは未成年でも服用が可能です。

ピルは月経が始まった女性であれば服用に問題がないとされているからです。

医師の診察は必要ですが、保護者の同席や同意書が不要なクリニックもありますので、事前に確認してください。

ただし、アフターピルの避妊効果は服用が遅れるほどほど低下します。

どうしても妊娠を避けたい場合は、速やかにクリニックを受診し、医師に相談してください。

参考：「産婦人科診療ガイドライン―婦人科外来編2020」　公益社団法人 日本産科婦人科学会
参考：「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」日本産科婦人科学会編
参考：「経口避妊薬服用後妊娠による心身障害児の防止対策に関する研究」国立保健医療科学院